地震・噴火・洪水-災害復興の3万年史

阪神・淡路大震災20年特別展
「地震・噴火・洪水-災害復興の3万年史-」のみどころ
近年、日本列島各地で地震や火山噴火、洪水など大規模な災害が頻発しています。
このような災害は遠い昔からたびたび発生しており、その痕跡が遺跡に残されていま
す。本展では三万年前から江戸時代に至る、地震、火山噴火、洪水など災害に見舞わ
れた遺跡の資料を展示し、人間はどのように災害に向き合ってきたのか被災と復興の
歴史を探ります。
会
期
平成27年4月18日(土)~6月21日(日)
主
後
催
援
兵庫県立考古博物館、神戸新聞社
兵庫県、兵庫県教育委員会、NHK神戸放送局
サンテレビジョン、ラジオ関西
◆ 災害を伝える遺構や出土品など約 230 点を展示
地震・火山噴火・洪水などの痕跡や、被災・復興の様子を物
語る出土品・文書・絵画など多様な資料から、3万年にわたる
災害と復興の歩みを紹介します。
《特におすすめの展示品》
◎断層でずれた弥生時代の竪穴住居(淡路市塩壺遺跡 写真上)
床が大きくずれた住居の立体剥取りを展示します。
◎洪水で埋もれた弥生土器(神戸市玉津田中遺跡 県指定 写真中)
大洪水で砂に埋もれた建物から出土した土器です。
◎慶長伏見地震を伝える加藤清正の手紙(大阪城天守閣蔵 写真下)
慶長伏見地震(1596 年)の様子を伝えた手紙です。
◆ 災害への理解を深める連続講座(全4回)とシンポジ
ウム
考古学、地震学、地学、地理学の研究者が、災害をテーマに最新の研究成果についてお話
しします。4月~6月の土曜日に開催。無料。当日受付。
◆ 災害と遺跡を訪ね歩く防災ウォーク
ハザードマップを片手に災害に見舞われた神戸市東部(東灘区・灘区)の遺跡を訪ね歩き、
将来の災害について考えるウォークを企画しています。6月7日(日)に開催。要申込。
◆ 災害をやさしく学ぶこども向け体験イベント
子ども向けのワークショップも開催します。
・5月4日(月・祝)~6日(水・休)「GWこども考古学ひろば」
・5月 24 日(日)「古代人に学ぶ防災グッズ」
※詳細はチラシをごらんください。
問い合わせ
兵庫県立考古博物館 学芸課 担当:多賀茂治(たがしげじ)
TEL 079-437-5562(学芸課直通)