高校生投票経験プログラム ~若者の投票率を上げる

高校生投票経験プログラム
~若者の投票率を上げるために~
熊本県立大学 菊川 泰成
多賀 有紀
目次
・投票率の現状
・高校生投票経験プログラム概要
・具体的プラン
・政策の最終目標
投票率の現状
総務省HPより
18歳選挙権法案、与野党が提出
自民、公明、民主、維新、次世代、生活の与
野党6党は2015年3月5日、選挙権年齢を「20歳
以上」から「18歳以上」に、引き下げる公職選挙
法改正案を衆院に共同で提出した。
要するに・・・
2016年夏の参院選から18歳以上に!
年齢を引き下げても・・・
・関心を持つ人・投票に行く人は
少ないのでは?(20歳代の投
票率から)
・突然、選挙権を与えられても
困る!
我々の考え
『高校生投票経験プログラム』
プログラム概要
ターゲット:高校生
「政治」の授業
①月1回程度「政治」
の授業を行う
②7月に行われる国政選挙の
政策(3年に1回)に関する模擬
的な投票を行う
4月、5月、6月
月一回程度
模擬投票
7月
国政選挙
「政治」の授業
・各政党の政策を見てどんなものがあるのかを知る
→マニフェストなど高校生は読まない
・投票の意味や政治に関する知識不足を補う
・月1回学校の授業の一環として取り入れる
→7月の投票の前に3回程度
模擬投票
・7月に行われる国政選挙(参議院選挙など)の
前に、論点となる政策について高校生に模擬投
票を行ってもらう
・ここで得られた結果は、国民の一部の意見になる
わけなので、政党も少なからず意識せざるをえない
プログラムによる課題解決
・20歳になって突然投票権が与えられる現状
→どうしていいかわからない
投票を経験することにより不安と困惑の解消になる
・政治に関する無関心
→無関心ではなく知識不足によるものである
月一回の授業を受けることで知識不足の解消
投票がどう影響を与えるのかを知ることで関心を持つ
プログラムの最終目標
このプログラムが実現したら
20歳における政治への関心
(投票率)は今と比べると高まる
→若者の民意、より反映
世代間で偏りのない政策の実現