2015年1月15日 関 係 各 位 グローバル・フォーラム 代表世話人 伊藤 憲一 日・東アジア対話「我々は何をなすべきか:アジア諸国間の信頼のために」 What Should We Do toward Reliable International Relations in Asia? のご案内 グローバル・フォーラムは、日本と世界の各国、各地域の間で、相互理解と合意形成に寄与することを目的として政策 思考の「対話」(Dialogue)を実施しています。そのような活動の一環として、このたび当フォーラムは、浙江大学公共 管理学院、アルバート・デル・ロサリオ戦略国際問題研究所および公益財団法人日本国際フォーラムとの共催により、下記の要 領で日・東アジア対話「我々は何をなすべきか:アジア諸国間の信頼のために」を開催することになりましたので、ご案 内申し上げます。つきましては、このホームページ上の案内に応募された方の中から先着20名様を、本「対話」にご招 待いたします。 アジア太平洋地域は、一方では経済相互依存が深化し、日中韓間ではFTA交渉が進められASEAN諸国では今年の 経済共同体実現に向けた域内自由化・円滑化の取り組みが進められています。しかし、他方で中国の台頭が第1、第2列 島線云々の理論を超えて南シナ海における滑走路の建設やベトナム漁船撃沈、また東シナ海における他国の領海・領空侵 犯等の形をとって安全保障に係る問題が大きくなり、政府間の信頼回復の端緒がつかめないのが現状です。こうした中、 戦後70年を迎える2015年は、アジア諸国にとって、とりわけ歴史的にみて様々な節目の年となります。安倍総理は 今年の年頭所感で「次なる80年、90年、さらには100年に向けて、日本が、どういう国を目指し、世界にどのよう に貢献をしていくのか」という問いを投げかけましたが、アジア太平洋地域でこうした未来志向型の国際関係を構築する ためには、何よりもアジア諸国間の信頼関係を回復・強化することが不可欠です。その第一歩として、各国が信頼を回復・ 強化することによって何を得られるのか、またそのためには何をなすべきかを明らかにし、互いの認識を共有することか ら始めるべきではないでしょうか。 このような問題意識を踏まえ、本対話は、中国、インドネシア、フィリピンより専門家を東京に招き、伊藤剛グローバ ル・フォーラム有識者世話人(明治大学教授)等の日本側の専門家との間で、アジア諸国間の信頼のために我々は何をな すべきかについて、意見交換を行います。セッションⅠでは「アジアにおける安全保障上の新課題」、セッションⅡでは 「アジア諸国間の信頼へ向けての提案」について議論します。 この「対話」は、出席者全員が円卓形式によりパネリストに伍して自由に討論することを原則としておりますが、もと より専ら聴衆として参加されることも構いません。なお、当日は日英の同時通訳が入りますので、申し添えます。 つきましては、ご出席をご希望の方は、2月4日(水)までにメール([email protected])にて①お名前、②ご所属、③ お肩書き、④ご住所、⑤電話番号、⑥参加希望セッション、を、(①、②、③については日英両語で)明記の上、事務局: 高畑、勝川宛にご応募ください。応募いただいた方のうち20名様限定でのご招待となります。ご招待決定の方には2月 6日(金)までに、「参加証」をメールにて送付いたします。なお、同日までに「参加証」が届かなかった場合は、残念 ながら今回は招待枠に入らなかったものとして、ご了承ください。 記 日・東アジア対話「我々は何をなすべきか:アジア諸国間の信頼のために」 (別添:プログラム参照) 1.日 時:2015年2月9日(月)13:30-17:00 2.場 所:国際文化会館「講堂」(東京都港区六本木5-11-16 電話:03-3470-4611)
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