寒いと肩や背中に力が入り、ガチガチに凝ってしまいます。背筋と肩甲骨を動かして、凝り固まった 体をほぐしましょう。 猫背をシャキーンと伸ばせば、後姿もかっこいいよ! また、肩甲骨を動かすと、代謝が上がり、脂肪が燃えやすくなります。 【背筋を伸ばす】 ①床に寝て、腕を頭上に伸ばし、指を組み合わせて、手のひらを上に 向ける。 つま先は背伸びするように伸ばす。息を吸いながら、手のひらを押 し上げ、背骨を 1 個 1 個話すように上半身を引き上げ、つま先は 下へ伸ばし、4 秒間キープ。息を吐いて力を抜く。 ②①と同様に、今度はつま先を立て、かかとを押し出すようにして体 を上下に伸ばす。4 秒間キープして、息を吐いて力を抜く。 ③①~②を 2 回繰り返し、最後に①をもう一度 1 回行ったと、全身 の力を抜き、そのまましばらく目を閉じてリラックス。 ★腰をそらさず、背中を床にピタッとつける。 ★朝、ふとんの中で行うと、スッキリ体が目覚めるよ! 【肩甲骨を回す】 足を肩幅程度に広げて立つ。胸を開き、背泳の要領で腕を交互にゆ っくりと後ろに回す。腕を後ろに回したときに、肩甲骨が内側によ っているのを意識しながら各 5~10 回行う。 ★腕を伸ばしづらい人は無理をせず、ひじを曲げていっても OK! ★できる人はクロールの要領で後ろから前へ回すことにもチャレン ジしてみて! ちょっと早いかもしれませんが、今からの予防が大切です。 花粉シーズンには、薬のせいで日中ずっと眠気があり、勉強に影響が出 るという声をよく聞きます。確かに、患者の多くが服用している抗ヒス タミン薬には、日中の眠気や倦怠感という副作用があります。 抗ヒスタミン薬と一口に言っても、それぞれのもっている鎮静作用の程度に は差異があります。 薬局などで市販されている抗ヒスタミン薬は、ほとんどが鎮静度の高い薬なので、 病院で専門医に相談して適切な薬に変更してもらいましょう。 鎮精度の低い抗ヒスタミン薬に変更することで、日中の眠気やインペアー ドバフォーマンス(気付きにくい能力ダウン)が改善されて、勉強の集中力 や効率の向上が期待できます。 特に受験期は、注意を払う必要があります。眠気のある薬で治療した場合には、 鼻の症状が改善されても合格率はむしろ低くなるという報告があるようです。 症状が軽度であれば、使用する薬剤を鎮静作用の全くない鼻噴霧用ステロイド薬や 抗ロイコトリエン薬などに変更することも効果的です。 しかし、鎮静作用のほとんどない薬で治療しているのに、日中の眠気を感 じる場合は、花粉症の症状の一つである、日中の眠気や夜間の熟睡障害など の睡眠障害が考えられます。 花粉症の症状の改善度が低い人ほど、日中の眠気は強くなるという結果 が出ています。それぞれの症状や重症度に合った適切な薬を使用すること で、花粉症の症状が軽減すると共に、睡眠障害や日中の眠気が消失し、 勉強の集中力や効率が向上する可能性が高まります。
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