1 ¡! v = $ dx dt

1
関数 s(t) はつねに s0 (t) > 0 をみたし ,s(0) = 0 とする.座標平面上を運動する点 P の
座標 (x; y) は,時刻 t の関数として x = s(t),y =
¡
!
dy
dx
<は
v =$
;
dt
dt
¡
!
jvj= C
3
1
fs(t)g2 で与えられ,点 P の速度
2
`1 : y =
5
x および
2
`2 : y = ¡
1
x
2
は C に接するものとする.C と `1 の接点を P,C と `2 の接点を Q とする.以下の問いに答えよ.
1
1 + fs(t)g2
をみたすとする.また,® = s #¡
放物線 C : y = ax2 + bx + c (a > 0) を考える.2 本の直線
(1) ®; ¯; ° (® Ë 0) を定数とするとき,2 次方程式 ®x2 + ¯x + ° = 0 が重解を持つための条件
4
4
;,¯ = s # ; とおく.次に答えよ.
3
3
dx
(1)
= f(x) が成り立つように関数 f(x) を定めよ.
dt
Z0
Z 4
3
1
4
4
dx
1
dx
(2)
=
dt,
=
dt を用いて,® と ¯ の値を求めよ.
4
3
3
dt
dt
¡
0
f(x)
f(x)
3
d2 x
= g(x) が成り立つように関数 g(x) を定めよ.また,® 5 x 5 ¯ のとき g(x) が最大と
dt2
なる x の値を求めよ.
を求めよ.
(2) b の値を求めよ.また,c を a を用いて表せ.
(3) P,Q の x 座標を a を用いて表せ.
(4) a の値にかかわらず C の頂点は直線 m 上にある.m の方程式を求めよ.
(5) C と `1 ,`2 で囲まれた部分の面積を a を用いて表せ.
(3)
4
A + B = E,AB = O をみたす 2 £ 2 行列 A; B を考える.ただし,E は単位行列,O は零行
列である.以下の問いに答えよ.
(1) A2 = A,B2 = B,BA = O となることを示せ.
(2) (A + ®B)n = A + kn B をみたす実数 kn を推測し ,その推測が正しいことを数学的帰納法を
¼
¼
;,g(x) = sin 2x #0 5 x 5
; について,次に答えよ.
関数 f(x) = ¡ tan x #0 5 x 5
4
4
Z
Z
(1) 不定積分
tan x dx, tan2 x dx を求めよ.
¼
(2) b > 0 とする.曲線 y = g(x) および 3 直線 y = ¡b,x = 0,x =
で囲まれた部分を直線
4
y = ¡b のまわりに 1 回転してできる立体の体積 V1 を b を用いて表せ.
¼
(3) 0 5 x 5
のとき,不等式 f(x) + g(x) = 0 を示せ.
4
¼
1
(4) 2 曲線 y = f(x),y = g(x) および直線 x =
で囲まれた部分を直線 y = ¡ p のまわり
4
3
に 1 回転してできる立体の体積 V2 を求めよ.
用いて証明せよ.ただし,® は実数であり,n は自然数である.
2
(3) A + ®B = '
5
f(x) =
えよ.
¡1 ¡3
2
4
? であるとき,A; B と実数 ® を求めよ.
1
¼
¼
sin x ¡ x cos x
,g(x) =
x+
とする.
< x < ¼ のとき,以下の問いに答
2
2
4
2
¡ cos x
¼
(1) f0 (x) を求めよ.
(2) f0 (x) > 0 を示せ.
¼
< f(x) < ¼ を示せ.
(3)
2
(4) f(x) < g(x) を示せ.
6
点 P は次の 1,2,3 の規則に従って数直線上を動く.
7
を用いて
1 時刻 0 で,P は整数座標点 0 から 10 のいずれかの位置 i (0 5 i 5 10) にある.
2 時刻 t (t = 0; 1; 2; Ý) に位置 i (1 5 i 5 9) にある P は,t + 1 には確率 p #0 < p <
で位置 i + 1 に,確率 1 ¡ p で位置 i ¡ 1 に移動する.
a; b を実数とし ,行列 A を 2 次の正方行列とする.x; y についての連立 1 次方程式を,行列
1
;
2
3 時刻 t に位置 0 または 10 にある P は,t + 1 にもその位置に留まる.
