2016年02月05日号 - 石油情報センター

ウィークリー オイル マーケット レビュー
15第41号
2016年(平成28年)
発行所
(一財)日本エネルギー経済研究所
毎週(金)14:00発行
2月5日(金曜日)
〒104-8581 東京都中央区勝どき1-13-1イヌイビル・カチドキ11階
ホームページ http://oil-info.ieej.or.jp
電 話 (03)3534-7411(代)
F A X
(03)3534-7422
■ 概況
1/21~1/27のNYMEX・WTIは、金融緩和や寒波の影響で
30ドルを回復し、29~32ドルで推移した。
上がりした。2日は反落して29.20ドル、3日は28.30ドルと
なった。
1月28日は、ロシアのノバク・エネルギー相が、OPEC(石
為替は、前週は117~118円台と円高水準が続いた。28
油輸出国機構)と非OPECが閣僚級の会合を予定していると
日は118.66円、29日は金融緩和により急速に円安が進み
発言したことから続伸した。3月限の終値は、前日比0.92ドル
120.87円、週明け1日は121.17円、2日は120.90円、3日は
高の33.22ドルとなった。
119.71円と円安傾向が続いた。
主要元売会社の2月第2週に適用するガソリンと中間留
週末29日は、引き続き協調減産への期待が続いたことと、
米国の稼働リグ数が減少したことから4日続伸した。3月限
分の卸価格は、据え置きから3.5円の値上がりだった。原油
は、前日比0.40ドル高の33.62ドルで終了した。一時は34.40
値上がりと円安進行の影響を受けた。
ドルを記録した。
そのような中で、2月1日時点の小売価格は、ガソリンが
1.8円値下がりの113.4円、軽油も1.5円値下がりの98.7円、
週明け1日は、OPEC、非OPECの協議の見通しが立たな
いこと、中国の経済指標が低調だったことから5営業日振りに
灯油は1.0円値下がりの61.8円となった。ガソリン・軽油は
反落した。3月限の終値は、前日比2.00ドル安の31.62ドルで
14週連続の値下がり、灯油は29週連続の値下がりで調査
終了した。
開始以来の最長を更新した。この週の原油コスト、元売りの
2日は、OPECとロシアとの協調減産への観測が後退する
卸価格は共に値下がりで、9週連続で全都道府県で値下が
りした。
中、需給緩和懸念が再燃し、再び30ドルを割り込んだ。米北
東部の暖冬も値下がり材料。3月限の終値は、前日比1.74ド
ル安の29.88ドルで終了した。
3日は、EIAの週間統計で、原油在庫は市場の予想を上回
る増加を示したが、大幅にドル安が進んだこと、ロシアが
OPECとの原油減産に関する協議が開催されればロシアは
参加すると述べたとの報により3営業日振りに反発した。3月
限の終値は、前日比2.40ドル高の32.28ドルで終了した。
アジアの指標原油である中東産ドバイ原油/東京市場(3月
渡し)は、引き続き20ドル台の、23~27ドルで推移した。28日
は28.40ドル、29日は3週振りに30ドル台を回復し30.70ド
ル、週明け1日は30.90ドルと、欧米市場の値上がりを受け値
($/b)
150.0
原油
今週
前週比
前年比
(千kl )
1/24 ~ 1/30
3,788
トッパー稼働率
(%)
〃
86.9
▼
原油在庫量
(千kl )
1/30
14,004
▼
-728
▲
-
100.0
中東産原油(TOCOM) ($/ bbl )
2/1
32.27
▼
-0.13
▼
-18.3
90.0
WTI原油(NYMEX)
($/ bbl )
2/1
31.62
▲
1.28
▼
-18.0
価 原油CIF単価
($/ bbl )
1月上旬
39.51
▼
-3.12
▼
-23.85
格
①原油CIF単価
(¥/ kl )
〃
30,078
▼
-2,694
▼
-17,463
②ドル換算レート
(¥/$)
〃
121.02
▲
1.20
▼
-1.73
外国為替TTSレート (¥/$)
2/1
122.17
▼
-2.54
▼
-3.71
需
給
-74
-1.7
→
[NYMEX]WTI原 油
140.0
▼
原油処理量
▼
-
[TOCOM]中 東 産 原油
130.0
120.0
-
145.29
138.54
110.0
119.37
120.92
113.93
110.33
99.62
89.47
80.0 78.21
86.84
72.68
70.0
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
2/1
1/5 1/5 1/5 1/5 1/5 1/5 1/5 1/5 1/5 1/5
1
ウィークリー オイル マーケット レビュー
15第41号
(円/L)
(単位:千kl、円/㍑)
ガソリン
今週
需
生産
給
前週比
138
1/24 ~ 1/30
1,093
輸入
〃
n.a.
