1 ヶ月でシナリオの読み方を知る!

オーディオキネマ ワークショップ
「1 ヶ月でシナリオの読み方を知る!」(全4回)
※一回 3 時間です。
【ワークショップ概要】
「シナリオの読み込みが、演技の質を決める!!」
文字で書かれたものを演技で表現して観客へ届けるのが、役者の仕事です。ですから、シナリオの可能性を
最大限に読み解くことが出来るかどうかが、観客を魅了する演技への要(かなめ)といっても過言ではありませ
ん。このようなトレーニング過程は、実は、様々な演技トレーニングを行う前に、しっかりと習得しておく基礎だと
考えています。なぜなら、役者はシナリオから演技プランを立てなければならないからです。つまりは、ここが演
技の始まりだからです。
この度のワークショップでは、ライター、演出のスタッフが、全 4 回の短期ワークショップで【シナリオの読み
方】をレクチャーします。是非、シナリオの読み込みの楽しさ、奥深さを感じてください。トレーニング後はきっと、
役作りや演技表現に変化が現れると思います。短期間でじっくりシナリオと向き合ってみて下さい。
【トレーニング概要】
「とにかく具体的に。曖昧はやめる!!」
プロの役者にはプロの読み方というものがあります。観客の心に触れる演技、演出家・プロデューサーの要
求に応える演技表現をするために、絶対に不可欠なのが、正確なシナリオの読み込みになります。
このワークショップでは、そんなシナリオの読み方に 100%焦点を当てたトレーニングを行います。できるだけ
曖昧な表現は避け、シナリオを分解・分析しながら、役者におさえて欲しい要点をレクチャーしていきます。これ
は演出家、脚本家の意見でもありますので、すぐに今後のオーディションやお仕事へ活用していただけると思
います。しっかり読み込みを理解し、疑問を見つけて質問してください。作品を執筆したライターが全てにお答え
していきます。不明瞭な点を残さないことが大切です。
-------------------------------------------------------------------------■日程:金曜クラス(10/9 ・ 16 ・ 23 ・ 30) 15 時~18 時
土曜クラス(10/10 ・ 17 ・ 24 ・ 31) 16 時~19 時
■場所:渋谷駅徒歩1分 レンタル会議室
(場所の詳細は、申し込み頂いた方へ通知させて頂きます。)
■定員:ひとクラス 5 名から 8 名ほどを予定しております。
※応募人数が 3 名以下の時は、開催を見送ることがあります。ご了承下さいませ。
■費用:18,000 円(税込)
※2 名様以上での同時申し込みには割引がございます。人数をメールにてお送り下さい。
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【ワークショップ詳細】
参加をご検討の方は、こちらの内容を読んで頂き、トレーニングの目的を共有することをお願い致します。
第1回から4回までの内容と目的を説明していますので、参加前にしっかりと準備をして頂けると思います。
長い説明ですが、是非最後までお読みください。宜しくお願い致します。
(ワークショップは全 4 回。一回 3 時間となります。)
■第 1 回
シナリオは読み物ですが、小説を読むのとは違います。役者には役者の読み方があるということです。まず
はそのことを考えてみましょう。シナリオはいくつかの方向から読む必要があります。(このワークショップでは、
最低限の 3 つの方向をレクチャーします。)ここを知りながら、深く読み込んでいきましょう。さらに、演技に役立
つ「シナリオへの書き込み」についてもレクチャーします。
★目的
まずは、シナリオというものを理解しましょう。シナリオは全ての制作スタッフに配られるもので、これを元に、
各制作部署での作業が始まります。では、役者として、シナリオを最大限活かすには、どのように付き合うべき
かを考えてみましょう。このレッスンの後には、声優の仕事とは、本来何をすることなのかが具体的に見えてく
るはずです。是非、ここを理解していただきたいと思います。
■第 2 回
2 週目からは、シナリオのシチュエーションに合わせてトレーニングしていきましょう。まずは、喜劇とシリアス
の両極端なシーンから初めてみましょう。それぞれのシチュエーションに出会った時、役者は何を考えるべきな
のか、共に考えてみましょう。必要なテクニックや注意すべき点も丁寧に解説します。シナリオの読み込みから
演技プランまで実践的に行いましょう。
★目的
ドラマ作品に、喜劇(コメディ)シーンが用意されているのは、観客によりスムーズにドラマへ入り込んでもらう
ため、登場人物へより感情移入してもらい親しみを感じてもらうため、緊張が続くシーンの合間の 休憩の役目な
ど、様々な理由があります。それだけ、作品全体にとっては大事なシーンになっていますので、しっかりと構造
を理解することが重要です。
シリアスシーンは、キャラクターの感情を存分に表現する必要があります。セリフ文字に書かれていない心情
を表現しなければならないことも少なくありません。そういった役者の努力から、ドラマに緊迫感が生まれること
になります。ここでは、その目的を十分に達成するためのアプローチを理解しましょう。
■第 3 回
3 回目のトレーニングは、感動的シーンとその他のシーンとなります。
エモーショナルな演技に求めることは、いかに観客をドラマに引き込めるかです。しっかりキャラクターに感情
移入させなければ、聴き手は引いてしまうばかりです。重要なのは、キャラクターの心情を正確に汲み取ること
です。その感情を正確にシンプルに演技表現する方法を考えましょう。そして、観客の心を動かすために、観客
の立場からもシーンを考えましょう。そんな感動シーンの目的を完璧に達成するための要点をレクチャーしてい
きます。
★目的
感動的なシーンは、もちろん、シナリオにとって重要な箇所にやって来ます。メインキャラクターに愛おしさを
感じてもらうためや、「次回へつづく」のように引っ張りのために配置されたり、作品のクライマックスにやって来
たりします。時には、作品のテーマに直結する内容を抱えていたりもします。それら全ては、ドラマ作品にとって、
非常に重要な要素を持っています。この週では、観客の心に余韻が残るような演技をするための読み込みを
考えてみましょう!
■第 4 回
シナリオからの「役作り」について考えてみましょう。役者はシナリオの文字情報だけで、ある程度のキャラク
ターを作り上げる必要があります。ほとんどの場合が、本番の現場まで役作りについて相談する場もありませ
ん。ここでは、シナリオからスムーズに役作りするための方法についてレクチャーします。
★目的
プロの役者に求められる「完成された役作り、演技」について考えてみます。決して曖昧なものを用意して現
場に入ることは許されません。キャラクターに、オリジナリティーが無ければ、その制作スタッフからの再度オフ
ァーは来ないものです。この重要な過程をスムーズに進めるための方法を体得してください。そして、リアリティ
ーのある、重みのあるキャラクターを作り出しましょう。
ライター・演出:山中
【問い合わせ・申し込み】
コチラのアドレスへお申し込みください。 [email protected]
■参加希望の方は、氏名、電話番号、メールアドレス、レッスン・出演経歴をメールにてお送りください。
■希望の日程をご記入ください。
※希望の日程が無い時は、ご都合のよい日時をお知らせください。
■メールの件名に「1ヶ月ワークショップ申し込み」と記入下さい。
お手数ですが、上記内容をご確認の上、必要事項をお送りください。後日、スタッフより、ワークショップ費用の
お支払い方法などの詳細をお伝え致します。
オーディオキネマ 山中勇人
[email protected]
-----------------------★『研ぎ師伊之助深川噺』公式サイト★
http://dramacd.moo.jp/