(別紙様式1) 平成26年度の目標及びその達成に向けた活動の点検・評価(案) 都 道 府 県 名 : 佐 賀 県 農 業 委 員 会 名 : 唐津市農業委員会 Ⅰ 法令事務に関する点検 1 総会等の開催及び議事録の作製 (1)総会等の開催日・公開である旨の周知状況 ア 周知している イ 周知していない又は周知していなかった 周知の方法 市のホームページおよび告示により周知している。 転用申請人へは開催日時等を記載したハガキにより通知している。 改善措置 周知していない場合、 その理由 (2)総会等の議事録の作製 ア 作製している イ 作製していない又は作製していなかった 作製までに要した 期間 1週間程度 改善措置 (3)議事録の内容 ア 詳細なものを作製している イ 概要のみで作製している又は作製していた 改善措置 (4)議事録の公表 ア 公表している 公表の方法 改善措置 イ 公表していない又は公表していなかった 市のホームページおよび窓口で公表している。 2 事務に関する点検 (1) 農地法第3条に基づく許可事務 (1年間の処理件数: 172 件、うち許可 172 件及び不許可 0 件) 点検項目 具体的な内容 申請者からの聴取、農家台帳および農業委員、事務局職員による現地調 実施状況 査を実施し確認している。 事実関係の確認 是正措置 案件ごとに申請内容と許可要件を明示した調査書により説明し、一括審 実施状況 議としている。 総会等での審議 是正措置 申請者への審議結果 の通知 実施状況 申請者へ総会等での指摘や許可条件等 を説明した件数 0 件 不許可処分の理由の詳細を説明した件数 0 件 是正措置 実施状況 市のホームページで公表している。 審議結果等の公表 是正措置 実施状況 処理期間 標準処理期間 申請書受理から 28 日 処理期間(平均) 20 日 是正措置 (2) 農地転用に関する事務(意見を付して知事への送付) (1年間の処理件数: 180 件) 点検項目 具体的な内容 農業委員の担当地区(調査会)ごとに現地調査を全件実施している。 実施状況 申請面積が1ha以上は、全委員による現地調査を実施している。 事務局職員は、申請箇所全件の現地調査を実施している。 事実関係の確認 是正措置 実施状況 申請案件ごとに申請内容と許可基準を明示し、個別審議している。 総会等での審議 是正措置 実施状況 市のホームページで公表している。 審議結果等の公表 是正措置 実施状況 処理期間 是正措置 標準処理期間 申請書受理から 21 日 処理期間(平均) 18 日 (3) 農業生産法人からの報告への対応 点検項目 実施状況 24 法人 23 法人 4 法人 うち督促後に報告書を提出した農業生産法人数 3 法人 うち報告書を提出しなかった農業生産法人 1 法人 うち報告書提出農業生産法人数 うち報告書の督促を行った農業生産法人数 農業生産法人からの報告について 提出しなかった理由 失念 督促通知および電話などにより提出を指導 した。 対応方針 農業生産法人の要件を欠くおそれがあるため農業委員会 が必要な措置をとるべきことを勧告した農業生産法人数 0 法人 農業生産法人の状況について 対応状況 (4) 情報の提供等 点検項目 具体的な内容 調査対象賃貸借件数 賃借料情報の調査・ 提供 実施状況 459 件 公表時期 平成27年 3月 情報の提供方法:市のホームページおよび広報誌 (広報誌については5月号を予定) 是正措置 調査対象権利移動等件数 農地の権利移動等の 状況把握 597 件 実施状況 取りまとめ時期 平成27年 2月 情報の提供方法:統計情報を作成し、窓口などにおいて配布している。 是正措置 整備対象農地面積 実施状況 農地基本台帳の整備 是正措置 11,563 ha 整備方法:農家台帳システ ム データ更新:随時更新している。また固定資産台帳との照合を年1回実 施。 Ⅱ 法令事務(遊休農地に関する措置)に関する評価 1 現状及び課題 現 状 (平成26年12月現在) 課 題 管内の農地面積(A) 11,563 ha 割合(B/A×100) 660 ha 5.7 % 農業従事者の高齢化、担い手不足等により有効利用に至るにはなかなか難しい状況で ある。遊休農地の発生防止、解消対策を地域全体の取組みにするため、関係機関と連 携し担い手への集積など、展開方法を検討する。 2 平成26年度の目標及び実績 目 標① 実 績② 10 ha 4.6 ha 3 2の目標の達成に向けた活動 調査実施時期 10月~12月 活 農地の利用状況 動 調査 計 画 遊休農地面積(B) 達成状況(②/①×100) 46 % 調査員数(実数) 90 人 調査結果取りまとめ時期 1月~2月 ・農業委員、農業推進員、事務局および農政課職員で旧市町村ごとに調 査班を編成する。 ・農地が集団的に利用される地域など、遊休農地が周辺に及ぼす影響の 調査方法 大きい地域から順次調査を行う。 ・調査後、遊休農地の地権者などに対する意向調査、耕作指導などを行 う。 遊休農地への指導 実施時期: 調査実施時期 10月~12月 農地の利用状況 調査 調査員数(実数) 92 人 調査結果取りまとめ時期 12月~2月 ・農業委員、農業推進員、事務局および農政課職員で旧市町村ごとに調 査班を編成する。 ・農地が集団的に利用される地域など、遊休農地が周辺に及ぼす影響の 調査方法 大きい地域から順次調査を行う。 ・調査後、遊休農地の地権者などに対する意向調査、耕作指導などを行 う。 