エネルギー情報業の創出 経済産業省 資源エネルギー庁 総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会 株式会社エナリ ス 代 表 取 締 役 社 長 村上 憲 郎 電力システム改革 急速に進む電力全面自由化 通信の自由化は、ケータイ × インターネットにより、30 年で実施、 電力の自由化は、バッテリー × IoT により、10 年で実施。 新電力:約 90 社 シェア:5.2% 特高・高圧 7.5 兆円 低圧 日本の新たな経済成長の飛躍台 2 バーチャルパワープラント(VPP):次世代の安定供給メカニズム コスト・DR 確度・電力規模で分散電源を仕訳 電力効率的利用の促進 コスト 遠隔からの設備制御 系統連携安定へ貢献 再生可能エネルギー 発電所 コジェネ アグリゲーター PV ヒート 電力サービスモデルの構築 ポンプ ネガワット取引 BEMS (節電量を市場で取引するビジネス) 蓄電池 EV DR 確度 エネファーム 手動節電 分散電源を活用して変動部を整形 0 HEMS PV EV 蓄電池 IoT を活用した需給マネジメント コジェネレーター 35% エネファーム群 15% EV 群 10% 100% リアルタイム変動部 エネファーム BEMS / CEMS 蓄電池群 50 市場 ベース電源 (節電や蓄電池、EV を遠隔制御) • エネルギーは、集中型から分散型エネルギー社会にシフト • 同時同量、安定供給をユーザーが支えるディマンドレスポンス (DR) • 郊外で発電するのではなく、都市部で発電、消費 • DR を支えるスマートコミュニティー、ハウス、家電 • 地産地消・自産自消が当たり前の社会 • 電気料金の削減 3 制度・ガイドラインの検討に関するお願い DR 活性化に貢献する、VPP が参加できるネガワット取引市場の創設 • kWh 市場だけでなく、kW も取引できる容量市場の創設検討をお願いします。 • 海外ではネガワット取引市場が存在して、容量も含めて活発なネガワット取引がされています。 • 全国で省エネを進めるために、小売事業者によるネガワット買取をプラス評価する仕組みや ネガワット買取制度の必要性をご検討ください。 分散型電源に対する託送料金(物流コスト)の見直し • 現在は、郊外の発電所と都市部の分散型電源は、物流コストが同一です。 • 地産地消の分散型電源は物流コストで優遇することをご検討ください。 • これにより、地域活性化・地域ブランド構築に貢献します。 • 一方で、郊外の発電所から送電することで発生する送電ロスが抑えられます。 送配電事業者による、VPP 活用方法の早期検討 • 一部の送配電事業者は VPP 活用を検討することに前向きです。 • ぜひ、送配電事業者による検討スピードの向上をお願いします。 • その際は、幅広いエネルギーリソースの参加を促す観点から、VPP 活用に必要な技術要件が、 コスト面も含めて過度に困難にならないような制度設計をお願いします。 産学官連携により、バーチャルパワープラント立上げに向けた継続検討が必要 4 グローバル戦略の実現 欧米勢に負けない All Japan の構築 2020 年東京オリンピック スマートジャパンを 世界に披露する機会 GDP 600兆円 目標 SMART 電力インフラシステム の輸出 産学官連携 による エネルギーリソース アグリゲーション ビジネス 推進 フォーラム (ERABF) 検討会 5 株式会社エナリス 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台 2-5-1 御茶ノ水ファーストビル 14F Tel:03-5567-5453 Fax:03-6657-5429
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