平成27年度会津高校進路関係行事詳細(各行事ごとの目的等について) 理化学研究所研修(4月) 対象:2~3学年理系生徒から希望者40名程度 時期:4月中旬の日曜日 場所:理化学研究所(和光) 内容・目的 日本で唯一の自然科学の総合研究所である理化学研究所の施設見学を行い、物理・生物・工学・医科学などの 研究者から最新の研究成果を学ぶことで、低学年からの理数分野への意欲・関心を高め、学びの意欲を喚起す る。また、3学年生徒にとっては、学問研究や社会貢献の在り方を実体験することで、知的好奇心を大学での学 びにつながるよう指導する。本取組は、日常的な進路学習や活動によって得られた興味関心を、更に深めるた めのものであり、進路意識の高揚と目標を持った勉学に通ずる事を目的とする。当施設における研究内容の事 前研究に加え、最先端の施設での実習や課題研究を体験することにより、基礎研究の重要性や継続的研究の 必要性を実感させたい。学問研究における高大接続を念頭に置きつつ、研究者との直接的な交流を通してより 確実な論理的思考力とコミュニケーション能力の涵養に資する機会とする。 大学・学部を知る会(6月) 対象:1学年 時期:6月の土曜日 講師:本校卒業の大学3~4年生または大学院生 7名(文系3名 理系4名) 内容・目的:本校卒業生の大学での学習・生活の様子や大学受験の体験談等を聞く。講師は、文系理系様々な 分野の専門領域に入った学部生または大学院生とし、生徒ひとりひとりが、自分の進学についての 明確なイメージを持ち、大学・学部についての興味関心をより広く強く持てるようにする。 職業観育成講話(6月) 対象:2学年 時期:6月 内容・目的:進学の前提となる職業観を育成する活動の一環として地元企業関係者や自営業者を招き、生徒の 視野を広げるとともに、社会人としての在り方について考えさせる。将来の自己の姿を想起し社会に どのように貢献するかを考えさせ、本格的な受験勉強を迎えるにあたっての学習意欲の向上と意義の 理解を図る。 合格体験を聞く会(6月) 対象:3学年 時期:6月の土曜日 講師:本校卒業で現役で合格した大学1年生 7名程度(文系3名 理系4名) 内容・目的:上記講師を招き、受験期の悩みや合格までの過程、大学での生活等を直接話してもらい、受験勉強 への意欲を喚起する。大部分の生徒が部活動を引退し、自分の生活を大きく改善しようとする時期に、 合格を勝ち取った卒業生の具体的な学習法や生活スタイルに関する講話を聞くことは、進路意識の 高揚と主体的姿勢の確立にきわめて有意義である。 保護者進路学習会(7月) 対象:全学年保護者 時期:平成27年7月11日(土) 場所:会津若松ワシントンホテル 内容:第1部 全体会・・・・講師を招いての全体講演会 第2部 3分科会形式学習会 目的 生徒のよりよい進路選択と進路希望の実現に向けて、保護者の意識啓発や入試情報の共有を図る。第1部を 全学年保護者対象の講演とし、第2部を分科会形式学習会とする。今年度の第1部の講演会では、予備校の 講師を招き大学入試の現状に関する話しをしていただく予定である。生徒の大学受験や将来の社会貢献に 向けて、保護者と教員が一体となって指導にあたる契機とする。 会津大学講座(10月) 対象:1学年 時期:10月の土曜日 場所:会津大学 講師:会津大学、福島大学、福島県立医科大学、新潟大学、東北大学等の大学教員 8名程度 内容・目的:大学教員によるさまざまな学問分野の講義を聴き、また、会津大学を会場とすることによリ、学問研究 への興味関心と進路意欲を高める。 また、学問分野の概要を知り探究心を育むことで、ホームルーム での進路指導や、総合的な学習の時間や各教科への関心・意欲を高め、具体的な進路目標設定と達 成のための意欲の向上を期する。生徒は、関心のある講座を二つ受講できるようにし、学ぶ機会を増 やすようにする。大学教員には、学問研究分野の概要と共に、所属大学及び学部の内容についても簡 潔に説明してもらう。 