特撮市場におけるキャラクタービジネスの考察

卒業論文 2015 年度(平成 27 年度)
特撮市場におけるキャラクタービジネスの考察
論文要旨
2014 年度のキャラクタービジネス市場規模は前年度比 101.3%の 2 兆 3,240 億円と推測
されており、本年度 2015 年は『妖怪ウォッチ』、
『ラブライブ!』などのヒットコンテンツ
に恵まれたこともあり、概ね好調な成績を出すことが予測されるだろう。そんな中、仮面
ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズ、ウルトラマンシリーズに代表される特撮テレ
ビ番組キャラクターの 2014 年度玩具売上高は、合計 345 億円であり、前年度比-13.8%に
低迷している。キャラクタービジネス市場の拡大が予測されるなか、元来キャラクタービ
ジネス市場において規模が小さく、厳しい様相を見せ始めている特撮市場が活性化するに
はどうしたら良いのだろうか。本論文は、映画産業、海外展開、ローカルヒーロー、キャ
ラクタービジネスと様々な観点から特撮コンテンツを分析したものであり、特撮市場の活
性化を目的としたものである。また、アニメのライセンス(版権)を利用したビジネスを
分析し、特撮コンテンツに取り入れるべきメソッドを顕示したものである。
デジタルコンテンツ学部
デジタルハリウッド大学
デジタルコミュニケーション学科
氏名:奥山雄太
指導教員:高橋光輝