出荷
〃
908
▼
-88
▼
-
輸出
〃
101
▲
4
▼
-
在庫
1/30
1,774
▲
85
▲
-
価 業転 [陸上ローリー
格 4地区平均 ]
先物
[ 期近物/終値]
小売 [ 週動向]
▲
140.0
ガソリン(小売)
前年比
▼
-
135.0
132.7
n.a.
n.a.
(RIM)
1/26
~
2/1
31.4
▲
0.2
▼
-16.4
(TOCOM /東京湾)
1/26
~
2/1
35.1
▲
3.4
▼
-13.9
( TOCOM/中部)
2/1
36.0
▲
1.0
▼
-14.0
(資エ庁公表)
2/1
113.4
▼
-1.8
▼
-20.9
130.0
125.0
120.0
115.0
113.4
110.0
※業転、先物価格は税抜き価格 11/2
12/1
12/30
2/1
1/28
(円/L)
(単位:千kl、円/㍑)
軽油
今週
前週比
1/24 ~ 1/30
804
輸入
〃
n.a.
需
出荷
給
〃
639
▼
-19
▲
-
輸出
〃
298
▲
55
▲
-
在庫
1/30
1,752
▼
-133
▲
-
業転 [陸上ローリー
4地区平均 ]
価 先物
格 [ 期近物/終値]
小売 [ 週動向]
-10
軽油(小売)
前年比
生産
▼
120.0
▼
n.a.
-
115.0
n.a.
111.3
(RIM)
1/26
~
2/1
34.1
▼
-1.9
▼
-9.6
(TOCOM /東京湾)
1/26
~
2/1
39.4
▲
3.9
▼
-8.5
110.0
105.0
100.0
( TOCOM/中部)
2/1
-
(資エ庁公表)
2/1
98.7
-
▼
-1.5
-
▼
98.7
-16.5
95.0
※業転、先物価格は税抜き価格
11/2
12/1
12/30
2/1
1/28
(円/L)
(単位:千kl、円/㍑)
灯油
今週
1/24
生産
~
1/30
前週比
503
▼
-52
▲
〃
n.a.
需
出荷
給
〃
757
▼
-92
▲
-
輸出
〃
24
▼
-1
▼
-
在庫
1/30
1,906
▼
-277
▼
-
4地区平均 ]
価 先物
格 [ 期近物/終値]
小売 [ 週動向]
n.a.
-
輸入
業転 [陸上ローリー
85.0
前年比
灯油(小売)
80.0
n.a.
77.1
75.0
70.0
(RIM)
1/26
~
2/1
33.7
▲
3.9
▼
-13.1
(TOCOM /東京湾)
1/26
~
2/1
33.2
▲
3.2
▼
-15.2
65.0
( TOCOM/中部)
2/1
34.5
▲
4.0
▼
-15.5
(資エ庁公表)
2/1
61.8
▼
-1.0
▼
-20.1
61.8
60.0
11/2
12/1
12/30
2/1
1/28
2
ウィークリー オイル マーケット レビュー
15第41号
■ 関連情報
1 海外/原油
3日のNYMEX市場のWTI原油は3営業日振りに反発し
3月限の終値は、前日比2.40ドル高の1バレル32.28ド
た。ドル安が大幅に進行し、原油に割安感が広まったことに
ル、4月限の終値は、前日比2.25ドル高の1バレル33.86ド
加え、ロシアとOPECとの原油減産協議に関し、ロシア外相
ルだった。
が合同会議が開催されればロシアは出席すると発言したこ
EIAによると、2月1日時点のガソリンの小売価格は全米
とから、供給過剰の解消への期待が広がった。EIA(米エネ
平均で前週比3.4セント値下がりの1ガロン1.822ドル(58.6
ルギー情報局)の週間統計は、原油在庫は事前予想(480
円/㍑)となった。ディーゼルは4.0セント値下がりの2.031ド
万バレル増)を上回る780万バレル増だったものの、上記の
ル(65.3円/㍑)。ガソリンは5週、ディーゼルは12週連続の
要因のほうが重要視された模様。
値下がり。
2
国内/製品需給
(1)出荷
石連週報によれば、1月24日~1月30日に休止した
(対前週10.8%減)、軽油63.9万 kl(対前週2.9%減)、
トッパー能力は、22.7万バレル/日と先週から12.7万バ
A重油29.4万 kl(対前週8.1%減)、C重油40.2万 kl(対
レル/日の増加。(全処理能力は391.7万バレル/日)。
前週17.5%増)。
原油処理量は378.8万kl、前週に比べ7.4万kl減。前年
