「大 乗−この地はかつて〈首都〉であった−」

■■『監=二 季刊郷土誌『大阪春秋』第160号
◎「大
乗−この地はかつて〈首都〉であった−」
発 売/2015年10月1E]A4版120頁定価1000円+税【lSBN978−4−88269−821−0】
大阪市の乗、飯盛山の麓に所在する大乗の地には、旧大和川水系と寝屋川の水が集まる。水の集ま
るところはカウチ(河内、仙台、高知、ハノイなど)といわれる。大乗は河内という地域を象徴する場で
ある。そして戦国時代の1560年代、天下人三好長慶の居城となった飯盛山上の飯盛山城は政治的〈首
都〉であった。
「大乗」という地はイメージがむすびにくいといわれる。本特集は大乗の地勢が生み出した飯盛山と
深野池を舞台とする豊かな歴史と文化について整理する。
そして現在の大乗の新しい姿も自慢してみたい。
特集ラインアップ(予定・敬称略)
白日Bq田回田三好長慶と大東の今と未来
乗坂浩一(大乗市長)×天野忠幸(歴史学者)司会:浅野詠子(ジャーナリスト)
ロ総論大乗−この地はかつてく首都〉であった一
口郷土史カルタ「大乗のふるさと」とフィールドワーク詩
小林義孝(NPO法人摂河泉地域文化研究所)
金堀則夫(詩人)
□エッセイアドバルーンを見よ!
□私のだいとう自慢
浅野詠子(ジャーナリスト)
コーディネイト:井上博晶(NPO法人E.D.E.N)
□堂山古墳と五世紀の乗アジア
田中清美(大阪文化財研究所)
ロ匹儒暇の合戦と「楠公史蹟」
尾谷雅比古(河内長野市立図書館)
□飯盛山城、三好長慶とキリシタン
ロ専応寺と河内の浄土真宗
□平野屋新田会所のこれまでと未来
口大乗の地車
口野崎まいりとお染久松
中西裕樹(高槻市立しろあと歴史館)
大畑博嗣(大乗市立歴史民俗資料館)
黒田 淳(大乗市教育委員会)
溝辺悠介(大乗市立歴史民俗資料館)
石上 敏(大阪商業大学)
ロ「大乗のざき観光ステーション」オープン記念対談観舌さんと商店街田村雅子(野崎観音住職夫人)×吉村悦子(野崎参道商店街)
ロまちの近代化遺産と戦争遺跡 佐々木拓哉(大東市教育委員会)
ロ彫刻家浅野孟府のアトリエ 植松清志(大阪人間科学大学)+浅野詠子(ジャーナリスト)
ロ特別寄稿宮本輝「春の夢」に描かれた住道 ∼」R学研都市線沿線の文学∼ 土居 豊(作家)
ロウオーキンアバウトin大乗 山納 洋(大阪ガス株式会社近畿圏部都市魅力研究室長)
ロフォトコラム御領地区 北崎秀和(フォトグラファー)
□大乗と妖怪 青柳円嗣(大乗市立生涯学習センターアクロス)
□大東における都市魅力の発信 西村公江(大乗市都市魅力観光課)
□大川真一郎氏インタビュー「ふるさと住道にオペラハウスを=
聞き手:小林義孝(NPO法人摂河泉地域文化研究所)+前田肇(音楽家)
□甲子園優勝への道一大阪桐蔭高校野球部一 西谷浩一(大阪桐蔭高校野球部監督)
⑩付録 飯盛山城の縄張図十鳥轍図 解説=中井均(滋賀県立大学教授)+山本ゾンビ(山本書院グラフィックス)
○その他、大阪府立大学教授・橋爪紳也氏による「対談」や、イラストレーター・成瀬園晴氏へ
のインタビュー、ダイワボウ相談役・武藤治太氏のエッセイなど、盛りだくさん。
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