後半は「ボランティア活動をひろげよう」ということで8つのグループに

後半は「ボランティア活動をひろげよう」ということで8つのグループに分かれ
てグループワークを行いました。
そこでは、
『ボランティアをやろうと思った瞬間、やっていて良かったと思った瞬間、
やめようと思った瞬間』
というテーマで70分程度の交流を行い、最後に各グループでどんなことを話し
合ったのか発表を行いました。そこでは、ボランティア活動を行っている人の生の
声や、活動する上での大切なポイントなどのエッセンスがたくさんちりばめられて
いました。参加者の皆さんも他グループの話を聞いて、ボランティア活動の楽しさ
を再確認したり、勇気づけられたりしているようでした。
各グループの発表をまとめました。こらからボランティア活動をはじめてみよう
という方にも参考になるのではないでしょうか。
・視覚障害者にパソコンの操作方法を教えるボランティアを始めたが、教えるのは難しかっ
たがリタイア後の楽しみだった。
・高齢者に体操教室のお手伝いのボランティアをやっている。高齢者の元気な顔を見るのが
楽しみだ。
・会食会の手伝いを長い間している。活動を続けているからこそ元気でいられる。また、長
く続けているので知り合いも多くいて、区役所に行こうと外に出ると次々と知り合いに会
うのでなかなか目的地に着かないこともある。
・昨年、ボランティア養成講座を受講し、夏ごろから障害のある子どもの放課後の見守りボ
ランティア活動を週に1回はじめた。子どもが家族と笑顔で帰る姿をみるのがやりがい。
・大学生、学習支援のボランティアをしている。ボランティア活動を通じて色々な勉強にな
っている。
・長く続けているとボランティア活動の範囲が広がりとても忙しくなってくる。それに対し
て活動を手伝ってくれる人、引き継いでくれる人がいないことが困ったこと。解決方法を
皆で考えたが、講座の開催やボランティア相談コーナーを通じて広く広報し、ちょっとや
ってみようかなと思ってもらえるように宣伝していくことなのではないかという話になっ
た。
・ボランティアをやってみて良かったと思うことは、
「またね」や「まってるよ」などの声を
かけてもらうなど、自分が求められていると感じることができることがうれしい。
・ボランティアを通じて嫌だと思うことがあっても、もっと良いことがあるので良いことを
考えていけばよい。
・自分に何が向いているのかと悩む前にまず行動をすることが大切だと思った。
・高齢者施設に若い人が参加し交流をすることで、いきいきとした会話になることが良いこ
とだと思った。
・同じ目標を持ったボランティアや職員などで「わ」ができて達成感などを共有できる。
・ボランティア活動を通じて普段知り合えないような人と知り会うことができ、視野がひろ
がる。
・ボランティアで関わる人と上手く交流できない時もあるが、相手の立場に立って考えるこ
とや相手の事を知ることで上手くいくときもある。
・ボランティアは楽しい。
・体の不調でボランティアをつらく感じることもある。
・ボランティアの金銭負担について場所によってまちまちなことに疑問を感じる。
・ボランティアをやることがストレスにならないようにする必要がある。
・意見の分かれたことについてボランティアの交通費の負担についての話があった。受入側
が負担すべきという意見や、ボランティアは仕方がなくやるのではなく自分から進んでや
ることだと思うという意見もあった。
・ボランティアを始めたきっかけは、他の人のために役に立つことをしたいという意見が多
かった。
・ボランティア相手の笑顔にふれて達成感を感じられることがやっていて良いと思うこと。
・人とふれあい、会話することが楽しい。
・体力的に続かなくなってくる。
・交通費の取扱いについてグループ内でも色々な意見が出た。
・ボランティアをやっていて良かったことは、色々な人と知り会うことができ、100人い
れば100通りの考えがあることを知ることができ視野が広がること。
・男性の介護ヘルパーは少ないので、若い人には福祉に携わることを続けてほしい。
・赤ちゃんなどの小さい子どもや若い世代の人が高齢者の施設に行くと、とても暖かい雰囲
気になる。
・言語によるコミュニケーションは全体の7%とも言われている。沈黙も会話の一部であり
決して悪いことではない。
・ボランティアは人のためというよりは自分のため。
・仕事をしているような感じでボランティアをして欲しくない。上下関係などが生まれるこ
ともあまり良くないと思う。
・上から目線にならないようにする必要もある。
・若い人は自分の生活もあり、なかなかボランティアに参加できない面もある。
・自分は読書が好きなので、視覚障がいで本を読めないような人のサポートをしたいと思い
ボランティアを始めた。
・連れ合いをなくしたことをきっかけにボランティアを始めた。
・自身の病気をきっかけに介護の資格取得を目指しながらボランティアを始めた。
・会食会でボランティアをやっているが、食べることが好きで、作るのも好きなのでこのボ
ランティアをしている。皆から笑顔をもらえると元気が出る。
・70歳になったらボランティアをやめようと思っていたが、周りからの説得により、もう
1年、もう1年と続けそれから7年もたってしまっている。皆からささえられ、情もうつ
りやめられなくなっている。
・食事をおいしいと言ってもらえることが励みになっている。
・高齢になり、家族や親族の体調などもありやめなければならなくなることもある。
・会の代表になると負担が大きくなる。上手く代表への負担を減らす仕組み作りが必要だと
思う。
・皆の笑顔や周りの支えがあるから長く続けられる。
・ボランティアを始めたきっかけとしては、授業で習った事を実践してみたいであったり、
きれいな人にすすめられてなど様々あった。
・ボランティアをやって良かったことは、ふとした時のお礼や、やりがいを持てたこと等、
自分が楽しいと思ったり、良かったと思えること。
・ボランティアを辞めたいと思う瞬間はボランティアで失敗をしたくないと思うことや、他
の趣味に時間を使いたいと思う時等ある。
・ボランティアは、自分の出来る事をできる範囲で楽しくやれれば良いんじゃないかと思っ
た。