復興支援として「被災地産の物を買うことが大事」約 8 割

<報道関係
各位>
プ レ ス リ リ ー ス
平成28年2月19日
「5 年を迎える東日本大震災に関する意識調査」
復興支援として「被災地産の物を買うことが大事」約 8 割
被災地産の食品の「買い控え」は減少傾向も、依然 2 割が買い控え
全国農業協同組合中央会
( J A 全 中 )
全国農業協同組合中央会(JA全中)は、20~60 歳代の男女 1,000 人を対象に、「5 年を迎える東日
本大震災に関する意識調査」を実施しました(サンプル数=1,000 人、調査方法=インターネット、期
間:平成 28 年 1 月 8 日~1 月 12 日)。今回は平成 27 年 1 月と平成 25 年の 12 月に実施した前回、前々
回の調査結果と一部比較してご報告します。
○震災を「忘れがちになっている」と思う人は 7 割以上で、増加傾向
発生から 5 年を迎える東日本大震災について、忘れがちになっていると思うかを聞いたところ、
「そ
う思う」21.9%、「ややそう思う」52.5%で、7 割以上が忘れがちになっていると回答。過去の結果と
比較してみると、年々記憶の風化が進んでいることが分かりました。また、前年よりも復興が進んだ
と感じるかについては、「そう思わない」8.0%、
「あまりそう思わない」46.3%で、前回同様半数以上
の人が、相変わらず復興が進んでいないと感じていました。
○震災復興に不足している支援は「被災地の農畜産物の購入」「被災地への旅行」
震災復興に対して不足していると思う支援は、「被災地の農畜産物の購入」が 32.7%で、前回同様
トップでした。被災 3 県では、
「被災地への旅行」が倍増していて、旅行客の経済効果を待望している
ことが伺えます。「特になし」という回答も、被災 3 県の方が前回よりも大幅に増加しており、復興が
進んだ一面を表す結果ともとれます。
○今後、復興支援に協力したい人は約 8 割
「被災地産の物を買うことが大事」と考えている人は約 8 割
今後、復興支援に協力したいと思うかを被災地以外の人に聞いた結果では、前回に引き続き8割以
上(82.3%)が協力意向を示しました。また、復興支援として「被災地産の物を買うことが今後も大
事」と回答した人が 79.7%を占めました。
○被災地産の食品の「買い控え」は減少傾向も、依然 2 割の人が買い控え
震災から 5 年を迎える現在、食品を買う際に被災地産かどうかを気にしているかについては、
「震災
直後から今までずっと気にしていない」が 45.1%、
「震災直後は買い控えをしていたが徐々に気にしな
いようになってきた」が 35.2%で、買い控えは減少傾向にあることが分かりました。一方で、
「震災直
後から変わらずなるべく買い控えをしている」が 15.5%、
「震災直後は気にしていなかったが今は買い
控えるようになった」が 4.2%で、依然として約 2 割の人が買い控えを行っているとの結果となりまし
た。
○大きな自然災害が起きると思っている人は約 7 割、「食料の備えなし」は 4 割
自分が暮らしているエリアで、近い将来に大きな自然災害が起きる可能性が高いと思うかについて
は、
「そう思う」が 26.5%、
「ややそう思う」が 43.7%で、約 7 割が高いと考えている結果となりまし
た。自然災害に備えて自宅で備蓄している食料については、
「飲料水」が 47.2%とトップでしたが、
「特
になし」と回答した人が 40.4%で、何も備えていない人が約 4 割を占めるという結果でした。
※原稿などにご活用いただく際には、
「JA全中調べ」と付記してくださいますようお願いいたします。
-本資料に関するお問い合わせ先-
全国農業協同組合中央会(JA全中)
広報部 広報企画課
担当:古林・井上 TEL:03-6665-6010 / FAX:03-3217-5072
■調査概要■
【調 査 名】:5 年を迎える東日本大震災に関する意識調査
【調査方法】:WEB モニターによるアンケート
【対
象】:20~60 歳代男女
【実施期間】:平成 28 年 1 月 8 日~1 月 12 日
【サンプル数】:1,000 人
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
