AVICO 東京都港区赤坂 8-13-23 菱興赤坂マンション 204 号 〒107-0052 Ryoko Akasaka Mansion #204, 8-13-23 Akasaka, Minato-ku, 107-0052 TOKYO JAPAN Tel. 03-5771-7223 fax. 03-5771-7138 カステッロ・デル・トレッビオ カステッロ・デル・トレッビオは、1184 年にパッツィ家によって建てられた。67 ヘクタールのブドウ畑と、およそ 9000 本の オリーブの樹、そして自然の森に囲まれている。この城は、1478 年、パッツィ家がメディチ兄弟の暗殺を企てた場所で もある。その後、メディチ家の手に渡り、城砦からフィエゾーレ司教の別荘へと変えられた。現在のオーナーは、1968 年 にこのエステートを購入し、建築に配慮しながら修復し、ワイナリー、また住居として使用している。 ヴィニヤード・マネージメント及びワイン・メーカー:ステファノ・カサデイ / コンサルタント:ルカ・ダットーマ 【キャンティ(DOCG)】 真のキャンティのキャラクターを持った、シンプルで飲みやすく、広範囲の食事に合わせられるワインを念頭に造られた。 充分に熟して豊かなフレーバーを持った果実のみ選択して、20,000L のスティールタンク内で約 1 日冷やされ、その後、 繊細でフルーティなアロマとフレッシュさを残すようにコントロールしながらの発酵に移る。かもし期間は短く、約 5 日間。 ワインは、フレーバーを最大限に残すため、瓶詰めされるまでスティールタンクに入れておく。春にマロラクティック発酵 を終え、フィルターをかけてボトリングされる。 品種:サンジョヴェーゼ 95% カナイオロ 5% 年間生産量:750ml x 180,000btl / 1500ml x 50,000btl テイスティング・コメント: 紫がかったルビーレッドで、果実が充分に熟していたことが見て取れる。ラズベリーのようなフレッシュな香りがもぎたて の果実のアロマを想わせる。口当たりは柔らかく、しっかりとした酸味を感じる。 【キャンティ・ルフィーナ・リゼルヴァ ”ラストリカート”(DOCG)】 最良品質のブドウのみ使用。果皮まで完全な状態で収穫できるよう、手摘みで選択しながら収穫。発酵は容量 10,000L のスティールタンク内で行う。かもしは約 8 日間。マロラクティック発酵は木樽で 12 月までに完了。まず 2 年目 のバリックで 14 ヶ月、その後伝統的な 2,000L 容量の大樽で 20 ヶ月熟成。ボトリング前に軽くフィルターをかける。 品種:サンジョヴェーゼ 100% 年間生産量:750ml x 28,000btl / 1500ml x 600btl テイスティング・コメント: 色調は濃い赤。熟した果実、チェリー、スパイスのアロマがある。口に含むと、骨格のしっかりとした、リッチなタンニンを 感じ、バランスのよい酸味と相まって、長く余韻として残る。キャンティ・ルフィーナ地区が、世界のなかでもトップクラス の生産地の一つであることを証明するようなキャラクター。今から楽しめるが、熟成させることにより、更にバランスが良く なる。 AVICO 東京都港区赤坂 8-13-23 菱興赤坂マンション 204 号 〒107-0052 Ryoko Akasaka Mansion #204, 8-13-23 Akasaka, Minato-ku, 107-0052 TOKYO JAPAN Tel. 03-5771-7223 fax. 03-5771-7138 【パッツェスコ(IGT TOSCANA)】 3 つの高貴なブドウ品種、サンジョヴェーゼ、シラー、メルロをベースに、地域のキャラクターを失うことなく、インターナ ショナルに受け入れられるワインを目指して生み出されたワイン。 メルロとシラーの畑はキャンティ・ルフィーナ地区、サンジョヴェーゼの畑はコッリ・フィオレンティーニ・キャンティ地区。 すべて手摘みで選別しながら収穫。それぞれのブドウは、800kgの小さなワゴンで運ばれる。これによって、管理下で 発酵が始まるまで、ブドウの健全な状態を損なわない。除梗後、5,000L 容量のスティール・タンクに入れられ、最初の 36 時間に低温でかもしを行う。次に30℃以下の温度管理下で発酵させる。そして約 15 日間、2 回目のかもしを行うと 同時に、マロラクティック発酵も済ませる。その後、新しいバリックで 16 ヶ月間熟成させ、品種のブレンドを決める。 品種:サンジョヴェーゼ 50% メルロ 35% シラー15% 年間生産量:750ml x 11,000btl / 1500ml x 1,000btl テイスティング・コメント: 深みのある紫がかった濃い赤。力強く持続性がありフルーティなサンジョヴェーゼのアロマが、シラーの胡椒を想わせ るアロマによって引き立てられ、バリックに由来するバルサミックな香りとコンビネーションを織り成す。口当たりは、 ふくよかで、非常に複雑味と持続性がある。タンニンの骨格はパワフルでありながら、繊細。熟成させることによって、更 に柔らかくフルボディのワインに仕上がっていく。
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