漁船海難ゼロへ！漁船海難月報平成２８年１月号第七管区海上保安本部交通部安全課発行平成２８年１２月七管内漁船海難（衝突７隻乗揚５隻計１３隻機関故障１隻） ☆１２月の主な海難【乗揚海難の概要】 ●漁船Ａ丸船長は、自動操舵にて航行中、眠気を催したものの、何ら眠気防止措置をとらず居眠り状態に陥り、瀬に乗揚げたもの。【衝突海難の概要】 ●漁船Ｂ丸は航行中、操業していたＣ丸と衝突し、衝突後、Ｃ丸は沈没した。漁船Ｂ丸・Ｃ丸ともに見張りを行っていなかったことが原因。県別内訳漁船海難隻数（速報値）衝突 ★ 乗揚　▲ 機関故障　● 合計13隻 7 山口県 5 福岡県 1 佐賀県長崎県大分県漁船Ａ丸の海難（乗揚）状況１２月の漁船海難発生地点 12月 H 2 7 累計 4 24 1 29 0 7 8 70 0 16 ２０１５年の漁船海難総括！！平成２７年における漁船海難隻数は、１４３隻と昨年の１１７隻を大きく上回る残念な結果となりました。【上記海難隻数は速報値であり、確定値ではありません。】【漁船海難トップ３】第１位衝突【５２隻】第２位乗揚【２５隻】第３位転覆【１４隻】平成２７年も例年と変わらず、衝突、乗揚げ海難が１．２位となり、漁船海難の半数以上を占めております。なお、これらの海難のほとんどが見張不十分によるものです。平成２７年中、見張不十分による衝突により、死亡事故も発生しております。見張りは、あなただけではなく、他人（自船・他船乗員）をも守る、船員の大切な責務です！漁船セーフティラリー２０１５実施結果について ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 山口県福岡県佐賀県長崎県大分県参加数３４団体３０団体１３団体５４団体２７団体無事故達成数 ⇒ ２７団体 ⇒ ２９団体 ⇒ １２団体 ⇒ ４６団体 ⇒ ２３団体平２７年１０月１日から１２月３１日までの３ヶ月間、漁業者の方々の安全意識向上を目指した「漁船セーフティラリー２０１５」を実施しました。総数１５８組合に参加いただき、１３７組が無事故を達成致しました！！おめでとうございます。後日、無事故認定証及びワッペンが授与されます。