内容チラシ[PDFファイル/452KB]

開催日時
会
場
平成28年1月30日(土) 10:00~15:30
小野体育館・小野ふれあい会館(諫早市)
オリンピアン講演会(10:30~12:00)
大山加奈氏(元バレーボール日本代表)
1984年6月19日生まれ/東京都出身
小学校2年生からバレーボールを始め、小中高全ての年代で全国制覇を経験。
2001年に全日本代表に初選出され、2003年4月に東レアローズ女子バレーボール部に入部、
翌2004年にはアテネオリンピックに出場するなど、力強いスパイクを武器に日本を代表す
るプレーヤーとして活躍。
●選手・指導者向けプログラム(小学生期に必要なトレーニング等)
13:00~14:30
(90分)
14:40~15:30
(50分)
4年生
5年生
6年生
「コーディネーション
トレーニング」
「体幹トレーニング」
「SAQトレーニング」
(反応・リズム・バランスを
高めるトレーニング)
(運動能力アップのための
トレーニング&ストレッチ)
(基礎的動きづくり)
「食育プログラム」
(水分補給の必要性などの理解)
●保護者向けプログラム(アスリートの親として必要な知識の学習)
13:00~14:00
(60分)
「食育プログラム」
(スポーツに励む小学生のための体つくり ~将来に向けての準備~)
選手・指導者向けプログラム①(13:00~14:30)
井手かおり・岩﨑達朗 (Sports Club Olympier)
コーディネーション能力(運動神経)を養うのが、「コーディネーショントレーニング」。
ボールの落下地点へ身体を移動する(反応能力)、身体をバランス良くリズミカルに動かす(リズム能
力・バランス能力)など、スポーツでは、二つ以上の課題を同時に行う場面がたくさんあります。例え
ば、サッカーでドリブルをしている時、周囲の状況を確認しながらボールをコントロールするといった
場合です。このような場面でも、感覚器から入ってくる多くの情報を適切に処理して身体の各部へ伝え
る「コーディネーション能力」が重要となるのです。
田中快治 (ベストコンディションジム)
最近では、『体幹』というワードをよく耳にしますが、実際に体幹を鍛えるためには、体幹を使うため
にはどのようにしたらいいのでしょうか。体幹とは、単に腹筋だけのことではありません。スポーツの
ような運動能力(パフォーマンス)を向上させるためには、自分の体をコントロールする力が必要にな
ります。
そのキーワードが『強さ(トレーニング)』と『柔らかさ(ストレッチ)』です。
この両方を鍛えていきましょう!
能力」が重要となるのです。
渡邉 研 (クレーマージャパン)
SAQトレーニングという名称は、スピード、アジリティ、クイックネスの頭文字に由来します。
S=Speed: スピード (重心移動の速さ)
A=Agility: アジリティ (運動時に身体をコントロールする能力)
Q=Quickness: クイックネス (刺激に反応し速く動きだす能力)
SAQは自然な遊びの中で高められていたゼネラルスキルを、より効率良く効果的に伸ばし、人間が本
来持っている能力を最大限に引き出すトレーニングメソッドです。
※ゼネラルスキル : 競技の専門的スキルの基礎となり、SAQトレーニングで向上させることが可能。
選手・指導者向けプログラム②(14:40~15:30)
大塚製薬㈱長崎出張所
運動をすると筋肉で大量の熱が発生します。その熱が体の内部に溜まりすぎると、内臓機能を低下させ
てしまいます。そういうときに私たちの身体は大量に汗をかいて、内部の熱を外に放散しながら身体を
元の状態に戻そうとするのです。
練習中にあまり喉が渇いていないからといって油断をしてはいけません。水分が足りなくなってから、
喉の渇きを脳がキャッチするまでには時間差(タイムラグ)が生じるからです。
『喉が渇いたな』と感じたときには、すでに脱水が始まっています。自分でも気付かないうちに心拍数
が上昇し、運動のパフォーマンスも低下している可能性があります。
何を飲むべきか、どう飲むべきか。一緒に考え理解していきましょう。
保護者向けプログラム(13:00~14:00)
外山信子 (長崎スポーツ栄養研究会)
スポーツ選手に必要なものは、運動(練習や遊び)、栄養、休養です。その中の「栄養」すなわち「食
生活」は、重要です。小学生の場合、成長を促し、強い体をつくることが最優先になります。そのため
の食習慣を刷り込んでいく時期になります。望ましい食習慣を継続することで、競技能力を高め、高校
生や大人になって厳しい練習や試合が続いても、ケガや病気を起こしにくい強い体を獲得し、競技レベ
ルを高めることができるのです。どんな食品をどのくらい食べればいいのか?年齢や競技、季節によっ
てとり方が違うのか?サプリメントを使うべきか?どの情報を信じればいいのか?など、将来につなが
る食生活について学んでみませんか!
<問い合わせ先>
長崎県教育庁体育保健課競技力向上対策班
担当:野原
TEL
聡
095-894-3413