Dialogue 5 Dialogue 三井化学技術研修センター 「見て・触れて・体験」を基本に、 「安全・運転・設備」を学ぶ 生産現場では出来ない “体験型の研修カリキュラム”を社外開放 当社は、2015年4月より、当社の研修施設として茂原分工場内 安全を中心とした、生産現場ではできない“体験型の研修カリ にある「三井化学技術研修センター」を社外開放しました。 キュラム”を提供し、産業界の安全に貢献してまいります。 当センターは、当社の生産現場力強化のために、製造系オペ レーターの人材育成を目的として、2006 年10月に開講しまし た。その後、対象者やカリキュラムを拡大するとともに、海外生 産拠点にも同様なトレーニングセンターを設置し、グループ全 体の「安全・運転・設備の全てに強い、自ら問題を解決できる人 材の育成」を推進してきました。 これまで、社外からも多くの見学者を受け入れてきましたが、 高い評価と多くのリクエストをいただき、社外開放を決定しま した。当社内で経験した各種の事故・トラブル事例を元に、主に <三井化学技術研修センター概要> 国内 2006年10月 2007年 5月 名古屋工場内に加工系技術研修センター開設 2008年∼ 海外拠点運転員も研修対象に 2013年∼ 若手・中堅の製造系エンジニアや、将来のライン管理職対象の プログラムを開始 2014年 2015年4月 ■特徴 海外拠点 茂原分工場内に三井化学技術研修センター開設 シンガポールに開設 タイに開設 社外開放を開始 ・受講者自身が考え、気づき、生産現場で必要な基礎知識を身につける“体験型カリキュラム” ・三井化学グループ各分野のベテラン社員が講師 ■来訪者延べ人数(2015年3月現在 国内外含む) ・研修受講者:5,000名 ・見学者 約3,800名 挟まれ捲き込まれ 墜落・落下・転倒 酸欠・中毒 <体験ルポ> 2015年5月、当社と同様に危険物を取り扱う企業の社員向けに研修が行われました。 実際の研修の様子を、CSR活動報告(WEBサイト)に掲載しています。 http://jp.mitsuichem.com/csr/index.htm 60 三井化学株式会社 アニュアルレポート 2015
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