に対しては、21.3万klの減少。トッパー稼働率は86.9%
と前週に対し1.7ポイント減少、前年に対しては4.2ポイ
ントの減少となった。
(単位:千KL)
生産は前週に比べて灯油、軽油が減産となり、その
今週
(1/24 ~ 1/30)
他の油種で増産となった。ガソリン/14.4%増、ジェッ
ト/69.3%増、灯油/9.4%減、軽油/1.2%減、A重油/4.2%
増、C重油/7.5%増。今週のC重油の輸入は7.6万kl(前
週比2.7万kl増)。軽油の輸出は29.8万kl(前週比5.5万kl
前週
(1/17 ~ 1/23)
前週比
ガソリン
908
996
▼
-88
(-9%)
ジェット燃料
85
111
▼
-26
(-23%)
灯油
757
849
▼
-92
(-11%)
軽油
639
658
▼
-19
(-3%)
A重油
294
320
▼
-26
(-8%)
C重油
402
342
▲
60
(18%)
合 計
3,085
3,276
▼
-191 (-6%)
増)。
出荷(販売量)は、前週比ではC重油のみが増加し、
その他の油種で減少。前年比ではガソリン、ジェッ
ト、C重油が減少となり、その他の油種で増加した。当
該週前半においては、西日本、北陸を中心とした40年
振りとも言われた大雪を伴う大型寒波が到来、各交通
機関にも影響を与えた。ガソリン出荷においても大き
な落ち込みを見せて90.8万 kl(対前週8.8%減)と4週連
続の100万kl割れ、また5週振りの前年割れとなった。
ジェット8.5万 kl(対前週23.4%減)、灯油75.7万 kl
2
国内/製品需給
※今週出荷量=(前週末在庫+今週生産+今週輸入)-(今週輸出+今週末在庫)
(2)在庫
1月30日時点の在庫はガソリン、ジェットで積み増
し、A重油でスライド、その他油種で取り崩しとなっ
(単位:千KL)
た。また前年に対してはガソリン、ジェット、軽油が
今週
(1/30)
前週
(1/23)
ガソリン
1,774
1,689
▲
85
(5%)
ジェット燃料
982
976
▲
6
(1%)
灯油
1,906
2,183
▼
-277 (-13%)
軽油
1,752
1,885
▼
-133 (-7%)
A重油
805
805
→
0
(0%)
C重油
2,151
2,250
▼
-99
(-4%)
合 計
9,370
9,788
▼
-418 (-4.3%)
積み増しとなり、その他の油種で取り崩しとなった。
ガソリンは177.4万kl、前週差8.5万kl増。前年に対し
1.4万kl多い。
灯油は190.6万kl、前週差27.7万kl減。前年に対しては
21.6万kl少ない。
軽油は175.2万kl、前週差7.1万kl減。前年に対しては
10.4万kl多い。
前週比
A重油は80.5万kl、前週差スライド。前年に対しては
2.9万kl少ない。
C重油は215.1万kl、前週差9.9万kl減。前年に対して
は7.9万kl少ない。
3
ウィークリー オイル マーケット レビュー
3
国内/製品卸売価格
15第41号
(1)元売会社 仕切価格改定動向
1月26日から2月1日までの原油コストは原油価格が値上
他の油種を1.0円値上げする旨通知した。
がりし、為替レートも円高で、原油コストも値上がりしたもの
と見られる。
陸上スポット価格は、ガソリン84~85円台、軽油33~34
円台、灯油32~34円台だった。海上スポット価格は、ガソリ
ン86~89円台、軽油34~35円台、灯油32~38円台であ
る。また、先物価格はガソリン86~90円台、軽油36~41円
台、灯油29~35円台だった。寒波の影響を受け灯油が値
上がりしたが、軽油は比較的軟調だった。
EMGマーケティングは4日、6日以降出荷分の陸上外販
スポット価格について、ガソリンを2.0円、灯油を2.5円、その
3
国内/製品卸売価格
(2)業転価格・先物価格動向
(RIM)
製品スポット市況は、原油価格の値上がりに対応し、先物
(単位:円/㍑)
[陸上ローリー
から値上がりに転じた。週間のガソリン販売量は、過去4週に
今週
4地区平均 ]
ス
ポ
ッ
わたり100万klを下回った。
2月第2週(2月4日~2月10日)適用の元売卸価格に影響
川崎、中京、阪神の4地区の陸上ラック価格平均値)は、ガソ
~
2/1)
前週
(1/19
~
1/25)
31.4
31.2
▲
0.2
灯油
33.7
29.8
▲
