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腕塚神社春季例祭
時間
平成 28 年 3 月 6 日
10 時
場所
腕塚神社(人丸前駅西)
どなた様でもお気軽にご参加下さい。
腕塚神社は、「平 忠盛」の六男として生れた「平 忠度」の右手が祀られています。
寿永3年2月7日(1184年2月)に一の谷の合戦で平家は総崩れとなり、忠度もこの地
まで落ち延びて来ますが、ここで源氏の武者「岡部六弥太忠澄」
(おかべのろくやた)と戦い、
忠澄の郎党に右腕を切り落とされ討ち死にします。41歳の命でした。箙(えびら)に付け
られた文に「行きくれて木の下陰を宿とせば花や今宵の主ならまし」
と書かれているのを見て、それが忠度であることが分かったと言われています。
忠度は、歌人としても有名で文武に優れた人物としてその死を惜しまれました。
忠度が亡くなった2月7日は旧暦によるもので、今の暦(こよみ)では、3月20日となり、
天文町右手塚自治会では、毎年3月の第1日曜日に、あかねが丘学園の謡曲部の人たちと一
緒に、謡曲「忠度」を吟詠して忠度公の御霊を偲んでいます。