第1章

第1章
1.射法八節を明記してください。
( 足踏み )、( 胴づくり )、( 弓構え )、( 打ち起こし )、( 引き分け )、( 会 )、
( 離 )、( 残心(身) )
2.上に記した射法八節の内容を簡単に説明してください。
( 足踏み )
的心と左足の親指頭と右足の拇指節とを一直線にします。両足の親指頭の間隔は自分の引
く矢の長さに同じになります。両足のつま先は外八文字に開きます。
( 胴づくり )
足踏みの上に上体を正しくのせて、弓の本弭(もとはず)を左膝頭に置き、右手は右腰骨の辺
におさめます。背骨を伸ばし、うなじを立てて、体を柔らかくして、呼吸を整えて、気持ちをお
へそ3センチ下付近に納めるようにします。
( 弓構え )
取り懸け、手の内、物見のみっつの動作が含まれています。「取り懸け」は懸けの親指の弽帽子
についている懸け溝に弦を当てて、人差し指の第一関節が矢はずに当たる程度の位置に拳を持
っていきます。「手の内」は中指以下三指をぴったりつけて、その第三関節を弓の内竹の右角にあ
てて、弓を軽く握ります。「物見」は弓を引く姿勢に狂いを起こさないように正しく顔を的に向けるこ
とです。
( 打ち起こし )
打ち起こしには正面打ち起こしと斜面打ち起こしがあります。正面打ち起こしは弓構えの位置
から両拳を同じ高さにして弓を持ち上げます。
( 引き分け )
打ち起こした弓を左右に引き分ける動作です。現代弓道では間に大三という動作がありま
す。左手で弓を圧し開き、右手はその弓弦の力で腕関節の所で左方へ降り曲がり、矢束の三
分の位置ぐらい弓が引きひらかれます。やや、間をとって左手は人差し指と親指との間で弓
の握りを押すとともに右手は肘の力でひっぱり、左右対称に残り三分の二を引き分けます。
( 会 )
仏教用語の会者定離(えしゃじょうり「あうものはかならずはなれる意味、会うは短く、離れは
長い」)から転用された言葉です。この会が充実したとき、離れが生じます。
( 離 )
会の結果にくるものが離れです。矢飛びが真っ直ぐではなく。矢が泳いだり筈が振って飛んだ
りするのを矢色と言います。
( 残心(身) )
左右に開いた両腕(残身の姿)をそのままの位置で 2~3 秒伸びたままにして(残心)、その
後、関節を折り曲げ、両拳を腰に執る。この腰に於ける位置は最初の執り弓(とりゆみ)のとき
の場所であります。
第2章
3.射法における各動作で工夫できるポイントをいくつか挙げ、その理由を述べなさい
足踏み(最低2つ)
・両足の拇指の間隔を自分の引く矢と同じにする。
狭すぎると上半身に力がかかりすぎて、逆に広すぎると下半身に力がかかりすぎるからで
す。
・両足のつま先は外八文字、60度くらい開く
つま先の間隔が狭すぎると、上体が左右にぶれやすく、間隔が広いと前後にぶれやすくなる
からです。
胴造り(最低2つ)
・アゴを引き、頭を10センチ真上に吊り上げるように首の筋肉を上方に伸ばす
頭が前に出ていると、顔を向けにくいです。さらに、頭の体重を肩で支えるようになって力は
入りやすくなるからです。
・膝の裏を伸ばす
膝が屈んでいると、弓を引く上で下半身が安定しないからです。
弓構え(最低4つ)
・円相(弓懐)をとることを心がける
拳が前に出しすぎると上半身が前にかがみやすく、近すぎると、反ってしまうから。
・取り懸け(三つ懸け)で小指、薬指は握る。第二関節の指の側面で取り懸ける。
小指、薬指を握ると自然に中指も曲がり、取り懸けやすくなるからです。指先近くで取り懸け
ると、引き分けで力んでしまうからです。
・手の内は中指、小指、薬指は中指につま先をそろえて、何も考えずに軽く握る。
大三、引き分けで握りしめて力んでしまうからです。