女性
100 人
100 人
100 人
100 人
100 人
男性
100 人
100 人
100 人
100 人
100 人
男性
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国・九州・沖縄
計
20代
女性
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国・九州・沖縄
計
20代
30代
10
38
16
18
18
100
40代
11
37
17
17
18
100
30代
11
36
16
18
19
100
50代
10
37
17
18
18
100
40代
11
36
16
18
19
100
60代
13
33
17
16
21
100
50代
11
35
17
18
19
100
12
33
17
18
20
100
60代
13
31
17
17
22
100
12
32
17
18
21
100
※エリア別内訳
被災3県(宮城県・岩手県・福島県)
被災地以外
37
963
※地方別のサンプル数は、総務省による人口推計(平成 23 年 10 月 1 日現在)結果の構成比に合わせた。
※P.3 以降のリポートについて
結果の%は小数第 2 位を四捨五入して小数第 1 位まで表示している。このため、全体の計と内訳の合計、
内訳同士の合計が一致しないことがある。
なお、図表中の「n」とは number of case の略で、比率算出の基数を示している。
※リポート内で比較している前回調査とは平成 27 年 1 月 15 日~1 月 19 日に、前々回調査とは平成 25
年 12 月 27 日~12 月 30 日に実施した同様の調査で、対象条件とサンプル数については、今回調査と同
じである。
【調査会社】株式会社マーケティングジャンクション
2
震災を「忘れがちになっている」と思う人は 7 割以上で、増加傾向
発生から 5 年を迎える東日本大震災について、忘れがちになっていると思うかどうかを聞い
たところ、
「そう思う」が 21.9%、
「ややそう思う」が 52.5%で、74.4%が忘れがちになってい
ると回答しました。過去の結果と比較してみると、忘れがちになっているとの回答が増加傾向
にあることが分かりました。
震災のことを忘れがちになっていると思うか(過去結果との比較)
単数回答 n=1000
そう思う
0%
今回
(平成28年1月実施)
前回
(平成27年1月実施)
前々回
(平成25年12月実施)
10%
20%
ややそう思う
30%
あまりそう思わない
40%
50%
21.9%
60%
70%
80%
52.5%
19.4%
14.7%
そう思わない
51.9%
50.1%
3
18.7%
20.9%
27.5%
90%
100%
6.9%
7.8%
7.7%
前年よりも復興が進んでいないと感じている人が半数以上
平成 27 年は前年よりも震災からの復興が進んだと感じるかについては、「そう思わない」が
8.0%、
「あまりそう思わない」が 46.3%で、進んでいないと回答した人が 54.3%を占めました。
前回と比べると復興が進んでいると感じている人が微増したものの、半数以上の人が、相変わ
らず復興が進んでいないと感じている結果でした。
平成27年(平成26・25年)は
前年よりも震災からの復興が進んだと感じるか(過去結果との比較)
単数回答 n=1000
そう思う
0%
今回
(平成28年1月実施)
10%
7.4%
前回
(平成27年1月実施)
6.0%
前々回
(平成25年12月実施)
5.9%
20%
ややそう思う
30%
あまりそう思わない
40%
38.3%
50%
そう思わない
60%
70%
46.3%
34.8%
49.2%
37.9%
45.9%
4
80%
90%
100%
8.0%
10.0%
10.3%
被災地のために現在も続けている支援は「節電」
被災地のために現在も続けている支援活動については、「節電」が 16.8%でトップでしたが、
「特になし」という回答が 61.0%と目立つ結果となりました。被災 3 県と被災地以外を比較し
てみると、被災 3 県の方が、支援活動に積極的であることが分かります。
被災地のために現在も続けている支援活動
