【概要】機動警察通信隊は、全国すべての都道府県情報通信部に設置され、地震、台風、大雨等の災害や航空機、鉄道、船舶等による大規模な事故が発生した場合など、都道府県警察と連携して、直ちに現場に出動し、現場の警察活動に必要な通信手段の確保を行う部隊です。機動警察通信隊の活動状況各県機動警察通信隊の取組について熊本県情報通信部機動警察通信隊の取組についてご紹介します。豪雨災害現場からの映像伝送火山噴火災害現場からの映像伝送台風災害に伴う捜索現場からの映像伝送代替施設通信確保訓練警察本部や警察署など施設が災害等により使えなくなった場合を想定し、代替施設において警察活動に必要となる通信の確保訓練を行った。代替施設における通信資機材搬送状況（長崎県）代替施設における通信資機材設置状況 (管区局 ) 活躍する機動警察通信隊大規模な災害事案、警備事案をはじめ、年頭視閲式、防災訓練など機動警察通信隊員の活躍する場は年々広がっています。年頭視閲式において行進する機動警察通信隊 (熊本県）立て籠もり事件（訓練）において現場映像を確保する機動警察通信隊 (福岡県 ) 現場からの映像伝送訓練（伝送装置による伝送）（佐賀県）現場活動を支える各種通信機器ヘリコプタテレビシステム地上に設置したヘリコプタテレビ装置（画像中央が追尾部）でヘリコプタから送られてくる映像を受信し、現地本部等へ伝送します。衛星通信システム赤道上空約 36,000Kmの静止軌道上に打ち上げられた静止衛星を介して映像の送受信を行うもので、災害現場等に出動した衛星通信車から現場の映像を送信し、県警本部等に設置された固定局等で受信します。 (写真左 :衛星通信車、写真右：非常用電源車）モバイル映像伝送システム携帯電話網を利用したモバイル型映像伝送装置で、機動警察通信隊員が事件現場に持ち込んだカメラ等で撮影した映像をリアルタイムで県警察本部等へ送信します。