Global REIT Weekly グローバルREITウィークリー グローバルREIT ウィークリー 2015年4月第3週号(2015年4月13日発行) 先週(2015年4月6日~4月10日)のグローバルREIT市場の動き 先週のグローバルREIT市場は、多くの国・地域で上昇したものの、主要市場である 米国の下落が影響し、全体では前週末比▲0.9%となりました。 米国では、ヘルスケア施設に投資するREITが病院運営会社を買収するとの報道を 受けて上昇する場面も見られましたが、全体では、米ドル高に伴なう企業業績の 悪化懸念や、利上げ開始時期を巡り観測が交錯するなか、週半ばの原油価格下落 を受けて長期金利が上昇したことなどが嫌気され、REITは軟調となりました。 一方、日本では、日経平均株価が2000年来の水準で推移するなか、景気回復期待 などからREITも上昇基調となりました。欧州では、金融緩和基調の継続やM&A(合 併・買収)などが好感され、堅調な展開となりました。 【世界】米不動産会社大手によると、1-3月期の世界の商業不動産取引額は、+4% (前年同期比)の1,480億米ドル(約17.8兆円)となりました。特に、不動産市況の 改善が続く米国を含む北米地域が、+18%(同)と力強い伸びを見せました。 各国・地域のREIT価格の推移 各国 地域 価格 推移 150 140 期間:2014年4月初~2015年4月10日 期間:2014年4月初 2015年4月10日 グローバル 米国 欧州(英国含む) 日本 シンガポール オーストラリア 130 120 110 騰落率(%) 3ヵ月 6ヵ月 1年 1.4 17.4 24.6 国・地域 先週末 グローバル 480.76 週間 ▲ 0.9 米国 1,093.05 ▲ 2.7 ▲ 2.4 14.7 21.0 52.3 カナダ 868.52 0.2 2.5 10.1 14.3 26.9 欧州(ユーロ圏) 696.92 3.1 20.8 35.7 41.0 93.5 3年 64.2 英国 90.83 3.7 12.8 28.9 30.3 99.3 日本 390.01 3.8 ▲ 0.4 18.6 34.1 119.6 香港 509.40 2.0 3.9 11.7 34.5 84.1 シンガポール 511.13 1.1 5.4 12.3 17.0 54.8 オーストラリア 580.45 1.4 7.7 24.1 33.3 88.2 為替(対円) 先週末 米ドル 120.20 騰落率(%) 3ヵ月 6ヵ月 1年 1.4 11.6 18.4 3年 49.0 週間 1.0 カナダ・ドル 95.69 0.3 ▲ 4.2 ▲ 0.4 3.1 19.1 ユーロ 127.49 ▲ 2.3 ▲ 9.2 ▲ 6.3 ▲ 9.6 20.8 英ポンド 175.88 ▲ 0.9 ▲ 2.1 1.6 3.2 37.4 香港ドル 15.51 1.1 1.5 11.8 18.4 49.3 シンガポール・ドル 87.86 ▲ 0.2 ▲ 1.2 4.1 8.2 37.5 オーストラリア・ドル 92.36 1.7 ▲ 5.0 ▲ 1.2 ▲ 3.4 11.7 ※為替の騰落率がプラスの場合は各通貨高、マイナス(▲)の場合は円高 ※為替レートは、原則としてニューヨークの17時時点のものです。 100 90 14年4月 各国・地域別のREIT市場および為替の動き ¾4月10日時点(1週間前=4月3日、3ヵ月前=1月10日、6ヵ月前=2014年10月10日、1年前=4月10日、 3年前=2012年4月10日) なお、休場の場合は、直前の営業日のデータを使用 ※グラフの期初を100として指数化 ※休場の場合は、直前の営業日のデータを使用 14年6月 14年8月 14年10月 14年12月 15年2月 ※信頼できると判断したデータをもとに、日興アセットマネジメントが作成 15年4月 ¾当資料中のREIT価格については、S&P REIT指数のグローバルおよび各国・地域別指数(現地 通貨ベース・トータルリターン)のデータを使用しています。 各指数に関する著作権等の知的財産権およびその他一切の権利は、その提供元に帰属します。 ※上記グラフ・データは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。 ■当資料は、日興アセットマネジメントが世界の経済、金融・資本市場についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘 資料ではありません。また、当資料に掲載する見解は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。■投資信託は、値動きのある資産 (外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託 の申込み・保有・換金時には、 費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。 1/1
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