複数回答 n=1000
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
節電
被災地の商
品の購入
募金
被災地への ボランティア
旅行
活動
献血
復興支援イ 被災地の知
支援物資の
ベントへの 人などへの
提供
参加
連絡
その他
特になし
被災3県
29.7%
21.6%
10.8%
5.4%
8.1%
2.7%
8.1%
2.7%
2.7%
0
48.6%
被災地以外
16.3%
15.3%
11.0%
5.1%
3.2%
2.9%
2.5%
2.2%
1.8%
0.3%
61.5%
全体
16.8%
15.5%
11.0%
5.1%
3.4%
2.9%
2.7%
2.2%
1.8%
0.3%
61.0%
5
震災復興に対して不足していると思う支援は
「被災地の農畜産物の購入」「被災地への旅行」
震災復興に対して不足していると思う支援は、「被災地の農畜産物の購入」が 32.7%で、前
回同様トップでした。被災 3 県と被災地以外を比較すると、被災 3 県で、
「被災地への旅行」が
倍増していて、旅行者の宿泊や飲食、地域の特産品の購入などによる経済効果を待望している
ことが伺えます。「特になし」という回答も、被災 3 県の方が前回よりも大幅に増加しており、
復興が進んだ一面を表す結果ともとれます。
震災復興に対して不足していると思う支援(エリア別前回結果との比較)
複数回答
50%
40%
30%
20%
10%
0%
被災地の農
畜産物の購
入
募金
被災地への
旅行
ボランティア
活動
支援物資の
提供
その他
特になし
今回 n=37
(平成28年1月実施)
40.5%
10.8%
32.4%
16.2%
8.1%
5.4%
35.1%
前回 n=43
(平成27年1月実施)
46.5%
11.6%
16.3%
18.6%
23.3%
25.6%
11.6%
今回 n=963
(平成28年1月実施)
32.4%
21.8%
19.8%
20.4%
15.8%
5.8%
32.4%
前回 n=957
(平成27年1月実施)
39.2%
20.9%
19.2%
22.7%
24.3%
12.3%
20.8%
今回の全体 n=1000
(平成28年1月実施)
32.7%
21.4%
20.3%
20.2%
15.5%
5.8%
32.5%
被災3県(前回との比較)
被災地以外(前回との比較)
6
今後、復興支援に協力したい人は約 8 割
今後、復興支援に協力したいと思うかを被災 3 県以外の回答者に聞いてみると、
「きっかけが
あれば、できる範囲で協力したいと思う」が 54.4%で約半数、その他「被災地の農畜産物を購
入するなど、日常生活の中で、意識的に協力していきたい」が 21.8%、「ボランティアや募金
など、直接被災地にかかわる方法で、積極的に協力していきたい」が 6.1%で、合わせて 82.3%
と前回に引き続き 8 割以上が協力意向を示しました。
今後、 復興支援に協力したいと思うか?
単数回答
ボランティアや募金など、直接被災地にかかわる方法で、積極的に協力していきたい
被災地の農畜産物を購入するなど、日常生活の中で、意識的に協力していきたい
きっかけがあれば、できる範囲で協力したいと思う
特に、協力するつもりはない
0%
今回 n=963
(平成28年1月実施)
前回 n=957
(平成27年1月実施)
10%
6.1%
7.6%
20%
30%
40%
21.8%
50%
60%
54.4%
30.0%
70%
80%
90%
100%
17.7%
49.4%
13.0%
※岩手県・宮城県・福島県在住以外の人のみの回答
7
復興支援として「被災地産の物を買うことが大事」と考えている人は約 8 割
復興支援として被災地産の物を買うことについては、今後も大事だと思うと回答した人が
79.7%を占めました。
復興支援として被災地産の物を買うことは、今後も大事だと思うか
単数回答 n=1000
いいえ
20.3%
はい
79.7%
被災地産の食品の「買い控え」は減少傾向も、依然 2 割の人が買い控え
震災から 5 年を迎える現在、食品を買う際に被災地産かどうかを気にしているかについては、
「震災直後から今までずっと気にしていない」が 45.1%、次いで「震災直後は買い控えをして
