この時期になると朝晩と冷え込む事が多くなります。11月は霜 月とも呼ば

理学療法士
田中 洋平
この時期になると朝晩と冷え込む事が多くなります。11月は霜
月とも呼ばれ字の如く、霜が降り始める頃を意味し、暦の上では立
冬を迎えています。
これからの季節は空気も乾燥しやすく、風邪を引きやすい時期で
もあります。また女性ですとお肌も敏感な時期かと思います。
今回は風邪にもお肌にも影響を及ぼすとされるリンパに関して
簡単に御説明したいと思います。
リンパと聞いて何を想像しますか?
風邪を引くとリンパ節が腫れる事がありますよね。また立ち仕事
が多いと足が浮腫みやすい。そんな事を耳にした事ありませんか?
リンパとは解り易く説明すると、
リンパとは解り易 く説明すると、身体で不要になった老廃物を回
収し、体外から侵入して来たウイルスなどの異物を除去する役割や
免疫機能に関与するとされます。
リンパ節とは卵形をした小さなカプセルの様なもので、リンパ管
の通り道にあります。その数は約600個から700個のリンパ節
が存在すると言われます。主に腹部に集中し、そのうちの約200
個から300個は頸部に、約25個は腋窩、約10個が鼠径部にあ
り、その他は腹部臓器の周囲に存在すると言われます。リンパ節の
役割は簡単に言うとフィルター(濾過装置)であり、老廃物やウイ
ルスを濾過し、排除する為に働くのでリンパ節が腫れるのです。
ルスを濾過し、排除す る為に働くのでリンパ節が腫れるのです。
また血管の動きは心臓からのポンプ作用により血液が血管内を流
れます。しかし、リンパ管にはポンプ作用がない為、リンパ液を流
す力がありません。どの様な仕組みでリンパ液を流しているかと言
うと、身体を動かす事で起こる筋収縮と弛緩による筋活動や、関節
運動、動脈性拍動、呼吸、外的な皮膚圧迫などにより流れています。
その為、どこかの管で閉塞をきたすと流れが阻害され、リンパ液が
溜まり浮腫むのです。
医療法⼈社団めぐみ会
南大沢メディカルプラザ
リハビリテーション科
要するに一日の生活リズムの中で活動量が少なかったり、体が硬
いなどと言った様に筋肉活動や柔軟性が低下するとリンパ液の流
れが滞る事になります。
そこで、リンパ液の流れを良くするプログラムを1つ紹介したい
と思います。まずリンパ液をより良く流す為には体温を上げる事で
す。その為、お風呂上がりや軽いウォーキングなど有酸素運動を
20分から
20分から30
分から30分程度行った後に行うと良いでしょう。また、プール
30分程度行った後に行うと良いでしょう。また、プール
も水圧の影響を受けて非常に良いとされます。
その後、リンパマッサージを行うのですが重要なのが必ず末梢部
リンパマッサージを行うのですが重 要なのが必ず末梢部
位から中枢部位に向かって行う事です。理由としては先程、説明し
た様にリンパ管にはポンプ作用がありませんので中枢部位から末
梢部位に行うと老廃物が溜まってしまいます。
今回は下半身に対するやり方を御紹介致します。順番として(つ
ま先→
ま先 → 足首→
足首 →膝 → 大腿部→
大腿部→ 鼠径部の順で行います)まずはつま先か
ら両手で痛みの出ない程度に各部位を上方に向かって5秒から1
0秒程度、圧迫を加えながら揉みほぐして行きます。その後、軽く
なでる様に擦りながら末梢部位から中枢部位へと5回程度動かし
ます。最後に末梢部位から順に中枢部位まで関節の屈伸運動を行い
最後に末梢部位から順に中枢部位まで関節の屈伸運動を行い
ます。立ったままでも構いませんので5
ます。立ったままでも構いませんので5回程度繰り返してみて下さ
い。また、この時期はお肌も乾燥していますので、リンパマッサー
ジをする時にボディーオイルなどを使用するとお肌への負担も少
なくリラクゼーション効果も高まります。この様な手順で一日の終
わりに1
わりに1回でも良いので試してみて下さい。何事も近道はありませ
んので日々の習慣を大切にして下さい。
医療法⼈社団めぐみ会
南大沢メディカルプラザ
リハビリテーション科