別紙 ゴールド・エコテック選定技術の概要 技術・製品名 申請者名 樹脂成形の省エネ 株式会社新日 を実現する「遮熱 本テック h a t( ハ ッ ト )」 ( 大 阪 市 ) 評価結果及び分野 技術概要 l 本製品は、プラスチック射出成形機のノズル と金型との間に装着することで、双方の熱移 動を軽減することにより省エネルギー効果を 得る部品である。 l 熱移動の軽減は、ステンレス製メッシュの空 隙部に真空セラミックバルーンを含有した特 殊な塗料を塗布したものを、ステンレス外装 部品ではさみこむことにより実現したもので ある。 l 樹脂の糸ひきや樹脂焼けの防止、バリ低減な どにも効果があり、成形品質の向上も期待で きる。 l 本 製 品 は 、工 業 、印 刷 及 び 包 装 用 の プ ラ ス チ ッ ク フ ィ ル ム 、シ ー ト 、金 属 箔 等 の 巻 き 取 り に 必 要な軸芯に、新たな機能を付与したものであ る。 巻き取りコア表面層に段差吸収性の高いゴム 素 材 を 配 置 す る こ と に よ り 、フ ィ ル ム 等 の 巻 き 取り時に発生する巻き始めのフィルム段差痕 を 軽 減 し 、フ ィ ル ム ロ ス に よ る 廃 棄 物 や 余 剰 生 産の解消が期待できる。 ゴ ー ル ド・エ コ テ ッ ク 省エネルギー技術・製品 l フィルム段差の吸 株式会社加貫 収でロスを低減す ローラ製作所 る巻取りコア「e (大阪市) -コア」 ゴ ー ル ド・エ コ テ ッ ク l ゴム表面の一部にフィルム貼り付け部を付加す る こ と に よ り 、両 面 テ ー プ を 使 用 せ ず に フ ィ ル ム 資源の有効利用に 配慮した技術・製品 硬質巻取りコアの場合 フィルム段差が転写しロスが発生 巻 取 り コ ア e-コア の 場 合 を 巻 き 始 め る こ と が 可 能 と な る と と も に 、巻 き 解 いた後のコアの再利用が容易となった。 l ゴム配合処方および巻き取りコア専用製法によ り 、軟 化 温 度 が 6 0 ℃ 程 度 の 低 耐 熱 樹 脂 コ ア に 対 してもゴム施工ができるなど広い適用範囲があ る。 フィルム段差をゴムが吸 収しロスを低減 技術・製品名 申請者名 レアメタル使用量 を 削 減 し た リ ユ ー マツダ株式会 ス 可 能 な 冷 間 鍛 造 社(大阪市) 金型 評価結果及び分野 技術概要 l 本 技 術 は 、冷 間 鍛 造 製 品 を 製 造 す る た め の 金 型等の製造に必要なレアメタルの使用量を 削 減 す る と と も に 、金 型 等 の 摩 耗 部 分 を 再 生 し、長寿命化を実現するものである。 l ポ ン チ の 基 材 部 分 に は 安 価 な 素 材 を 用 い 、先 端部分のみに超硬合金素材を用いることに よ り 、レ ア メ タ ル の 使 用 量 を 9 0 % 削 減 す る ことができる。 摩耗したポンチの再生は通常行われていな か っ た が 、超 硬 合 金 の 被 膜 を 再 生 す る コ ー テ ィング技術によりポンチの再利用を可能と している。 ゴ ー ル ド・エ コ テ ッ ク 資源の有効利用に 配慮した技術・製品 l 成膜前 成膜後 パンチピン金型皮膜の製作例
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