・物見は右目頭が的の中心に入るくらいしっかり的方向に顔を向ける。
自分の射形を見ながら引くと、上体が崩れやすいからです。
打ち起こし(最低1つ)
・肘の角度が45度になるくらい、高く上げる
大三での射形が整いやすく、引き分けで肘を使って引く感覚が身につきやすいからです。
大三(最低2つ)
・左肘は完全には伸ばさず、少し曲げる
完全に伸ばすと、引き分けで左腕が突っ張ってしまうからです。
・右肘は打ち起こしからの高さをなるべく変えないようにして、右拳は額の一個空ける
右肘が下がると、力こぶの裏の筋肉(上腕三頭筋)がゆるみ、大きく引くことができないからで
す。右拳は額より近すぎると、引き分けが小さくなってしまうからです。
引き分け(最低2つ)
・右肘はただただ真横に押し続ける気持ちで後ろに引き続ける
何回も引いて慣れてきたら、右肘が自分の右肩より後方まで引きつけられるようになるからで
す。
・左拳はいきなり的方向に押すのではなく、始めは足踏み方向に押し、徐々に的方向に押し
ていく。
きなり的方向に押すと、手首に力が入ってしまうからです。
徐々に的方向に押すようにしていけば、手首に無駄な力を入れずに引くことができるからで
す。
4.弓を引いて間もない初心者が次のような不正や悩みを持っていたら、あなたはどのように
説明しますか。考えられることを記してください。
・「打ち起こしで肩が上がってしまう」または別の人に肩を下げさせるように注意されて悩んで
いたとき。
初めのうちは上がっていても大丈夫です。なぜなら、打ち起こしで上がった肩は引き分けに入
ると自然と下がってくるからです。弓を上げる動作に慣れていないと肩が緊張します。むしろ
初心者は肩が上がるくらい打ち起こしを高く上げることが大切です。腕の裏側の筋肉を使って
大きく弓を引きやすくできるからです。これを、見た目の型にとらわれて、打ち起こしの高さを
小さくして拳の位置を整えようとし始めたら、引き分けが小さくなってしまいます。
・「右拳がたぐっていた」とき
もし、引き分けが極端に小さくなければ、たぐりは直させる必要はありません。目いっぱい弓
を引こうと思ってたぐっているのであれば、離れはあまりゆるみません。大きく引こうと意識し
ているのであれば、それを続けさせた方が後々良い方向に働きます。良くないのが、手首を
たぐるのをおそれて引き分けが小さくなることです。こうなると、いくら手首が曲がっていなくて
も、会に入ったときの気持ちが「ただ持っている感覚」に陥ります。
・頬付け胸弦がなかなかつかないとき
初心者はつける必要はありません。むしろ、つけようと無理やりさせると胸が出てしまうからで
す。初心者は大きく引くことを意識し、稽古を続けていれば、自然と弦が胸につくようになりま
す。そのため、最初の内はつかなくても大丈夫です。
・打ち起こしが低かった(肘の角度がだいたい30度程度)とき
次の動作をやりやすくするためには、なるべく高く上げるようにしましょう。多くの人は、打ち起
こしをすると、肘の角度がだいたい30度くらいで止まっています。そこから45~50度位まで
上げるようにしましょう。バンザイするときと同じようなイメージです。打ち起こしを高くすると、
弓と体が近くなり、引きやすいです。さらに、力こぶの裏側の筋肉(上腕三頭筋)がよく伸ばさ
れるので、大三をとると、右肘がキレイに曲がります。最初は左右の拳がずれていたり、弓が
傾いたりするかもしれません。それでも問題ありませんので高く上げることに心がけましょう。
・胸が前方に出ていたとき
大きく引くために胸が出てしまうのなら、最初は気にしなくてかまいません。引きが小さくなる
ことのほうが弓道人には致命的です。しかし、なるべくは胸をなるべく前に出ださないように意