いたが徐々に気にしないようになってきた」が 35.2%となり、買い控えは減少傾向にあること
が分かりました。一方で、
「震災直後から変わらずなるべく買い控えをしている」が 15.5%、
「震
災直後は気にしていなかったが今は買い控えるようになった」が 4.2%で、依然として約 2 割
の人が買い控えを行っているとの結果となりました。
震災から5年を迎え、
現在、 食品を買う際に被災地産であることを気にして買うのを控えることはあるか
単数回答 n=1000
震災直後か
ら変わらず
なるべく買い控えをしている
15.5%
震災直後は
気にしていなかったが
今は買い控えるようになった
4.2%
震災直後から
今までずっと
気にしていない
45.1%
震災直後は
買い控えをしていたが
徐々に気にしないように
なってきた
35.2%
(参考) 岩手県・宮城県・福島県在住以外の人のみの回答(n=963)では、
「震災直後から今までずっと気
にしていない」が 44.2%、「震災直後は買い控えをしていたが徐々に気にしないようになってきた」が
35.7%、「震災直後は気にしていなかったが今は買い控えるようになった」が 4.3%、「震災直後から変
わらずなるべく買い控えをしている」が 15.8%でした。
8
大きな自然災害が起きると思っている人は約 7 割
自分が暮らしているエリアで、近い将来に大きな自然災害が起きる可能性が高いと思うかと
聞いてみると、「そう思う」が 26.5%、「ややそう思う」が 43.7%で、合わせて 70.2%の人が
高いと考えている結果となりました。
自分が暮らしているエリアで、近い将来に、大きな自然災害が起きる可能性が高いと思うか
単数回答 n=1000
そう思わない
5.3%
そう思う
26.5%
あまりそう思わない
24.5%
ややそう思う
43.7%
自然災害に備えて備蓄しているものは飲料水
自宅で自然災害に備えて備蓄している食料について聞いたところ、「飲料水」が 47.2%でト
ップ。次いで「レトルト食品」が 24.8%、「カップ麺」が 21.7%でした。
また、「特になし」と回答した人が 40.4%で、何も備えていない人が 4 割を占めるという結
果でした。
実際に、 自宅で自然災害に備えて備蓄している食料
複数回答 n=1000
60%
50%
47.2%
40.4%
40%
30%
24.8%
21.7%
18.5%
20%
17.4%
16.1%
13.1%
9.1%
10%
8.7%
7.8%
7.8%
5.1%
1.1%
0.3%
0%
飲
料
水
レ
ト
ル
ト
食
品
カ
ッ
プ
麺
(
乾
パ
ン
等
)
非
常
用
の
食
料
ク
ッ
キ
ー
な
ど
ビ
ス
ケ
ッ
ト
や
生
米
水
以
外
の
飲
み
物
カ
ッ
プ
麺麺
類以
外
の
9
炊
い
て
あ
る
も
の
)
ご
は
ん
(
米
を
長
期
保
存
可
能
な
パ
ン
そ
の
他
の
お
菓
子
イ
ン
ス
タ
ン
ト
食
品
そ
の
他
の
保
存
可
能
な
食
料
そ
の
他
長
期
そ
の
他
特
に
な
し
自然災害に対して備蓄している食料は、3~4 日分が約 4 割
自宅で自然災害に備えて食料を備蓄している人に、何日分くらいを想定しているか聞いたと
ころ、「3~4 日」が最も多く 39.9%。1 週間以内と回答した人が、合わせて 80.9%でした。
「 自宅で自然災害に備えて備蓄している食料」は、具体的に何日分くらいを想定しているか
単数回答 n=596
1日以下
5.7%
具体的に考えていない
12.4%
それ以上
3.7%
2日
16.8%
8~10日
3.0%
5~7日
18.5%
3~4日
39.9%
※自宅で自然災害に備えて
食料を備蓄している人
のみの回答
■お願い■
※原稿などにご活用いただく際には、
「JA全中調べ」と付記してくださいますようお願いいたします。
なお、平成 27 年 1 月および平成 25 年 12 月に実施した調査結果については、JA全中HPの年度別
「プレスリリース」をご覧ください。
JA全中HP:http://www.zenchu-ja.or.jp/
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