埋め立て工事再開と反対の暴徒 JJ1SXA/池 1960 年代当時の東大全共闘議長山本義隆氏が、「私の 1960 年代」という本を出し ている、内容は、当時の闘争について語ったものだが、この本の内容について池田 信夫氏は、「その武勇伝と産学協同に対する批判ばかりで、積極的にどういう社会を 目ざしたのかはわからない。全共闘運動というのは、大学当局を否定するアナーキス トみたいなものだった。」と言っている、また、「こういう運動は敵がはっきりしているとき は多くの大衆を巻き込んで盛り上がるが、敵を見失うと急速に求心力を失う。そして敗 北の後には、何も残らない。今のシールズは、そのマンガみたいなものだ。…これが 全共闘運動の最高指導者の結論だとすれば、残念ながらそれはまったく無意味な騒 ぎだったといわざるをえない。」とも言っている。 Wikipedia によると、「山本義隆氏は、学生時代より秀才でならし、大学では物理学 科に進んで素粒子論を専攻し、ファインマン・ダイアグラムなどに明け暮れた。大学院 在学中には、京都大学の湯川秀樹研究室に国内留学しており、物理学者としての将 来を嘱望されていたが、学生運動の後に大学を去り、大学での研究生活に戻ることは なかった。」と記述されている、「今のシールズは、そのマンガみたいなものだ」と池田 氏が言うように、レベルが全く違う、シールズの騒ぎは全く無意味、「残念ながら」の言 辞もつかない。 「推薦枠で入ったけれど 勉強嫌い ついていけない 学校なんて行きたくない 社会の不満を叫んでいれば 友達たくさん 政治家チヤホヤ なんだか?エライ気 分♪ だから今日も僕ら… 平成デモ暮らし(デモクラシー)」と、「はすみとしこ」氏が 風刺漫画で書いている通りの活動でしか無い。 折りしも、政府は翁長沖縄県知事による埋め立て承認取り消し処分を撤回する「代 執行」手続きに入り、石井啓一国土交通相は、公有水面埋立法を所管する立場から、 取り消し処分を一時執行停止にした、いずれも、沖縄を含む日本の安全保障を確保 し、住宅密集地に隣接する普天間の危険性を取り除く適法な措置だ、これを受け、防 衛省沖縄防衛局は29日に埋め立ての本体工事に着手した、またまた、反対派のグ ループが騒ぎ、妨害する者たちを、警官が排除する映像が TV に流れる、排除される 暴徒を、メディアは反対派の市民としている、翁長氏は民意を振りかざしているが、辺 野古地区の住民は、基地建設に賛成している、余所者の反対派が押しかけ、迷惑行 為に及んでいることを、知事はどのように認識しているのだ、また翁長氏を提訴した普 天間飛行場周辺の住民も、辺野古基地の工事が進むことを歓迎している、これら直 接の当事者の意見は切実だ、それをどう考えるのだ、反対派の抵抗は実が無い、全 共闘運動と変わらない、振り上げた拳は下ろし難いだろうが、事ここに至っては、無駄 な抵抗は早く止めるべきだ、それが日本の国益である。 (30,Oct,2015 記)
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