識しましょう。胸が前に出ないようにするためには「首」と「肩」を使います。引き分けのときに
アゴを引いて、首の後ろを伸ばし、肩を楽に落としましょう。すると、胸は出にくくなります。そう
した方が矢勢が速くなり、離れも鋭くなります。
・離れで拳の形がジャンケンの「パー」になっていたとき
離れでの拳の形は「グー」にしましょう。なぜなら、グーで離す方がゆるまないからです。うまく
離そうとか、自然に離そうと思うと離れの形はグーではなく「パー」になります。引き分けのとき
に大きく引いて、拳をギュッと握って離れを自分の体真横にグーで握ったまま引きぬくイメー
ジです。
第3章
5.次の人の体の中にある筋肉や体の部位に関して説明をしてください。
・上腕三頭筋について説明してください
「上腕三頭筋」は力こぶの裏側にあり、腕を伸ばしたときに使われる筋肉です。
・上腕三頭筋肉のように使われる筋肉の別名を挙げてください
上腕三頭筋のように伸ばすことで使われる筋肉を「伸筋」といい、逆に曲げることで使われる
筋肉を「屈筋」と言います。伸筋は屈筋に比べて、持続力が高いために、長い時間筋力を発
揮することができます。よって引き分けに入り、3~5秒会を持つためにこの上腕三頭筋を使
うことは理に適っています。
・上腕三頭筋肉を引き分けで使うために、「打ち起こし」「大三」をどのようにとればよいか説明
してください
打ち起こしでは「自分が思った以上に高く上げる」ようにしてください。打ち起こしは肘の角度
が30度を超すと、上腕三頭筋が少し伸ばされる感覚が出ます。そこまで上げると、自然と大
三の形がキレイにおさまります。大三では左拳だけ動かすようにして、右拳は引かれるように
してください。このとき、右肘はなるべく下がらないようにしましょう。
・丹田について説明してください
丹田とは臍下8~9センチ下、体の表面から8~9センチ中程にあたる空間です。
・丹田周りに体重乗せる方法について説明してください
自分の頭の頂点を10センチ上につり上げる気持ちで、アゴを引きながら首の後ろを伸ばし、
肩を落とします。そうすると自然と足の裏全体に体重が乗るようになります。これにより、丹田
周りに上半身の体重が乗っていることになります。足裏のつま先に力がかかっていると胸や
お腹が緊張し、踵に力がはいっていると背中、腰周りが緊張しています。
第4章
6.あなたが、八節の動作で引き分けの肘の位置が悪かったとします(引き分けで肘が下向きに
落ちてしまう)。このとき、あなたならどのように修正をしますか?動作を改善する方法を考えて、
説明してください。
八節をさかのぼって考えます。そのために、「大三」「打ち起こし」での肘の位置を修正します。
引き分けで肘が下に行かないようにするためには、大三でどの位置にくれば良いでしょうか。
これは後ろから見て肩より拳一個、半個程度入っているのが良いです。大三で拳が顔に近づ
けすぎると、肘は縦にしか下りません。そこで、少し額から遠ざけてみましょう。すると、肘は
縦ではなく、ななめ入りやすくなります。大三での肘の位置を直すと、引き分けで肘の位置が
直りやすくなります。
第5章
7.次の文章に該当する弓道用語を下の欄から選択してください。
・(そばき(側木))
弓の側面にみえる木部。
・(せきいた(関板))
外竹、内竹、側木、ひごを接着するとき、内竹を上下からせき止めるために弓の上下に接着
してある木板。
・(は(把))
弓と弦の間の幅をいう、普通藤頭のところではかる、十五センチ前後を普通とする。広いのを
「把が高い」、狭いのを「把が低い」という、余り低いと弓形をそこねる。
・(くすね(薬練、天鼠))
