かつては日本は中国から文化を学んだため、漢字文化、儒教的道徳観

5038
5133
中国社会・文化入門Ⅰ
担当教員名
戴
智軻
授業概要
かつては日本は中国から文化を学んだため、漢字文化、儒教的道徳観、伝統行事など、あ
る面では文化に共通点がある。その一方で、中国人と日本人では、まったく異なる考え方
をする場合もある。さらに近代において戦争という歴史を経験した中国人は日本人に対す
る複雑な感情もあり、これらの事情をきちんと理解していなければ、中国人と交流する上
で大きな問題を起こすこともありうる。本講義では、中国近現代史と現代の社会事情を中
心に学ぶ。映像資料や新聞雑誌等の記事も積極的に活用し、講師と受講者、受講者同士の
討論の機会も設けるようにしたい。
到達目標
・日本の隣人としての中国とその文化を理解する。
・歴史、政治、経済、言語、宗教、社会組織に見る中国、日本文化の形成における中国文
化の影響と相互作用を理解する。
・現代中国の実像を理解する。
授業方法(展開)
この授業では講師の講義をメインとするが、随時受講者にレポートや感想文を提出しても
らい、それに基づいて議論をしながら、講師と受講者の双方向コミュニケーションを図る。
また、講師の一方的な説明だけでは、文化に対する直感的理解を深めることができないた
め、中国人留学生へのインタビューや、南京町など中国人の集住地域への自主考察などを
通し、日中文化間の相似、相違点を受講者自ら観察、発見することを期待する。
準備学習(予習・復習)の内容と分量
授業で取り上げられる話題やテーマについて自主的に資料を収集し、文献を多読することが、より深い理
解に繋がります。
関連科目・知識・スキル
成績評価
授業態度(30%)
、レポート、中間発表(20%)、期末試験(50%)
教科書・参考書など
特に必要なし。プリント等を随時配布。
履修上の注意事項
中国に関する情報を新聞、ネット、雑誌等を通して能動的に収集するのは、講義の内容を
よりよく理解するための近道です。講義をただ漠然と聴いているだけでなく、問題意識を
持ちながら、議論に積極的に参加してほしい。
授業の柱(単元)と授業スケジュール
第1講目
第2~4講目
第5~6講目
第7講目
第8~9講目
第10~11講目
第12~14講目
第15講目
中国、華人社会を理解する意義
日中交流の歴史的展開
日中民俗文化の比較
中間発表
近現代史に見る日中関係の葛藤
中国人の全体像
中国人の文化とアイデンティティ
現代中国社会へのアプローチ
(進行上、内容が多少変更になることがございます。あらかじめご了承ください。)
学生への一言
HSK 試験の成績は留学奨学金申請時の参考項目とされているから、中国留学を考えている人には、ぜひ
受験することをお勧めしたい。