1 研究の世界を知る(10月) 対象:2学年 時期:10月の土曜日 場所:会津大学 講師:会津大学、福島大学、福島県立医科大学、新潟大学、東北大学等の大学教員 8名程度 内容・目的: 1学年次の「会津大学講座」を発展させて、より専門的な内容の講義や演習を実施する。文系・理系 それぞれ4講座程度を設定し、事前研究を通して選択させ、講義や演習による考察によって生徒の 進路意識をさらに高めさせる。さらに、3学年次の科目決定の前の時期であり、受験学部を決めてい くための判断材料として役立てる。この講座を踏まえて学部や選択科目を決め、「志望理由書」作成 など、総学やHRでの進路学習と進路意識の高揚につなげていく。 2学年保護者を交えた進路学習会(10月) 対象:2学年生徒・保護者 時期:10月 内容・目的:大学生に求められる能力や人間性について深く理解できる講演会を提供することで、生徒と保護者 双方における日々の生活の在り方を向上させる意欲の喚起を図る。 予備校講師による特別講座(3月) 対象:1学年 40名程度 2学年 文系・理系それぞれ40名程度 時期:3月下旬 内容・目的:各学年の教科指導を礎に、上位層対象に、受験を意識した更に高い学力を養成する機会とする。また、 県内高校の教員に「予備校講師による講座」および並行開講の「本校教員による補習講座」を公開する とともに研究協議会を実施し、教員間の教科指導研究の場とする。 講師:一橋学院講師 国語、数学、英語 計3名 長期休業補習(7~8月および12月) 対象: 全学年全生徒 目的: 通常の授業では十分に指導できない、発展的な内容の問題演習や特定の分野に特化した連続指導を 行い、基礎学力の定着と学習習慣の確立はもとより実践力の育成を図る。 ①夏季補習 時期:7月下旬・・・・3学年の理科、地歴・公民 1、2学年の英数国 8月上旬・・・・3学年の英数国 ②冬季補習 時期:12月下旬 3学年の理科、地歴・公民 1、2学年の英数国 3学年校内模試(6月・8月・11月) 対象:3学年 時期:第1回校内模試(6月中旬) 第2回校内模試(8月下旬) 第3回校内模試(11月) 内容・目的:第1回,第2回,第3回とも、過去の大学個別試験(二次試験)を分析し、各教科の二次試験対応の学力 の程度を判定できる記述式の問題を作成する。校内模試実施要項については概ね2ヶ月前に、進路 指導部が提示し、その後各教科で数回以上の問題検討会を実施し、生徒の学力の本質を確認できる ような作問をする。年間3回の校内模試実施により、生徒自身がそれぞれの時期における個々の力を 把握 し、大学入試に向け目標を明確化させることを目指したい。 「会津高校進路だより」発行(通年) 対象:全学年生徒・保護者 時期:隔月発行予定 内容・目的:生徒・保護者に必要な情報を提供し、生徒と学校に加えて、家庭と学校とが情報の共有を図り、 進路意識の高揚を促す。また、同時に学校ホームページにも掲載する。 各種模擬試験(通年) 対象:全学年生徒 目的:自分の学力が全国ではどのようなレベルか確認し、学習法の改善を図る。併せて、受験校を考える上での 資料として利用する。 その他 ・オープンキャンパス(7月下旬~8月上旬 対象:1・2年生徒) 東大、東北大、新潟大のオープンキャンパスに、希望者を募って参加する。 東北大学は2年生の希望者が参加し、新潟大学と東京大学は1~2年生の希望者が参加する。大学では どんな研究が行われているのか、大学生や大学院生から具体的な内容を聴き、自分の興味や関心に引き つけて考える機会とし、進路意識の高揚を図る。 ・OB講演会 社会の第一線で活躍する本校0Bの講演。進路意識の高揚を図り、自己実現につなげる一助とする。 ・国公立大学二次対策講座(2月~3月上旬 対象:3学年生徒) 個別試験(私大も含む)対策として、自宅学習期間に入った3年生に、講座による授業・個別指導を展開する。 2
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