「くすりねり」よりの語(謙亭筆記)。松ヤニに種油を混じて適当なかたさに煮詰めたもの、弓弦
にすりつけ弦を保護しまた中仕掛を作るに用いる。最近は木工用ボンドを用いる人が多い。
・(なかじかけ(中仕掛))
弦に矢の筈をさしこみ、かけのあたるところを補強するため、また矢筈に密着するように他の
麻で巻く所をいう。
・(かたいれ(肩入れ)、素引き)
弦を弓に張って、矢をかけずに引くこと。
・(うちたけ(内竹)、外竹(とだけ))
弓を張ったとき、弦に相対する面の竹、外側になる側の竹。
・(すんのび(寸伸))
弓の定尺、七尺三寸より伸びた弓、普通二寸伸びを言う
用語
そばき(側木)
すんのび(寸伸)
竹)、外竹(とだけ)
は(把)
かたいれ(肩入れ)、素引き
うちたけ(内
せきいた(関板)くすね(薬練、天鼠) なかじかけ(中仕掛)
・(かえづる(替え弦))
射の最中、弦が切れた時、掛けかえる予備の弦。
・(つるがらみ(弦がらみ))
取りかけのとき、懸け口に弦を内手に強くからめること。
・(はず(弭))
弓の上、下端に弦をかけるとがった部分。
・(したがけ(下懸))
汗や手あぶらで汚れるのを防ぐためにその下に着用する木綿製の手袋様のもの。
・(かたぼうし(堅帽子))
親指に柔皮を重ねて弦をかけられるようにした帽子
・(かけ(懸))
右手にはめる鹿革製の手袋状のもの。
・(かけぐち(懸口)かけまくら(懸枕))
かけぐちまたはゆかけの弦のかかる溝、懸溝をいう、かけまくらはそれに沿うたやや高い所を
指していう。
・(うらぞり(裏反り))
弓の弦の張らない時、弓は弦を張った時とは反対の方向に反りかえるのを言う。最近の新素
材の弓には裏反りがない。
用語
かけぐち(懸口)かけまくら(懸枕)
り(裏反り)
かけ(懸)
つるがらみ(弦がらみ)
したがけ(下懸)
かたぼうし(堅帽子)
かえづる(替え弦)
はず(弭)
うらぞ
・(やつか(矢束))
各人の引くべき矢の長さ。甲、乙二矢を一手、この倍数四本を一紙という。
・(かけほどき)
懸の栂指が中指(三ツかけ)か薬指(四ツかけ)と磨れてわずかにひき出されるのをいう
・(ぎちこ(ぎち粉))
取り懸けでの親指と取り懸けた指との滑り防止に用いられる粉。粉ぎちぎち音がするのでい
う、近頃ぎり粉ともいわれる。
・(はず(筈))
矢において、矢羽のついた方の矢幹の末端で弦につがえる所。
・(やみち(矢道) あづち(染、安土))
射場と巣との中間の地面。的をおく土手状の所を果という。
・(やぐち(矢口))
矢を射る時、放れる瞬間かその直前、矢が左手栂指の根元の上から上方か右方へ離れるこ
と、「矢口があく」という。これを箆間きともいう。
・(のじない(箆じない))
矢を引きしぼって放す際、とりかけの具合で箆が頬の方に鸞曲するのをいう。主に右手の食
指で強く矢の箆を押すのに起因する。
・(はけや(掃け矢))
射た矢が地に落ちそのまま滑走して的にあたるをいう。むかしはこれも「あたり」とみなされ
た。これは敵を殺傷する上にかわりはないと考えられたからである。
・(はわけ(半別・半分))
的中とはずれと相半ばすること。
・(そくる(束る))
一手または四本の矢を皆中すること。
用語
かけほどき
じない)
(ぎち粉)
やみち(矢道)
そくる(束る)
あづち(染、安土)
はず(筈)やぐち(矢口)
はわけ(半別・半分) はけや(掃け矢)
のじない(箆
やつか(矢束) ぎちこ
・(からはず(空筈)はずこぼれ(筈こぼれ))
矢を射放す瞬間、弦から矢筈がはずれて矢がとばないで、弦のみもどることをいう。この際弦
が切れたり、矢の羽を損じたり、頻を弦にて打ったりなどが起こることがあるので初心の時、
特に注意するとよい。はずこぼれは射放す前やその瞬間に弦がはずれること。
