コ ラ ム

「追
追い出し部
部屋」で
で勤務させ
せ退職に
に追い込
込む大和証
証券グル
ルー
プの
の日の出
出証券
●時事
事通信配信
信記事
時
時事通信は 24
2 日、《大
大和証券な
などに賠償命
命令=「追
追い出し部屋
屋」で退職
職迫る
―大阪
阪地裁》と
という見出で次の記事
事を配信した。
大
大和証券(東
東京)から
らグループ会
会社の日の
の出証券(大阪)に転
転籍の上、退職
を迫
迫る「追い出
出し部屋」で勤務させ
せられたとして、男性
性社員(42)
)が両社に
に 200
万円
円の慰謝料な
などを求め
めた訴訟の判
判決が 24 日、大阪地
地裁であった
た。中島崇
崇裁判
官は
は「組織的、長期にわ
わたる嫌がら
らせで悪質
質」と述べ、
、両社に 1150 万円を
を支払
うよう命じた。
中
中島裁判官は
は、一人きりの別室勤
勤務や、新規
規顧客開拓
拓業務への専
専従につい
いて、
大和
和証券から了
了解を得て
ていたと認 め、「退職
職に追い込むための嫌
嫌がらせ」と指
摘し
した。転籍の
の無効確認
認については
は、男性が
が書面で同意している
るため、請
請求を
退け
けた。
●毎日新聞配信
信記事
毎
毎日新聞は 24
2 日、
「<大和証券>
>「追い出し部屋」で支払い命令
で
令 大阪地
地裁」
とい
いう見出で次
次の記事を
を配信した。
退
退職を迫る「追い出し
し部屋」で一
一人勤務さ
させられたり、ほとん
んど実績が
が上が
らな
ない営業を続
続けさせら
られたりした
たとして、大和証券(東京)か
からグルー
ープ本
社の
の子会社「日の出証券
券」(大阪市
市)に転籍
籍した大阪市の男性 (42)が
が、両
社に
に計200万
万円の慰謝
謝料などを求
求めた訴訟
訟の判決が24日、大
大阪地裁で
であっ
た。中島崇裁判
判官は「両
両社が共同で
で男性を退
退職に追い込むための
の嫌がらせ
せで違
法」と認め、両
両社に150万円の支
支払いを命
命じた。
判
判決によると
と、男性は
は1998年
年大和証券
券に入社し、2012
2年に日の
の出証
券に
に出向。大阪
阪本店営業
業部に配属後
後約4カ月
月間、一人だけ他の部
部員と別の
の部屋
に席
席を移動させ
せられ、転
転籍前も含 め約1年間
間、新規顧客開拓の飛
飛び込み営
営業に
専念
念させられた
た。
中
中島裁判官は
は「男性の
のパソコンは
は部員と情
情報を共有できず、歓
歓迎会や忘
忘年会
にも呼ばれないなど隔離は明らか」と指摘。日の出証券側は「新規開拓に専念
し、空室を有効活用するため」と主張したが、中島裁判官は「飛び込みで契約
に至るのは困難で、隔離に意義があるのか疑わしい」と退けた。大和証券につ
いては「男性の業務内容の報告を受けていた」と指摘した。
その上で「態様は悪質で、一時は退職を考えるなど男性の受けた精神的損害
は小さくない」と結論付けた。
●
視点
読売新聞 25 日の朝刊によれば《中島裁判官(重野真人裁判官代読)は「ほかの
社員から長期間隔離し、退職に追い込むための嫌がらせだった」と述べた。
判決によると、男性は 2012 年 10 月、日の出証券に出向し、一人の部屋で顧
客開拓を担当した。労働組合を通じ抗議し、約 4 か月後、同僚らがいる部屋に
移った。
中島裁判官は、出向直後で指導が必要なのに一人だけ別室としたのは極めて
不自然だと指摘。会社から与えられたパソコンでは、業務に必要な情報が閲覧
できず、会議にも呼ばれなかったことを踏まえ、「組織的嫌がらせで不法行為
にあたる」とした。(中略)両社は控訴するか検討するとしている》とされる。
大和証券、日の出証券はとんでもない会社だということになる。認識を改め
た。
●
憎まれ口
150 万円の慰謝料を認めたことは妥当な判決だと思う。中島裁判官を評価した
い。
大和証券がこんなパワハラ会社では検事総長経験者が社外監査役などに就く
のはいかがかと思う。