3.9
軽油
34.1
36.0
▼
-1.9
( TOCOM )
リンは0.2円、灯油は3.9円の値上がり、軽油は1.9円の値下
(単位:円/㍑)
[期近物 /終値 ]
がり、東京湾渡しの海上スポット平均価格は、ガソリンが3.1
今週
〔平均〕
円、灯油は4.2円の値上がり、軽油は0.3円の値下がりだっ
た。また先物価格は、ガソリンが3.4円、灯油は3.2円、軽油は
3.9円の値上がりだった。寒波と原油価格の回復を受け、ス
先
物
価
格
ポット製品価格は一部の軽油を除き値上がりした。
前週比
レギュラー
ト
価
格
を与える直近の陸上スポット価格(1月26日~2月1日/千葉、
(1/26
(1/26
~
2/1)
前週
(1/19
~
1/25)
前週比
レギュラー
35.1
31.7
▲
3.4
灯油
33.2
30.0
▲
3.2
軽油
39.4
35.5
▲
3.9
※上記価格は税抜き価格
2月第2週の大手元売の卸価格は、据え置きから3.5円の
参考値 (1/26~2/1実績値)
値上がりだった。なお、元売会社は、2010年から卸価格の改
定に際して、原油や製品相場、他社仕切りなどの動向を総合
的に判断する方式としたが、2014年6月から、原油調達コスト
(単位:円/㍑)
油種
現物
先物
平均
ガソリン
0.2
3.4
1.8
灯油
3.9
3.2
3.6
軽油
-1.9
3.9
1.0
A重油
-0.4
をより重視する方式に変更した。
(出所) 現物: RIM社陸上ローリー 4 地区平均価格
(千葉・川崎・中京・阪神)
先物: TOCOM京浜地区海上バージ渡し平均価格
4
国内/製品小売価格
2月1日時点におけるSS店頭価格は、ガソリンが前週比1.8
週比1.3円安)の108.0円で、高知県(同4.0円安)が108.0
円値下がりの113.4円、軽油も1.5円値下がりの98.7円、灯油
円で続いている。最高値は鹿児島県(同1.0円安)の123.8
は1.0円値下がりの61.8円だった。ガソリン、軽油は14週連続
円だった。都道府県別で最も値下がりしたのは香川県(同
の値下がり、灯油は29週連続の値下がりで平成2年の本調
5.4円安)で109.7円だった。
査開始以来の最長を更新し続けている。下げ幅は累計でガ
原油コストと製品スポット市況も値上に転じ、卸価格も
ソリン20.4円、軽油13.5円、灯油は24.0円。6年9~10年9ヵ
値上がりが大勢だった。次週の小売価格は、値上がりが
月振りの安値を引き続き更新した。
予想される。
都道府県別の動向として、ガソリンの値上がり、横ばいは
なく、9週連続で47都道府県すべてで値下がりだった。沖縄
県を除く都道府県別のガソリンの全国最安値は、埼玉県(前
(単位:円/㍑)
(資エ庁公表)
[ 週動向]
小
売
価
格
今週
(2/1)
前週 (1/25)
前週比
直近高値
レギュラー
113.4
115.2
▼
-1.8
08/8/4
185.1
灯油
61.8
62.8
▼
-1.0
08/8/11
132.1
07年4月以降 2,000店舗を対象。
軽油
98.7
100.2
▼
-1.5
08/8/4
167.4
直近高値とは2003年10月以降の最高値。
※ 現金一般価格の全国平均値(消費税込み)
4
ウィークリー オイル マーケット レビュー
15第41号
ガソリン価格推移
(2015/11/16 ~
140.0
2016/2/1)
(円/L)
(円/L)
70.0
左目盛
小売価格
65.0
130.0
60.0
小売価格
55.0
120.0
RIM価格(海上バージ)
50.0
TOCOM/中部先物価格
45.0
110.0
RIM価格(陸上ローリー4地区平均)
40.0
35.0
100.0
30.0
TOCOM/東京湾先物価格
右目盛
RIM価格・先物価格
90.0
11/16 11/24 11/30
小売価格
25.0
12/7
RIM (海上バージ)
12/14 12/21
TOCOM/東京湾先物価格
1/4
1/12
TOCOM/中部先物価格
1/18
1/25
2/1
ローリー4地区平均
(注)①「小売価格」は消費税込みの価格 RIM価格・TOCOM先物価格は税抜き価格
②RIM価格( 陸上ローリー)は4地区平均価格
5
ウィークリー オイル マーケット レビュー
15第41号
■ お知らせ
