算数 第2回 出題意図 2016

2016年度
須磨学園中学校 入学試験問題
算数
第2回
出題意図
全体について
数量や図形などに関する基本的な概念や原理・法則についての理解力、文章題を読解
し数理的に処理する能力、問題を多角的にとらえ、規則性を見出す数的推測力をみる問
題を出題しました。
各問題について
1
四則演算、単位の計算問題です。基本的な問題ですので、丁寧に計算することで正
答を得られます。工夫をすることで時間短縮や計算精度の向上をねらえる問題もあ
ります。
2
算数の各分野から、基礎力や応用力をみる問題です。
(1) 正六角形と平行線の性質から角の和を考えます。
(2) 速さに関する文章題を読解し、空白の時間が何分かを考えます。
(3) 辺の長さの比が与えられた図形の回転体の体積比を考えます。
(4) 数列の規則性を推測し、111 番目の数が何になるか考えます。
(5) 転がした扇形が通った跡の面積を考えます。
(6) 立方体を切断したとき、断面がどのような形になりえるかを考えます。
(7) 整数の問です。条件を満たす 2 桁の整数を考えます。
(8) 一定ポイントたまると無料になるラーメン店での料金に関する問いです。
3
ニュートン算を背景においた問題です。1 日あたりの生える量と、1 日あたりに減
る量に注意して考えます。
4
A、B 地点を往復し続ける 2 点に関する速度・規則性の問題です。問題文から状況
を理解する読解力、速度に関する処理力、速度の問題から規則性の問題に落とし込
む数的推測力が重要になります。
5
円に内接する正三角形と正方形に関する問題です。長さと面積に関する規則性を見
いだせるかがポイントになります。