アクアリッチ搭載の RO(逆浸透)膜 試験結果

アクアリッチ搭載の RO(逆浸透)膜 試験結果
福島県原子力発電所の放射性物質の漏洩に起因し、2011 年 3 月 23 日東京都金町浄水場から、水道用水1キロあたり 210 ベクレルの放
射性ヨウ素が検出されました。 その後、アクアリッチの放射性物質の除去性能についての御問合せも増え、特にアクアリッチ搭載の RO 膜
や RO 処理水の安全性について、非常に多くの御質問が寄せられております。 現在心配される放射性ヨウ素や放射性セシウムは、水道水
に混入するという想定自体がなく、劇物に指定されているため民間企業での取り扱いが困難であり、今までのアクアリッチの除去性能データ
のなかに、放射性物質は含まれておりませんでした。
よって、放射性物質の除去性能を確認するために、本検査では、「水道水」と「RO 膜処理水」の 2 検体を、3 つの地域それぞれで採取し検
査を行いました。その結果、アクアリッチに搭載される RO 膜の放射性物質の除去能力と、RO 膜処理水の安全性を同時に確認することが出
来ました。
調査物質:放射性ヨウ素 I-131 について
採水地
東京都葛飾区
東京都荒川区
東京都江戸川区
採水日時
放射能濃度
検出下限値
除去率
(Bq/L)
(Bq/L)
(%)
水道水
38.7±4.26
9.41
RO 膜処理水
ND
7.68
水道水
58.3±4.69
8.63
RO 膜処理水
ND
8.41
水道水
41.5±4.29
9.13
RO 膜処理水
ND
8.29
試料名
3 月 25 日 16:50
≒80.1 以上
3 月 25 日 18:10
≒85.5 以上
3 月 25 日 19:00
≒80.0 以上
検査機関:株式会社 環境総合テクノス/分析受理番号 R110048~R110053
※ND は検出下限値未満であることを示します。
※放射性セシウム Cs134,Cs137 については、いずれの地域においても水道水中に検出されませんでした。
3 地域において水道水中に認められた放射性ヨウ素 I-131 が、RO 膜処理水からは検出下限値以下という検査結果となりました。
尚、水道水中のヨウ素濃度が低かったため、最大除去率 85.5%以上までの結果となりましたが、RO 膜における放射性ヨウ素に対する除
去性能と、RO 膜処理水の安全性が再確認されました。
放射性物質に対するアクアリッチの除去性能
家庭用浄水器アクアリッチは、「RO 膜」と、さらに「イオン交換樹脂フィルター」を搭載しておりますので、
上記 放射性物質を含む、水分子以外の不純物 99%以上の除去が可能です。安心してご利用ください。