2学期が始まって授業日が2回終わりました。各教室を回って様子を見ると、2学期最 初の授業日つまり始業式当日は、さすがに体と頭が学校生活に切り替えられていない様子 も散見されました。大人も、子どもだった頃の夏休みの終わりから2学期の始まりにかけ ての頃を思い出すと、思い当たる節があるかもしれません。 でも、いったん学校が始まってしまうと子どもたちの切り替わりも早いもので、2回目 の授業日(29日)は1回目とは大違いで、真剣に授業に臨む多くの児童生徒の姿があり ました。そして、久しぶりの休憩時間には、思いきり友達と遊ぶ姿が楽しそうでした。 【休憩時間、楽しそうに遊ぶ児童生徒 8月29日】 各学級の授業を見て回っていると、学習の中で大きな割合を占めているのが漢字学習で す。担任が力を入れている事の一つですが、同時に負担に感じている児童生徒がいるのも 事実です。もちろん自ら進んで新しい漢字を覚えている児童生徒もいます。 日 本 国 内 と 比 べ 、 補 習 校 で の 漢 字 学 習 は よ り 困 難 な 面 が あ り ま す 。「 漢 字 な ん て 勉 強 し なくても困らない」生活があるからです。そこでは、漢字学習に対するよほど明確で積極 的な目的意識がない限り、学習者である児童生徒にとって、漢字学習は負担であり余計な 事であり続ける可能性があります。 この点への対応力は、補習校よりも家庭(保護者)がよほど大きいと考えざるを得ませ ん 。「 何 の た め に 漢 字 を 覚 え る の か 」「 漢 字 を 覚 え て ど ん な 良 い 事 が あ る の か 」 の 具 体 例 を、機会を捉えて子どもたちに知らせる事も意味があるでしょう。 漢字関係キーワードでインターネット検索すると、実に多くの「漢字好きにする方法」 が 掲 載 さ れ て い ま す 。中 に は「 な る ほ ど 」と 思 わ さ れ る も の も あ り ま す 。「 漢 字 し り と り 」 などはその一例です。 いずれにしても、個々の家庭には個々の状況があり、その中で最適の方法を模索しなが ら、親子共々漢字と仲よくつきあうことが大切でしょう。 を 、小 学 部 2 年 生 ~ 6 年 生 で 実 施 し て い ま す 。 夏休みの間に忘れてしまっている漢字があると思います。繰り返し学習することで定着し ます。がんばりましょう。 この日は1年間に一度だけ「授業日に通常授業が全くない日」であり、児童生徒が楽し みにしている行事でもあります。遠足を存分楽しみ、またそれを通して人間関係や集団行 動について学べる事を期待しています。児童生徒は、もちろん遠足そのものも楽しみにし て い ま す が 、「 遠 足 の 日 の お 弁 当 が と て も 楽 し み だ 」 と い う 話 も 聞 き ま し た 。 な ん だ か よ く分かる気がします。いいお天気になると良いですね。
© Copyright 2024 ExpyDoc