ほめまくりコンテスト 高校1、2 年 1.本時の指導 (1)ねらい 各個人がクラス全員から褒められることにより、自分の良さの再発見や、友達の良いところ を見る心遣いの実践と、仲間を大切にする心を培う。クラスの和を高める。 (2)指導要領に基づく道徳の内容 2-(3) 友情の尊さを理解して心から信頼できる友達を持ち、互いに励まし合い、高め合う。 (3)展開 学習活動と主な発問 教師の支援 ※ 授業の時期は、お互いのことをある程度分かってきた、2 学 期後半か、3 学期にすること。 ・巡回をしながら少し時間を取 1、自分の良いところ、悪いと思っているところをノートに書 る いてみよう ・何人かに聞く 2、ほめられるとどういう気持ちになりますか?けなされると どういう気持ちでしょうか? 展開① ほめまくりコンテスト 3、コンテストのやり方を説明する (用意するもの) ① 一人ずつ前に出る、クラス全員でその生徒の良いとこ ・用紙(大きさ A4 を横 4 等分) ろを配布されている用紙にいくつでも記入する ② 悪口、悪ふざけのようなことは絶対書かない ③ 時間は一人 45 秒 をクラス人数分×クラス人数 分 ・ストップウォッチ ④ 一人ごとに用紙を後ろから集めて本人に渡す ⑤ 全員が終わるまで、自分の用紙を見ない ⑥ 順番は席順 4、全員終了したら、自分のを読ませる ・次の生徒とのインターバルを スピーディーにする ・生徒の顔つきに注目 展開② 6 クラス全員からほめられたことの嬉しさや人の良い所をみ ・例をあげて話す ていくとお互い気持ちが良いことを実感させる。また、悪い と思えた所も見方によって良い所となることを伝える 感想記入 生徒の感想 ・一人一人の良さを見つける中で、その人の良い所を再認識できました。褒めてもらえて嬉しかったです。 ・読んで笑顔になれました。他の人を見つめ直す機会にもなりました。大切に持っていたいです。 ・皆のいい所を書くのも楽しいし、自分がもらうのも嬉しい、ハッピーな気分になれる。 ・面白かった。人の良い所を沢山見つけられることが、この紙を書いてくれた人の良い所だなっと思った。 ・どんな人でもいい所があるし、見つけようとすればいくらでも出てきて、そういうのがいいなと感じた。 人からどう思われているかを実際感じることは少ないので、新鮮だった。褒めることで相手も自分も心が 温かくなる。 ・とにかく皆が自分にいろいろ書いてくれるのが嬉しくて。内容もとても嬉しかった。日頃から人をほめて みようかなと思いました。 ・自分が褒められるのも嬉しいけど、人を褒めるのもとても楽しかった。相手のいいところをもっと見つけ られるように生活していきたい。 ・自分の分からなかった自分も知れてよかったです。 ・皆から温かな言葉がもらえて HAPPY、すごく嬉しかったしみんなの良い所も見つけられて良かった。元 気になりました。 ・人の良い所を見つけるのは、こちらも気分がよくなる。 ・褒められて嫌な人はいないと思うので、人の良い所を沢山見つけられるような人になりたいと思いました。 ・本当に良い企画、心が温かくなる。 ・人のいい所を見つけるのも、人に良い所を言ってもらうのもどちらも気持ちがいい。みんなありがとう。 ・てれちゃいますね。笑顔でほっぺたが落ちてきちゃいそうです。いいクラスだ。 ・予想以上の言葉があり、短い時間ゆえの良さもあった。 ・褒められると素直に嬉しいし、また人を褒めるのはなかなか楽しい。 ・嬉しくて死にそうです。嬉死。 ・すごい面白かった。何度もよみかえしたくなる。 ・すごく楽しかったです。みんなのいい所をいっぱい本人に伝えられたし、自分もすごく嬉しかったです。 ・良かったです。 ・一人一人に思いつくことが沢山あって、時間内では書ききれませんでした。それだけ沢山関わってきたん だなと実感しました。いつも本当にお世話になっていたその人たちに、少しでも感謝が伝わればいいです。 ・自分では気づかない所をいろいろ言われて驚いたし、嬉しかったです。 ・とても癒されました。いい人達ばかりのクラスだと思った。これを糧に勉強頑張りたいです。 ・皆の良い所が一杯出てきました。一年経つのは早かったけど、楽しいクラスでした。 ・皆に一杯褒めてもらって元気が出た。部活に勉強にきつい時もあるけど、これを励みに頑張っていきたい です。このクラスで過ごした一年に感謝したいです。
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