活 動 実 実施時期: 績 遊休農地への指導 指導件数: 件 指導面積: ha 指導対象者: 人 件数: 件 面積: ha 対象者: 人 遊休農地である旨の通知 農業上の利用の増進を図るために必要な措 件数: 件 面積: ha 対象者: 人 置を講ずべきことの勧告 その他の取組状況 4 評価の案 目標に対する評価の案 平地および一定規模の団地を形成している区域を調査し指導助言を行ったが、 大部分は草刈り等の保全管理されたものであり、耕作再開は少ない。 活動に対する評価の案 毎年の農地パトロール実施により、所有者に対しても借り手を探すなどの具体的 な対策を提案するなどし、遊休農地の解消に向けて取り組みを進める。 Ⅲ 促進等事務に関する評価 1 認定農業者等担い手の育成及び確保 (1) 現状及び課題 4,737戸 認定農業者 特定農業法人 特定農業団体 農家数 1,405戸 うち主業農家 (平成26年12月現在) 941経営 0法人 2団体 24法人 農業生産法人数 農業従事者の高齢化、後継者不足により農業を担う者が減少している。 課 題 新規で農業を始めるにしても、一定規模の農地の取得や農業技術、設備投資 なども必要である。 (※ 農家数及びうち主業農家数は、2010年センサスより) 現 状 (2) 平成26年度の目標及び実績 認定農業者 特定農業法人 特定農業団体 目 標 ① 10 経営 1 法人 1 団体 実 績 ② △29 経営 0 法人 0 団体 達成状況 (②/①×100) % % % (3) (2)の目標の達成に向けた活動 認定農業者 活動計画 活動実績 JA等関係機関と連携し、 認定農業者になることのメ リットの周知や普及推進活 動を図ることなど、農業委 員による担い手の掘り起し を図る。 新規の認定農業者の掘り 起しにも努めつつ、認定 から5年を経過する農家に 対し再認定を推進したが、 前年度を下回る結果と なった。 特定農業法人 特定農業団体 営農組織を法人化にする 集落営農組織のメリットな ことのメリットなどを説明し どを説明し推進する。 推進する。 近年の農業情勢の不透 明などにより、法人化形 成には至らなかった。 情報提供などに努めた が、目標達成には至らな かった。 (4) 評価の案 認定農業者 特定農業法人 特定農業団体 経営体の増加を目指した 近年の農業情勢により法 情報提供などに努めた が、再認定を受けない農 目標に対する評価の案 人化に踏み切れない現 が、目標達成には至らな 業者が多く、目標を達成 状がある。 かった。 できなかった。 認定農業者は5年ごとに 更新する制度となっている ので、再認定を推進して 近年の農業情勢により法 情報提供などに努めた 活動に対する評価の案 いるが、高齢化や後継者 人化に踏み切れない現 が、目標達成には至らな がいないなどの理由で更 状がある。 かった。 新しない農業者が増えて いる。 2 担い手への農地の利用集積 (1) 現状及び課題 現 状 (平成26年12月現在) 課 題 管内の農地面積 11,563 ha これまでの集積面積 548 ha 集積率 4.74 % 高齢者の中には、知らない人に農地を貸すことへの抵抗感がある(返してほしい 時に簡単に返してもらえるのか。近隣農地の所有者とトラブルが発生した時の対 処など) JAなど関係機関と連携し貸し手、借り手の意向や新規就農者の担い手への育 成体制を整える必要がある。 (※ これまでの集積面積は、平成26年12月現在で農業経営基盤強化促進法により利用権設定されている面積) (2) 平成26年度の目標及び実績 目 標① 実 績② 50 ha 達成状況(②/①×100) 42 ha 84 % (※ 実績②は平成26年において農業経営基盤強化促進法により新たに利用権が設定された面積) (3) (2)の目標の達成に向けた活動 活動計画 JAなど関係機関と連携し貸し手、借り手の意向などの情報の収集及び提供を行 う。 活動実績 JAなど関係機関と連携し貸し手、借り手の意向などの情報の収集及び提供を 行った。 (4) 評価の案 目標に対する評価の案 農業委員によるあっせん活動や農協の農地利用集積円滑化事業により、地域 の担い手などへの利用集積が図られた。 農業委員によるあっせん活動や農協の農地利用集積円滑化事業により、地域 活動に対する評価の案 の担い手などへの利用集積が図られたが殆どが再設定であり、新たな貸借によ る利用集積は目標値には届かなかった。 3 違反転用への適正な対応 (1) 現状及び課題 現 状 (平成26年12月現在) 管内の農地面積(A) 11,563 ha 違反転用面積(B) 割合(B/A×100) 0 ha 0 % 課 題 (2) 平成26年度の目標及び実績 目 標① 実 績② ha ha 達成状況(②/①×100) % (3) (2)の目標の達成に向けた活動 活動計画 計画的な農地パトロールの実施だけでなく、農業委員の通常業務による見回り、 また地区懇談会等での啓発活動により、未然に防ぐ。 活動実績 10月~12月に地区ごとに農地パトロール及び農業委員の通常業務での見回り を実施した。違反転用発生防止のため、広報誌などによる啓発活動を行った。 (4) 評価の案 目標に対する評価の案 農業委員などと連携し、違反転用の発生防止に努めた。 活動に対する評価の案 広報誌などによる啓発活動や農地パトロールを実施することで違反転用の発生 防止に努めた。
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