子宮頸がん予防ワクチンには種類があります。

子宮頸がん予防ワクチンの接種をご希望の方へ
けい
子宮頸がん予防ワクチンには種類があります。
報告されている子宮頸がん予防効果と抗体価の持続期間は、ワクチンによって違いがあります。
詳しくは医師にご相談ください。
免疫サポート成分
感染を予防できるウイルス
A
HPVワクチン
子宮頸がんの原因
HPV
HPV
16 18
MPL
免疫調節物質
*1
*2
アルミニウム塩
十分な免疫を長期間保つための
工夫がされています。
*1 モノホスホリルリピッドA:抗原に対する免疫応答を増強する物質
*2 水酸化アルミニウム
感染を予防できるウイルス
B
HPVワクチン
● HPV:ヒトパピローマウイルス
子宮頸がんの原因
HPV
HPV
16 18
免疫サポート成分
性器のイボ
(尖圭コンジローマ)の原因
HPV
6
HPV
11
アルミニウム塩
*3
*3 アルミニウムヒドロキシホスフェイト硫酸塩
子宮頸がん予防ワクチンは、同じ種類のものを3回接種してください。2、3回目に 1 回目と異なるワクチンを接種した場合の効果と安全性は確認されていません。
子宮頸がん予防ワクチンの接種をご希望の方へ
けい
子 宮 頸 がん 予 防
Q 子宮頸がんってどんな病気なの?
A
子宮の入り口 付近にできる
がんで、20∼30代の若い女
性で増えています。進行する
と、手 術で 子宮を取らなけ
ればならなかったり、時には
命を失ったりする可能 性も
あります。
Q 子宮頸がん予防ワクチンを接種したのは、
何人くらい?
子宮頸がんのできる場所
子宮体がん
子宮体部
子宮頸部
卵巣がん
日本では、1年間に約1万5千
人 が子宮 頸がんになり 、約
3,500人が亡くなっています※。
腟
子宮
卵管
ただし、HPVは一度感染したことがあっても免疫が
つかずに何度も繰り返し感 染することがあるため、
成人女性でも接種すれば今後の感 染を防ぐことが
できます。そのため、45歳までの女性は接種が推奨
されています。
子宮頸がん予防ワクチンの接種が始まった2009年12月から2011年
11月までに、子宮頸がん予防に特化した2価HPVワクチンを340万人※
が、性器のイボも予防する4価HPVワクチンを17万人※ が接種しま
した。
※2011年時点の推計
(厚生労働省:平成23年度第3回子宮頸がん等ワクチン予防接種後副
反応検討会 資料より)
子宮頸がん
Q 子宮頸がん予防ワクチンは、何歳で打つの?
A
A
卵巣
※2008年のデータ
10歳以上の女性は接種できます。ただし、
ワクチンは既に感 染している発 がん性
HPVを取り除くことはできないため、ま
だ発がん性HPVに感染していない可能性
が高い10代前半での接種が最も効果的
です。
Q&A
Q ワクチンを打てば、
絶対に子宮頸がんにならない?
A
いいえ。子宮頸がん予防ワクチンは、子宮頸がんの原因の約7割を占
めるHPV 16型と18型の感染を予防するもので、その他の発がん性
HPVが引き起こす子宮頸がんは予防できません。
ワクチンで予防できない子宮頸がんは、子宮頸がん検診で早期発見
すれば子宮を取らない治療で済ませることもできます。20歳からは、
定期的に子宮頸がん検診を受けてください。
子宮頸がん
予防ワクチン
定期的な
検診
子宮頸がん予防はワクチンと検診のセットで!
CRXA0159-P1207N
作成年月2012年 7月