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平成26年度 授業改善プラン( 英 語 )
項 目
内
容
【 全学年共通 】
教科指導をとおして
①
英語学習を通して、自国・他国の言語や文化に関心をもってその理解を努め、そこから協調性、学習意欲を高
める生徒
育てたい生徒像
②
コミュニケーション能力の基礎を身に付け、積極的にコミュニケーションを図り、自己表現を行う生徒
1学年→意欲的、積極的な生徒が多いが、集中力に欠け提出物への意識が低い生徒も若干いる。
生徒の実態
2学年→全体的に落ち着いて授業に取り組むが、積極的な生徒と意欲の低い生徒がいて、取り組みの格差が大きい。
3学年→全体的に落ち着いて意欲的に授業に取り組むが、忘れ物や提出物への意識が低い生徒が若干いる。
1学年→ほとんどの生徒が授業を落ち着いて受けることができる。発言を毎時 1 回以上は行おうとする生徒が多い。
学習面での良い点
2学年→授業中は概ね言語活動にスムーズに取り組むことができ、小テストで高得点をとろうとする生徒が多い。
3学年→授業中は静かに英語や説明を聞くことができ、発言やアクティビティでは積極的に活動している。小テス
ト等にも努力している。
1学年→丁寧にノートに書く、プリントを整理する、といった作業が苦手な生徒が男子に多い。授業中、集中が続
かない生徒も見られる。
2学年→習熟度の個人差が次第に開いている。1年の学習内容が定着していない生徒がおり、家庭学習が定着して
学習面での課題
いない場合が多い。単語を覚えるだけでなく表現力につながる基礎学力を身に付けさせる必要がある。
3学年→単語を書くことや、文法の基本は理解できても、英作文や長文読解など、既習事項を運用する場面で自信
のない生徒や運用できない生徒が多い。1,2年の内容が積みあがっていない生徒も見受けられる。
1学年→家庭学習の習慣を付けるために宿題やプリントを工夫する。適宜小テストを行い、単語力の強化、内容理
解の定着を図る。英語が苦手な生徒も楽しく授業に参加できるように授業内容を工夫する。
授業アンケート結果
を考察して
2学年→小テスト等で基礎学力を付けたいと感じている生徒が多い。到達度に関しては個人差があるが、授業中の
活動を少しずつステップアップし、力のある生徒も飽きないような授業展開を考える。
3学年→小テストを多く実施する。英作文・長文読解の演習を増やし、会話の機会もさらに増やしていく。補習教
室などで基礎定着のフォローをしていく。
1学年→・ペアワークやスピーチテストを通して、英語の発話量を増加させる活動を行う。
・授業での教師の英語による指示、発話量を増やし、英語のリスニングの量を増加させる。
・飽きることなく、読む、書く、聞く、話すなどの活動を生徒が行うことができるよう、ゲーム的な活動
を取り入れる。
・毎回小さな宿題を出し、プリントには自主学習の内容を盛り込み、家庭で学習できる内容を与える。
2学年→・ゲーム的な教材を利用して生徒の意欲を喚起する授業の導入・展開を工夫する。
具体的な授業改善策
・学習内容の定着を図るため、小テスト(単語・基本文)を引き続き定期的に行う。
・表現力向上のため会話活動やスピーチ活動、および書く活動を多く取り入れる。
3学年→・引き続きゲーム的な教材を利用して生徒の意欲を喚起する授業の導入・展開を工夫する。
・学習内容の定着を図るため、小テスト(単語・教科書内容・基本文)を頻繁に行う。
・既習表現を使う学習を繰り返し取り入れ、コミュニケーション活動に生かす。
・長文読解の練習になるような活動を取り入れる。
【 全学年共通 】
生徒は全体的に意欲的に楽しく言語活動に取り組んでいる。発音練習や読みの練習でよく声を出すが、繰り返すこ
平成26年度
とはできても、自分で基本文を利用してオリジナルの英文を作るということができない点が課題である。辞書を使
授業改善プランの検証と次年度
わせたり、基本文から少しずつ変化させて自分の文を作ったりという活動を取り入れる必要がある。また基礎学力
への課題
を少しでも引き上げる目的で行った小テストだが、基礎学力の格差を逆に広げる結果となってしまった。しかし数
多く行っているうちに、最初は意欲のあまりなかった生徒が、少しずつ意欲的に取り組み点数を上げてきてきてお
り、成果を挙げたと思えるので、今後も続けて生きたい。