2014 年 10 月 コミュニティ通信 第 24 号 Information on the Oobatake 月性生誕 200 年祭に向けて ~その 2~ 月 性 の生 い立 ち ~幼 少 期 ~ 月性は文化 14(1817)年、遠崎の妙円寺に生れまし ぎ じょう た。月性の母、尾上は現在の岩国市光福寺の祇 城 に嫁 ぎましたが、既に月性を身籠っていた頃、不縁となり、 実家の妙円寺に戻って、月性を産み育てました。 月性の祖父の謙譲は学僧として知られ、叔父の覚応 (龍護)は母尾上の弟で、多くの学者や文人と親交が 深く、浄土真宗本願寺派最高位に次ぐ司教という位を 与えられていました。 月性はこのような学識経験豊富 オ ヨ ネ な人たちに囲まれ、幼い頃から訓 育するには不足もなく、また彼ら 謙 譲 の影響が大きかったことは間違い ゃぶりを発揮していました。 織 江 泰 成 呑 阿 大 敬 道 眼 覚 祇 応 城 龍 護 尾 篤 上 祐 ) 掛けて鍛えているのだと、やんち 周 邦 夢 窓 ( を強くするためにわざと喧嘩を仕 梅 野 長 長 女 男 ) 込まれていましたが、月性は仲間 次 男 ( よく門徒の親たちから苦情を持ち 三 男 ) かりするガキ大将であったらしく、 教 定 四 男 ( 勉強に一向に関心がなく、悪戯ば 次 女 ) しかしながら、 幼い頃の月性は 五 男 ( ないと思われます。 月 性 簾 子 寺内に祖父や叔父のような立派な先生のいる月性には、寺子屋などに通う 必要もありませんでしたが、本格的な勉強をするにはやはり他国の学塾で修 業することが必要であったため、遊学の旅に出かけることになりました。 参考:海原徹著『月性 人間到る処青山あり』 大畠俄まつり盛大に開催 9月14日(日)、絶好の秋日和の中で、俄まつり・俄まつり協賛行事が 盛大に開催さ れました。大畠俄まつりは、今から約 500 年前から始められたらしく、大畠瀬戸の海底 深くに在ると云われる竜神の心を和らげ家内安全・豊漁祈願を目的として、旧暦8月 23 日にご礼祭が行われてきました。 昨年は、諸事情により大人御輿の巡行ができませんでしたが、本年は復活することがで き、大人神輿と子ども御輿で「ちょうさじゃ」「しゃしゃげて」の威勢の良い掛け声に、 ふるさと大畠の俄まつりの伝統を味わうことができた1日となりました。 大人神輿の巡行 ふれあいビーチへ入水 保育所の園児たち ○ 子ども神輿 大畠地区今後の行事予定(10月12日から11月2日まで) 10/12(日)・13日(祝) 第33回大畠親善交歓少年野球大会(大畠グラウンド) 10/15(水) 第51回サザンセト大畠タイ釣り大会(大畠瀬戸一円) 10/19(日) 三世代交流運動会(大畠中学校グラウンド) 10/23(木) 大畠うずしおグラウンドゴルフ大会(大畠グラウンド) 10/25(土) 大畠中学校文化祭(大畠中体育館) 11/ 1(土)・2日(日) 大畠公民館・図書館まつり(ふれあいタウン大畠) 「文化作品展・子ども作品展」 敬老会開催 ~皆さんお元気で、お健やかに~ 9月12日(金)にふれあいタウン大畠で大畠地区(神代・大畠)、9月 20日(土)に 旧遠崎小学校体育館で遠崎地区の敬老会が開催されました。 本年の大畠・遠崎地区敬老対象者は、669名、そのうち2名の方が白寿、24名の方が米 寿をお迎えになられました。ご長寿、大変おめでとうございます。 そして、敬老功労者として大畠地区ボランティア団体「大畠うずしお会」から、勝本ト シコさん・長岡由枝さんの2名が表彰されました。お二方は 、毎月1回、一人暮らしや高 齢者世帯に、心を込めて「老人ふれあい給食」お弁当を調理・お届けしながら、ふれあい と安否確認を続けてこられました。これからも、どうぞ、よろしくお願いいたします。 ご長寿おめでとうございます 敬老功労者 ちびっ子元気太鼓 大畠中学校 勝本さんと長岡さん 参加者のみなさん 文 化 ○ 日 時 10月25日(土)9:00~15:30 ○ 場 所 大畠中学校体育館 ○ 内 容 ・生徒・保護者によるステージ発表や展示 祭 ・食事バザー(うどん・パン・むすび・ケーキセットなど) ※ 当日券があります!地域の皆様のお越しを心よりお待ちしています。 ★お問い合わせ先 大畠公民館(ふれあいタウン大畠内) ℡ 45-2226
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