准教授 小林直行 講師 二橋元紀 非常勤講師 後関慎司 テーピングの理論と実際 1.授業のねらい・概要 テーピングの理論およびテーピングを巻く際に必要な解剖学的知識および傷害の受傷メカニズムを理解し,実際のテ ーピング技術を習得する. 2.授業の進め方 テーピングの技術を習得するだけでなく,テーピングの歴史・理論,必要な解剖学的知識および傷害の受傷メカニズ ムを学びます. 3.授業計画 1. 2. ガイダンス:授業オリエンテーション,シラバス説 8. 実技テスト①足関節のテーピング 明. 9. 実技テスト②足関節のテーピング テーピング総論①:テーピングの理論を学びます. 10. 足関節の背屈制限・底屈制限のテーピング:背屈, テープの切り方の実践もします. 3. テーピング総論②:テーピングの理論を学びます. アンダーラップを巻きます 4. 足関節・足部の機能解剖:足関節・足部のテーピング を巻く際に必要な知識を学びます. 5. 6. 学びます. 11. 膝関節の機能解剖:膝関節のテーピングを巻く際 に必要な知識を学びます. 12. 膝関節のテーピング:内側側副靭帯損傷,前十字 足関節のテーピング①:足関節のテーピングの方法 靱帯損傷.靱帯損傷に対するテーピングを行いま を学びます. す. 足関節のテーピング②:足関節のテーピングの巻き 方を理解します. 7. 底屈をすると痛みがある場合に行うテーピングを 13. 肩関節,肘関節,手関節の機能解剖:上肢のテーピ ングを行う際に必要な知識を学びます. 足関節のテーピング③:セルフテーピング,足底ア ーチのテーピング,外反母趾のテーピングなども行 います. 14. 肩関節前方脱臼,肩鎖関節脱臼,肘関節内側側副 靭帯損傷,手関節捻挫:上肢の外傷に対するテー ピングを学びます. 15. まとめ 4.到達目標 各部位においてテーピングを巻く際に必要な解剖学的知識および傷害の受傷メカニズムを理解し,指導者として巻く ことができるテーピング技術を習得する. 5.準備学修に必要な時間,またはそれに準じる程度の具体的な学修内容 解剖および傷害の学習(30 分) .配布した資料を読み,必要に応じて解剖学などの予習を行ってください. 6.成績評価の方法・基準 出席および実技試験により判定します.出席日数が少ない者には実技試験の受験資格はありません.実技試験は足関 節のテーピングです.女性 5 分,男性 5 分 30 秒以内に機能的に使えるテーピングを巻くことができれば単位を認定しま す. 7.テキスト・参考文献 プリントを第 2 回目の授業の際に配布します.15 回通して使用するので無くさないようにしてください. 8.受講上の留意事項 使用するテーピングは実費となります.格安で販売しますが,1,000 円から 2,000 円程度かかります. 相手をおもいやり,1 回 1 回の講義に集中して臨んでください.また,素肌の状態でテーピングを巻きますので実技の際 はタイツ等着用を禁止します.
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