・(かいちゅう(皆中))
所定の数の矢を全部中てること。
・(もちまと(持的))
射手各自が一つの的を受持って射ること。
・(しゃくに(尺二))
一尺二寸(直径三十六センチ)の略、十五間(二十八米)にて川いる的の大きさ、またこの的。
尺二的。なお尺二的には陰・陽二種あり、陽の的を貧的・陰を星的ともいう。
・(つけ(付け))
ねらいのこと、矢の筈から矢ノ根までを見通して的の中心の垂直線上と矢幹とが一致すれば
よい。
・(つのみ(角見))
弓手栂指の根を言い、発射の際、弓の右内角をつのみで的の中心にむかって押すのを「角
見をきかす」と言い、この角見の働きは大切である。
・(てさき(手先))
弓手の手をいう、これに対してひじさき(肘先)は引きしぼった時の右手のひじをいう。手先肘
先は射のもっとも大切な技である。
・(まえ(前)うしろ(後))
的に向かった時、的の右を前、的の左を後という。
・(たぐる(手操る))
矢を引き、会にはいった時、右手首に力を入れすぎて、矢束より多く引いて手首の折れた形
になることをいう。
用語
つけ(付け) からはず(空筈) たぐる(手操る) しゃくに(尺二)
いちゅう(皆中)
まえ(前)うしろ(後)
か
つのみ(角見) てさき(手先) はずこぼれ(筈こぼれ) もちまと(持的)
・(したおし(下押))
手の内の掌根部を弓につけ、すき間のないようにべたりと弓を握ること。
・(うわおし(上押))
会に入って持満の時、弓を的の方へ突っ込むように力を働かせる手の内。
・(ここう(虎口))
左の手の栂指と人差し指(食指)の股の中間を言う。
・(おくりばなれ(送り離れ))
離の瞬間、右手の肘が弦に引かれるようにして離が行なわれるのをいう。
・(くちわり(口割))
矢を引きしぽった時、すなわち会に入った時、箆(矢幹)が上下のクチビルのさけ目の高さに
来ることをいう。「頬付け、口割は的中の秘訣」といわれた。
・(きざ(脆座))
片足半足ほど引いて座り、引いた方の脚のひざを床につけ他方のひざを床よりわずかに浮
かして腰を張った姿勢。このひざを浮かすことを「生かす」といい、弓を持った側のひざを生か
す。従って、右手に弓を持った時は右ひざ、左手に弓を持った時は左ひざを生かす。
・(おさまり(納まり))
射法通りに骨法に合って弓を引き納めた形、状態で、すなわち会の内容である。
・(おしで(押手)かって(勝手))
押手は弓を持つ手、左手のことで弓手ともいう、弦を引く右手に対していう。右手は勝手とい
い、また馬の手綱を執る手のため馬手(妻手)ともいう。
・(ごしん(五身)ごどう(五胴))
胴作りの注意すべき点である。かかる身、そりかえる身、俯する身、退く身、直なる身の五つ
をいう。
・(おおまえ(大前))
多数の射手が順に射位に立って射るとき、一番先頭の射手をいう。いちばんうしろの射手を
落(おち)という。
用語
おくりばなれ(送り離れ)
きざ(脆座)
おしで(押手)かって(勝手)
ここう(虎口)
押) したおし(下押)
おおまえ(大前)
くちわり(口割)
おさまり(納まり)
ごしん(五身)ごどう(五胴) うわおし(上
第6章
明治以降に有名であった、弓道家を4人挙げなさい。
・梅路見鸞
・阿波研造
・吉田能安
・本多利実翁
ヒント
・明治以降、弓道雑誌「武禅」を出版。この雑誌は弓道界に多大な影響を与えた。
・「心で射る弓」。目をほとんど閉じた状態で狙わずに当てるという射を行った
・日光東照宮の社前で行われた武道大会において、司法大臣、県知事、弓道範士らが列席
する中、武将兜を串刺しにつらぬいた。
・弓の初作に実利的な流派と礼儀的な流派を取り入れ、新時代に弓道の達見(すぐれた見
識)をしました。