A&
x
y
a
b
>
ÝÝ(¤)
と表す.次に答えよ.
以下の問いに答えよ.
(1) P が時刻 0 で位置 2 にあるとき,時刻 3 で位置 0 にある確率を求めよ.
>=&
(1) A = '
3 2
6 4
? のとき,連立 1 次方程式 (¤) を解け.
(2) P が時刻 0 で位置 1 にあるとき,時刻 3 で位置 0 にある確率を求めよ.
時刻 0 で位置 i にある P が,いずれかの時刻で位置 0 に到達する確率を qi とする.ただし ,
q0 = 1,q10 = 0 である.1 5 i 5 9 のとき,qi+1 ,qi ,qi¡1 の間には qi = pqi+1 + (1 ¡ p)qi¡1
の関係が成り立つ.
(3) qi+1 ¡ qi =
(qi ¡ qi¡1 ) である.空欄に入る適切な数または式を求めよ.
(4) qi を q1 と p を用いて表せ.
(5) q1 を求め,qi を p を用いて表せ.
(2) c を実数とし,a Ë 0; b Ë 0 とする.また,A = '
a b
c 1
? とする.
‘ a Ë bc とする.連立 1 次方程式 (¤) がただ 1 つの解をもつことを示せ.また,連立 1 次方
程式 A2 '
x
y
?='
a
b
? もただ 1 つの解をもつことを示せ.
’ 連立 1 次方程式 (¤) が解をもたないための必要十分条件を a; b; c を用いて表せ.この条件
が成り立つとき,連立 1 次方程式 A2 '
x
y
?='
a
b
? も解をもたないことを示せ.
“ 連立 1 次方程式 (¤) が解を無数にもつための必要十分条件を a; b; c を用いて表せ.この条件
が成り立つとき,自然数 m に対して,連立 1 次方程式
(A + A2 + A3 + Ý + A2m¡1 ) &
も解を無数にもつことを示せ.
x
y
>=&
a
b
>
8
頂点が O で,各辺の長さが 1 である正四角錐 O-ABCD がある.辺 OA,CO を t : 1¡t (0 < t < 1)
に内分する点をそれぞれ P,Q とし ,辺 OD を k : 1 ¡ k (0 < k < 1) に内分する点を R とす
¡
! ¡! ¡
! ¡! ¡
! ¡!
る.また, a = OA, b = OB, c = OC とおく.次に答えよ.
¡! ¡
! ¡
! ¡
!
¡
! ¡
!
(1) OD を a ; b ; c を用いて表せ.また,内積 a ¢ c の値を求めよ.
¡! ¡!
(2) 内積 BR ¢ PQ を k; t を用いて表せ.
(3) 点 R が 3 点 P,B,Q の定める平面上にあるとする.
‘ k を t を用いて表せ.
’ t の値が変化するとき,k の最大値を求めよ.また,k が最大値をとるときの四角形 PBQR
の面積 S を求めよ.
9
関数 f(x) = log x がある.曲線 y = f(x) の点 (t; log t) における接線の方程式を y = g(x)
とするとき,次に答えよ.ただし,対数は自然対数を表し,e は自然対数の底とする.
(1) x > 0 のとき,不等式 f(x) ¡ g(x) 5 0 を証明せよ.
(2) t >
Z t+ 1
Z t+ 1
2
2
1
f(x)
dx
と
g(x) dx をそれぞれ t を用いて表せ.
のとき,
1
1
2
t¡
t¡
2
2
1
1 n+ 2 ¡n
e の大小を比較せよ.
(3) 自然数 n に対して,n! と 2 #n + ;
2
B
x2
+ y2 = 1 (x = 0) と曲線 C2 : x2 + y2 = 1 (x = 0) がある.曲線 C1 の点
4
p
p
P( s; t) (s > 0; t > 0) における法線を ` とする.次に答えよ.
10 曲線 C1 :
(1) s を t を用いて表せ.また,直線 ` の方程式を t を用いて表せ.
(2) 直線 ` が曲線 C2 に接するときの点 P の座標および接点 Q の座標を求めよ.
(3) P,Q は (2) で求めた点とし,点 (0; 1) を R とする.曲線 C1 ,弧 RQ および線分 PQ で囲まれ
た図形を y 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積 V を求めよ.