平成27年度授業改善推進プラン 《音楽》 西東京市立住吉小学校

平成27年度授業改善推進プラン 《音楽》
西東京市立住吉小学校
●本校の実態を踏まえた学力等に関わる成果と課題
課題
成果
歌ったり、楽器を演奏したり、聴く事が好きな子どもが
ひとりひとりが自分の思いや感じた事を音楽で表現する
多い。低学年は体を動かすことも大好きである。仲よく
心地よさをし感じられるようにしたい。みんなで音楽を作
活動できるところがとても良いところである。
り上げる楽しさ、感動をさらに味わわせたい。
学年
児童の実態及び指導上の課題
具体的な授業改善策
1年生
リズムにのって歌ったり、打楽器を演奏したりする姿に、音楽へ さまざまな音楽に親しむ機会を大切にしながら、音楽への興味や意欲が持続で
の興味や意欲の高さが感じられる。鍵盤ハーモニカの学習では、 きるようにさせつつ、鍵盤ハーモニカの練習時間を十分に保障することで、演奏
指使いや吹き方がまだ器用にできない児童も見られる。
技術が無理なく身につくようにしたい。
2年生
全体にリズムに乗って動いたり、歌ったり、リズム打ちや楽器の さまざまな音楽に親しむ機会を引き続き持ち、階名模唱、暗唱に遊び
演奏が好きである。なかにリズムに乗れなかったり、短いフレー 感覚で親しませ、リズム読みや階名唱の音楽の語彙を身に付けられ
ズも覚えられずけんばんハーモニカに苦労している児童がいる。 るようにする。
リコーダーの音がよい音色で吹ける児童が多い。
聴き合う場を作り、客観的に徐々に自分の声や音、友達の声
3年生 一方、リズムを合わせたり、お互いの声を聴き合っ や音に意識が向くようにして、みんなで合わせる事の楽しさに
4年生
5年生
6年生
たり、声を合わせて歌うのが苦手な児童がいる。
気付かせる。
グループ活動で、話し合ったり、工夫する活動がうまくできる。一
方、自分の考えを述べたり、ひとりで自分を表現するのは周りを
意識してためらったり、周りに合わせて自分を出しきれない児童
がいる。
グループ活動で、話し合ったり、工夫する活動がよく取り組める。
意欲的でありながら、力が入りすぎて高音を出すのに苦労してい
る児童がいる。周りを意識して自分を表現できない児童もいる。
グループ活動を取り入れ、役割を決めながら少人数で自分の考えを
言える場を重ね自信を持って自分を表現できるようにしていきたい。
楽に高音が出せて気持よく歌えるようにいろいろな声の出し方を体験
させながらつかませたい。パートごとの声を響かせて合唱を作ってい
く取り組みを通してひとりひとりが思いを持って歌えるようにしていき
たい。
音楽を楽しむ児童が多い。感受性も高く、全体的にはよ 楽譜に親しむ場を設定して読譜に慣れさせる。
く取り組むことができる。読譜が苦手な児童がいる。グ グループ活動では音の環境面で厳しい事もある(スペース)ので音に
ループ活動でイメージを持って高めていくのが苦手な面 集中できるように順番等、工夫しながら進めたい。
がある。
●学校全体で取り組む内容
音楽集会での発表と鑑賞(全校)、ミニコンサート(全校)、学校クラスコンサート(4年)
音楽鑑賞教室(5年)など、狂言(全校)など、生の演奏に触れる機会を大切にする。
音楽表現を想いを持って、自信を持って、喜びを感じて表現できるようにしたい。