本レポートは当センターのホームページ(http://oil-info.ieej.or.jp)にも掲載しています。
次回(2015第42号)の公表は、2/12(金)14:00 です。
「セルフSS出店状況」(平成27年9月末現在)は、12月16日(水)14:00に公表しました。当セン
ターのホームページをご覧下さい。
本レポートのご利用について
「ウィークリー オイル マーケット レビュー」とは
本レポートについて、テキスト、グラフィックス及び
平成16年5月に経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料
その他の情報(以下、併せて「ドキュメント」)に関
部石油流通課 主催の「石油製品市場動向研究会」が取
わるすべての知的所有権は、一般財団法人日本エネル
りまとめた中間報告で、「わが国石油産業における市
ギー経済研究所石油情報センター(以下、当セン
場機能、価格発見機能が更に強固なものとなることが
ター)又は当センターへドキュメントを提供している
望まれるとともに、中期的な課題として、石油産業に
第三者へ独占的に帰属します。
おいて確立していく市場機能、価格発見機能に基づく
当センターの事前の書面による承諾を得ることなく、
合理的な価格認識及びそれを踏まえた自己責任の下で
ドキュメントを転用、複製、改変等の一切を固く禁じ
の経営判断の必要性について、石油産業関係者の認識
ています。
が更に深まることにより、わが国の基幹産業である石
また、ドキュメント内容に関しては万全を期していま
油産業全体としての合理性、活力が一層高まることを
すが、その内容の正確性および安全性を保証するもの
期待したい。」と提案されています。
ではありません。
当センターでは、これを受けて石油連盟、全国石油商
業組合連合会をはじめ関係機関等の協力を得て、石油
関係者、企業の経営者層(特に給油所経営に携わる
方々)から一般消費者の方々に対し、原油・石油製品
需給や価格動向を的確に理解するツールの一つとし
て、「ウィークリーオイルマーケットレビュー」を平
成17年5月より定期的に発信しています。
本レポート掲載データの出所について
➀【原油・石油製品需給】〈 石連週報 〉
元売会社は、平成22年4月以降、現行の新価格体系を見
石油連盟(石連)「原油・石油製品供給統計」週報
直し、原油や製品相場、他社仕切りなどの動向を総合
データを千KL単位に換算して採用。
的に判断し、具体的方針を決める方式に変更。さらに
「出荷」は当センターの推計。
平成26年4月以降、原油コストをより重視する方式に変
更している。
➁【原油・先物価格】〈 WTI原油、中東産原油 〉
WTI原油は、ニューヨーク商業取引所(New York
➃【国内製品・業転価格】〈 RIM業転 〉
Mercantile Exchange:NYMEX)WTI原油先物の期近
国内陸上ローリー価格は、リム情報開発株式会社
物・終値を採用。
(RIM)「LORRY RACK・レポート」の東京、川崎、中
中東産原油は、東京商品取引所(The Tokyo
京、阪神の4地区の平均値を採用。
Commodity Exchange:TOCOM)中東産原油の期近
物・終値を採用。
※「二番限(翌月限)」
➄【国内製品・先物価格】〈 TOCOM〉
中東産原油は、ドバイ原油及びオマーン原油の平均価
TOCOM 東京湾 及び中部石油製品期近物・終値を採
格を指標としている。為替換算レートとして、三菱東
用。
京UFJ銀行発表TTM(Telegraphic Transfer Middle
TOCOM東京湾は京浜地区海上バージ渡し価格(平均
rate:中値)を採用。
値)、TOCOM中部は中部地区陸上ローリー渡し価格
原油CIF単価は、財務省貿易統計「原油・粗油平均CIF
(平均値)。
単価」(旬間値)を基に、石油連盟が試算したドル表
示の参考値を採用。
➅【国内製品・小売価格】〈 週動向 調査〉
約2,000 SSを対象に週次ベースのSS店頭における現金
➂【国内製品・元売仕切価格】
一般価格の全国平均値を採用(資エ庁公表)。毎週
元売仕切価格は、元売会社(一次卸)と系列特約店な
(月)時点の価格を調査し(水)14:00に公表(資源
ど(二次卸)との間で売買される卸価格。
エネルギー庁ーHPに掲載)。
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