自然の営みと発展への歩み

自然の営みと発展への歩み
現代南画の作家たちは、過去の南画家たちの理念を受け継
いでいます。ただし、それだけにこだわらず、内面的な美を
絵画の色彩、構図を工夫することによってより豊かに表現し
ています。南画の型にとらわれすぎない、自由な発想による
表現こそ、現代南画の魅力と呼べるでしょう。
1 月から 3 月にかけての本展の開催期間中は冷えて寒く、
多くのものが枯れてしまっています。しかし、一方では動植
物が春に向けての準備をする時期でもあります。長い冬の冷
気や静寂、春を感じ取って花開く梅や桜、そして新たな年に
向けての人々の活動の素晴らしさ……現代南画の作家たち
は、この季節の美を、様々に工夫を凝らして描いています。
本展覧会では、1 年の目覚めの季節である「春」と、その
準備期間にあたる「冬」をモチーフとした作品をご紹介して
います。伝統に沿った形でありながらも斬新な工夫をみせて
発展を続けている、現代南画の世界をお楽しみください。
期
間 :
平成 27 年
~
展示監修 :
1 月 4 日(日)
同年
4 月 1日(水)
大阪国際大学・国際コミュニケーション学部
村田
隆志
※作品の画像
准教授
「三段壁」 梅田 秀 画伯作