学生時代、学校ボランティアで学んだこと(体験したこと) 教師となって

国際コミュニケーション学部
(こども教育専攻)
平成 23 年度卒業
野口晋平
学生時代、学校ボランティアで学んだこと(体験したこと)
学生時代の自分は、朝小学校へ行き、校庭にラインを引き、子どもたちの登校時には
先生方とともにあいさつ運動をし、子どもたちの登校を見届けたら大学の授業を受けに
行く…。もちろん、授業に参加させて頂いたり、一緒に給食を食べるなどをしましたが、
とにかく学校という空間が大好きでした。時間さえあれば、小学校へ行き、子どもたち
と関わり尊敬する先輩方の指導を勉強させてもらいました。
学校ボランティアで学んだこと…一言では言いきれませんが、自分が特に学んだこと
は二つです、一つは“子ども”というのはどういったものなのかということです。これ
もたくさんの子どもたちと触れ合っていく中で、
「どんな子がいるのか」
「どんな事に反
応するのか」など、様々な学年、様々な担任の学級を見せてもらい多くの“子どもたち”
を見ることができました。二つ目は学校という組織が見えたことです。子どもの時とち
がって、学校がどう動いているのかが分かりました。
なによりも、小学校へ行くたびに「自分は先生になるべきだ」と背中を押されている、
そんな気になり今の自分への活力になりました。
教師となって活かされているところ
今自分が学級経営や授業に使っている教材やアイディアの多くは、ボランティアの頃
に学んだものです。また、たくさんの指導をしてくださった先生方との繋がりが現在も
続いていることが何よりも宝になっています。
ボランティア時代の自分は、
「自分に活かせるもの」を探すとともに、
「自分が力にな
れるもの」をボランティア中探していました。その姿勢は今も活きています。体育主任
をやっていますが、できるだけ先生方に気持ちよく働いてもらえるように心がけていま
す。その姿勢は、いつになっても大切にしていきたいと思います。ちなみに、ライン引
きの技術もボランティアで学びました。