家庭学習の手引き 家庭学習の目標時間 分 家庭学習の必要性 学力を向上させ,定着させるには,授業に真剣に取り組むのはもちろんの こと,家庭での予習・復習が大切です。学校での学習内容は,家庭で復習す ることで知識が定着し,あらかじめ予習をしておくことで,内容を理解する ことにつながるからです。家庭学習の充実は,学力向上の第一歩です。 【豆知識】 皆さんは,「エビングハウスの忘却曲線」をご存知 ですか? 心理学者のヘルマン・エビングハウスは,記憶の 忘却について研究を行いました。それによると,人 間は記憶した内容を時間とともに忘れてしまうとい うことです。ですから,知識の定着には,繰り返し による復習が大切です。 家庭学習の手引き中学生版 香取市教育委員会 家庭学習のやり方 家庭学習は,宿題・復習・予習の3つが基本 1 宿題 □ まずやるべき家庭学習は宿題です。帰宅したらすぐやりましょう。 2 復習 □ 今日やった授業のノートを見直し,教科書と照らし合わせましょう。 □ 大切な部分に線を引くなどして見やすくし,内容を確認しましょう。 【国語・英語の取り組み例】 ・今日の授業で出てきた新しい漢字・単語を練習する。 ・既習でも,読めなかったり書けなかったりした漢字・単語を練習する。 【数学の取り組み例】 ・今日の授業で行った問題に再度取り組む。 ・プリントなどから類似問題を見つけて解いてみる。 3 予習 □ 教科書の次に習う範囲を読む。特に数学は,「例題」によく目を通 しておきましょう。 □ 国語や英語は,新しい漢字や単語を調べておきましょう。 □ 疑問点や不明点を明らかにし,その部分の解決を意識して授業を受 けましょう。 4 その他 □ 新聞・読書で読む力だけではなく,社会情勢に目を向けましょう。 □ テストが返されたら,間違ったところをノートに書き写し,解き直 して,同じ間違いをしないようにしましょう。
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