2005年以来、高崎ペットワールド専門学校の校名で親しまれてきました本校は、 中央動物看護専門学校に校名を変更します。 動物の「健康」をささえる使命 最新の全国調査によれば、大好きな伴侶動物と一日でも長くしあわせに暮らしたいと願う飼い主さん のほとんどが、日常ケアのなかで「健康維持」を最優先に考えていることが判りました。動物は体も心 も健康であってはじめて飼い主と QOL(質の高い生活)を送ることができるのです。この飼い主さんの 最大関心事にダイレクトに応える獣医療サービスをささえるスタッフの育成― これこそが本校の使命 です。 飼い主さんの目線で、深く、広く動物のケアにかかわる 高度情報化時代に生きる飼い主さんは、一緒に暮らす動物たちのケアについてますます詳しくなって います。また室内飼育も増えたおかげで日常のちょっとした異変にもすぐに気づく観察力ももっていま す。そうした飼い主さんから寄せられる様々なニーズに応えられるように、本校では質の高い専門教育 を実践します。 しかし伴侶動物の健康は動物病院での診療だけで維持できるものではありません。家庭での日常ケア が占める割合は意外と高いのです。日頃のブラッシングやしつけを行うのは飼い主さんです。そうした 飼い主さんとのコミュニケーションのなかで、 「健康維持」についての知識・技術は大いに力を発揮しま す。皮膚疾患が起こるメカニズムを知っていればこそできるアドバイスがありますし、心の健康をふま えたストレスのかからないアプローチをふまえればこそ、飼い主と良好な関係を築ける、家庭犬の有効 なしつけ方があるのです。 このように看護と健康維持についての心得があるために動物病院をはじめとする多くの職場で、深く、 広く伴侶動物のケアに関わることができる人材。つまり飼い主さんから絶大な信頼を寄せられる人材を 本校は「看護のスペシャリスト」と称し、世の中に今後、輩出してゆきたいと考えています Yes, we CAN! 以上で説明した質の高い動物専門職教育を提供するために、より充実した学習環境を確保する必要が 出てきました。そのために本校はキャンパスを高崎から中央カレッジグループの本部のある前橋に移転 します。それに伴い校名の一部を高崎から「中央」に変更します。したがって英語の表記は Chuo Animal Nursing College、頭文字をならべると CAN になります。 CAN は単なる校名の略称ではありません。そこには、夢の実現に向けて努力する学生が、「やればで きる」と、自分自身の可能性を確信する場であってほしいとの願いが込められているのです。学生一人 一人の潜在能力を引き出すアシストを CAN はスタッフ一同、一丸となってさせていただきます。 副校長 下田尾 誠
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