山根聡幸

NPO 法 人 短 期 派 遣 研 修 報 告 書
所属名
西 部 県 民 センター
県央事務所
氏名
山根 聡幸
派遣先
NPO法 人 名
福 祉 アミーゴの会
① 研 修 の日 時
平 成 21年 10月 5日 (月 )∼平 成 21年 10月 8日 (木 ) :4日 間
平 成 21年 11月 4日 (水 )∼平 成 21年 11月 6日 (金 ) :3日 間
※各 日 8:30∼17:15
② 研 修 の内 容
・通 所 される高 齢 者 とのレクリエーション活 動 の補 助
・送 迎 の補 助
など
③ 研 修 の感 想
日 々、職 員 5名 で10名 強 の利 用 者 と一 緒 に過 ごしたが、迎 えから送 りまでの数 時 間 は慌 た
だしく過 ぎていった。
介 護 業 務 は、入 浴 やトイレの介 助 など(研 修 生 は従 事 しなかったが)肉 体 的 な部 分 はもちろ
ん、相 手 が高 齢 者 だけに、日 々の体 調 変 化 に配 慮 した細 かな対 応 が必 要 であったり、また、
利 用 者 との意 思 の疎 通 がうまくいかないことも多 々あり、精 神 的 にもハードな仕 事 であると実
感 した。
所 内 の雰 囲 気 は明 るく、職 員 も使 命 感 を持 って介 護 に従 事 されているが、「キツい仕 事 の
割 に(金 銭 的 に)報 われない」のも事 実 のようで、そのため、勤 続 期 間 が短 い+新 しい人 材 が
入 ってこない=慢 性 的 な人 手 不 足 、という大 きな問 題 がある。事 業 所 は人 員 的 にも経 済 的 に
もギリギリの状 態 で運 営 している。
今 後 一 層 の高 齢 化 が進 み、社 会 的 介 護 を必 要 とする高 齢 者 が増 えることは明 白 で、対 応
できるだけの体 制 を整 える必 要 性 を強 く感 じた。行 政 として、ボランティア精 神 に頼 ったり、理
想 論 を謳 うだけではなく、介 護 事 業 が「業 」として成 り立 つ仕 組 みを探 っていく必 要 があると感
じた。