屋外園が呼んでますよ!!

ホラッ
2月の
屋外園が呼んでますよ!!
京都市青少年科学センター
ロゼット葉の観察
ロゼットの語源はバラの花。地面にこのよ
うな形で葉を広げている植物をよく見かけ
ます。芝生広場でさがしてみましょう!
春の訪れを告げる植物
春一番に花を咲かせるマンサク,節分の頃に開花す
るセツブンソウ,雪の残る林床に咲く雪割草,小川
の土手に顔を出すふきのとう,畑の菜の花など,春
の訪れを告げる植物が見られる頃になりました。
葉を広げていると,太陽の光をたっぷり受け
ることができます。<セイヨウタンポポ>
ジンチョウゲ(ジンチョウゲ科)
よい香りが好まれます。クチナシ,キンモクセイ
とともに三大香木と言われています。花びらに見
えるのはがくです。
バイカオウレン(キンポウゲ科)
山地の林内で群生しているのを見かけます。梅の花
に似た白色の可憐な花を咲かせます。
サンシュユ(ミズキ科)
葉に先立って枝一面に黄色い花を咲かせます。中
国名「山茱萸」はグミのことで,秋に赤い実がで
きます。
ユキワリソウ「雪割草」
(キンポウゲ科)
野生種は雑木の林床に見られますが絶滅が危惧さ
れています。葉の形が三角なのでミスミソウとも呼
びます。花弁(がく片)が紅色や青色のもの,八重
咲きのものなど多くの園芸種があります。
マンサク(マンサク科)
春一番に花を咲かせます。名前の由来には,他の花
に先がけて「まず咲く花」という説や花がたくさん
つくので「豊年満作」からという説があります。
ボケ(バラ科)
古くから親しまれている花木です。花色は紅・白・
桃・黄緑などがあります。夏に熟す果実は果実酒
や砂糖漬として利用します。
ユキヤナギ(バラ科)
ヤナギのように曲がった枝に白い花をたくさんつ
けます。庭木や公園・道路沿いの植込などによく
植栽されます。
フキ:ふきのとう(キク科)
フキの若い花茎がふきのとうです。黄色い花が咲く
雄株と白色の花が咲く雌株があります。香りとほろ
苦い味が好まれ山菜として人気があります。
カワヅザクラ(バラ科)
伊豆半島河津町にある早咲きの桜。花は中輪,紅紫
色の一重の花を咲かせます。
50-60 羽の群れで飛来
します。屋外園のトウネ
ズミモチの実を好んで
食べます。
節分と柊鰯(ヒイラギ・イワシ)
昔から「臭いもの」や「尖ったもの」には魔除け(厄
除け)の効果があるとして祭事などに
用いられる風習がありました。京都市
では,2 月 3 日の節分の日,刺のある
ヒイラギの葉に焼いたイワシの頭を刺
して玄関に飾る家を多く見かけます。
ネコヤナギ(ヤナギ科)
河原などで見られます。早春に銀色の毛に包まれ
た花芽を枝にたくさんつけます。ネコの尾のよう
ですね。
ミツマタ(ジンチョウゲ科)
新しい枝が三つ又になって出るところからこの名
がつきました。樹皮の繊維は,コウゾとともに和
紙の原料として利用します。
2月
花だより
ふきのとう(フキ)
バイカオウレン
ユキワリソウ
サンシュユ
ウメ
カワヅザクラ
マンサク
京都市青少年科学センター
ネコヤナギ
スイセン
ビオラ
ユキヤナギ
ジンチョウゲ
ノースポール
カニバサボテン
ミツマタ
ツバキ
ボケ
屋外園が
カンアオイ
呼んでますよ!