文京区立第九中学校 校長室通信 「文京九中 ここにあり」 平成27年度 第6号 文京区立第九中学校 校長 小 椋 孝 平成27年9月2日発行 ■ TEL 03-3821-7178 ■ FAX 03-5685-4955 ■ H P http://www.bunkyo-tky.ed.jp/daikyu-jh/ 「充実の2学期」を目指して ~ それぞれが頑張り そして みんなで頑張る ~ 2学期がスタートしました。久し振りの学校生活ですが、昨日の始業式、防災訓練でもきちんとした態度で臨 み、充実した夏季休業日を過ごしていたことがうかがえました。ご家庭や地域の皆様のご協力に心から感謝申し 上げます。 1年間で最も長い2学期を充実したものにするということは、今年1年間の充実につながります。ただ「頑張 ろう」とするだけでなく「○○を頑張る」というように、明確で具体的な目標をもって努力することが大切で す。9月中旬に1年生は八ヶ岳移動教室、2年生は職場体験学習、そして3年生は10月初旬に修学旅行があり ます。それぞれが頑張り、みんなが協力して頑張ることによって学級・学年の信頼や団結が生まれます。ぜひそ の力を、10月末に予定されている学習発表会で結集し、学校全体で素晴らしい力を発揮して新たな伝統の1 ページを切り拓いていってほしいと願っています。 目指す学校像 生徒も保護者も「通ってよかった」と実感できる学校を目指して 目指す生徒像(中・長期的目標) 「自主・自律」から「自主・自立」そして「自主・創造」へと 互いに認め、支え合い、高め合うことのできる「かけがえのない仲間づくり」 「電子黒板」を設置 ~ 生徒にとってより分かりやすい授業づくりを目指します ~ 夏季休業日に、学校の施設改修が行われました。外壁・サッシの工事については、9月末を目途に行われてい ますので、校舎の外観はまだ足場と防護網がついていますが、完了すれば外装は雨漏りのしない綺麗な塗装の校 舎になります。また、普通教室9教室と少人数指導が行われる多目的室2教室に電子黒板が設置されました。電 子黒板には様々な活用方法があり、何より視覚的な利便性が高まることにより、生徒にとって分かりやすい授業 づくりが期待できます。 夏季休業日中に校長以下教員全員が電子黒板の活用研修会に参加するととも に、校内でも研修会を幾度か開催し、活用方法の習得に努めていますが、機器 の設置が終了したのが8月下旬で、実際に電子黒板を稼働させる時間もあまり なく、これから実際に授業を進めながらより良い活用方法を模索していくこと になります。また、機器の方も順調に稼働するか未知数の部分もあり、トラブ ル対応も考えなくてはなりません。電子黒板の活用が順調に軌道に乗るまで少 々時間がかかるかもしれませんが、教職員全員でこの素晴らしい機器を存分に 活用し、子どもたちの学力向上に役立てていきたいと考えています。 保護者の皆様には、ぜひ土曜授業公開の機会等を利用して、実際に電子黒板 を活用した授業をご覧いただきたいと存じます。 <お知らせ> 本年度も東京大学から調査の協力依頼がありました。本校では「東大生による学習会」の講師等、日頃から格段のご 協力をいただいていることから、調査に協力することにしました。今年は、中学生の意識調査ということで保護者対象 のものはございません。無記名式の調査で、概ね20分程度で終了しますので学活の時間等で実施します。何とぞよろ しくお願い申し上げます。 文京区立第九中学校 校長室通信 「文京九中 ここにあり」 平成27年度第6号(平成27年9月2日発行) P.2 オリンピック・パラリンピック教育推進校としての取組 平成27年度東京都教育委員会「夢・未来」プロジェクト 9月12日(土) 本校にアテネ・北京オリンピック出場 女子バレーボール元日本代表 杉山祥子さんが来校します! 東京都教育委員会では、オリンピックをはじめとしたスポーツのもつ 価値やよさを生かした教育を推進するため「オリンピック・パラリンピ ック教育推進校」を指定しており、昨年度に引き続き本校がその指定を 受けています。 この取組の一環として「夢・未来」プロジェクトと称してオリンピッ クやパラリンピック大会に出場したアスリートを学校に派遣し、児童・ 生徒との直接的な交流の機会を設け、アスリートの生き方や考え方に直 接触れることによって、夢に向かって努力したり、困難に立ち向かおう としたりする意欲を培う事業を実施しています。 昨年度は「一日校長先生」として女子体操競技で2008北京大会、 2012ロンドン大会に出場した新竹優子さんが来校し授業交流と講演 等を行いましたが、本年度も本校がこの「夢・未来」プロジェクト実施 校として選出され、9月12日(土)土曜授業公開の日に、女子バレー ボール日本代表選手として2004アテネ大会、2008北京大会に出 場した杉山祥子(すぎやま さちこ)さんが来校します。 当日は、2校時に3年女子全員を対象としたバレーボールの授業で実 技指導を行うとともに、3校時は全校生徒を対象に女子バレーボール部 員とのデモンストレーション及び講演会を実施する予定です。長く第一 線で活躍した杉山さんから、バレーボールやオリンピックに賭けた思い をはじめとして、貴重な体験談をうかがう予定です。保護者、地域の皆 女子バレーボール元日本代表 杉山 祥子 さん 様方もどうぞご参加ください。 ■ 9月12日(土)[会場/本校体育館] 9時40分 3年女子との交流授業における実技指導 10時40分 デモンストレーション及び講演会 < 杉山 祥子 さん 略歴 > 父は東レ九鱗会の元選手、母は高校時代に国体出場経験をもつというバレーボール一家の次女として生 まれ、小学校5年生の時にバレーボールを始める。静岡県富士見高校2年生時に春高バレー出場。1997 年、全日本ジュニアのメンバーに選ばれ、世界ジュニア選手権に出場した。 1998年、NECレッドロケッツに入団。第5回Vリーグのユニチカ・フェニックス戦でデビューし、同 リーグの新人賞に輝いた。第6回Vリーグでは全勝優勝を果たす。 2000年、全日本代表初選出。全日本の最年少メンバーとして、同年シドニーオリンピック世界最終予選 に出場した。 2004年、アテネオリンピック出場。2006年度より2008年度まで、NECの主将を務めた。2007年 9月のアジア選手権にて24年ぶりの優勝に貢献、2度目のワールドカップに出場した。 2008年、北京オリンピックに出場。2013年1月13日、V・プレミアリーグ東レ・アローズ戦に出場 し、Vリーグ歴代第1位となる329試合連続出場を達成した。
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