ニュースレター - 楽して儲かる農業みーつけた

Vol.1
3
4
4
2
April
5
01
役に立つ情報満載!
ニュースレター
月号
静岡農業技術支援協同組合 発行
<楽して儲かる栽培>
[シリーズ 土の性質3]
中山間地に多い「褐色森林土」は
もみがらぼかしで最優秀農地に変えられる!
<玄米アミノ酸活用法>
玄米アミノ酸ぼかしに
天然ミネラル鉱石は最強の組み合わせになる!
<楽して儲かる農業講座>
「先祖の土地を守る…」
利益が出ない一番大きな原因がここにある!
<電話放談会レポート>
温暖化して気温が上昇するほど
チッソは不要になる!その理由とは…?
特集
仕事量を減らして収入を上げるには
中国の農業は農薬と化学肥料漬け
!
近未来に土壌汚染で収穫は激減する
!
0スタートが一番である
!0スタートって何…?
<目からウロコ情報>
「育苗」
「定植」
「花芽」の幼芽期こそ
「玄米アミノ酸酵素液」の使い時!
<玄米アミノ酸Q&A>
メロンの下葉が黄色に黄変…
もみがらぼかしのやりすぎでしょうか?
田にしても、質の良いものが収 穫で
し て は 良 質 で あ る 。畑にしても稲
が腐 植して出 来た土である。土 と
葉樹が枯れて落葉して堆積し、
それ
く、森 林から生まれた土である。広
色 森 林 土 ﹂である 。読んで 字の如
数多くある。それらの大部分は﹁褐
日 本には中 山 間 地という農 地が
で作られてきたものである。垂直に
には考えられないくらいの長い時間
短時間で出来たわけではない。人間
混 合 土 とも 言 えるのである。土は
積した地 層である。火 山 灰 土 との
茂り、長い年月をかけて広葉樹が堆
る。火 山 灰 土が降り、その上に樹が
るのではない。火 山 の 山 麓にも あ
褐色森林土は中山間地だけにあ
いう名 称なのである。ヨーロッパに
から正確には﹁酸性褐色森林土﹂と
ここで流失してしまうのである。だ
本には梅雨という雨期があるので、
多すぎる雨が厄介なのである。日
分は雨で流されてしまうのである。
分はある。しかし、その大 切な栄 養
が落 葉して出 来たものだから栄 養
褐色森林土はもともとが広葉樹
﹁褐色森林土﹂は
シリーズ 中山間地に多い
土の性質3
もみがらぼかしで最優秀農地に変えられる!
%に当
土 と イメージし
るのが褐 色 森 林
脇に点 在 してい
てい る 。そ の 両
間には川が流れ
かではない。山の
は険しい。なだら
分布しているからである。日本の山
ある。その理 由は中 山 間 地に多 く
どない。優良農地にもかかわらずで
たる。しかし大規模生産地はほとん
多い場合、土はこのような出来方を
森林土というのもある。川の水量が
とが理 解できる 。下が砂 地で 上が
深さまで耕作して良いのかというこ
何㎝あるのか。これを 知ると何㎝の
何㎝あるのか。その下の火山灰土は
林 土が出 来たとしよう 。森 林 土は
のである。火 山 灰 土の上に褐 色 森
さの層なのか。これが非常に重要な
﹁層﹂がある。それがどれくらいの厚
がある。土の層である。土には必 ず
掘ってもらうと、すぐに分かること
限 定 特 産 品ができる。あそこで 採
作れない、おいしい作 物という 地 域
できる。この場合はその地区でしか
合 、ある程 度の広さの農 地は確 保
火山灰土の上に森林土がある場
である。
もない。ここが土を扱う難しさなの
いっても 、すべてに共 通 するわけで
がいい。深 く 掘れば酸 素が入ると
しまう。できるだけ混合しない方
しまうと大変に複雑な土になって
森林土と火山灰土を混合して
のために肥沃なのである。
いた めに栄 養 分 が 流 さ れ ない。そ
は森林土が多くある。雨量が少な
きる。日 本の農 地 面 積の
て も ら え ばいい
れる何々は⋮というものである。
と思う。
する。
10
2
る 。それも 方
要素を加え
出 する。微 量
素なども流
銅・亜鉛・ホウ
鉄・マンガン・
る。さらにカルシウム・マグネシウム・
酸 性 化 す ると 微 生 物 も 少 な く な
﹁微生物﹂が必要なのである。土が
違う。アルカ リ 性 質 を 定 着 さ せ る
れでいいのかというと、
それはまるで
になる。石灰を大量に入れたら、
そ
大切である。石灰などは対処方法
策はアルカリ性の物で補うことが
さらに進行すると思われる。この対
もさらに多くなっている。酸 性 化は
まで通りとは限らない。日本の雨量
多 く 降 れば土は酸 性 化す る 。これ
大雨だった。雨は微炭酸水だから、
年にかけては100年に一回という
イギリスの2 0 1 3 年∼2 0 1 4
最近はヨーロッパも雨が多い。特に
う。
この利点を生かしていないように思
である。中 山 間 地の生 産 者はまだ
価してもらう必要はまったくないの
ある。大 規 模 産 地で卸 売 市 場に評
てくれる。全 国 配 送は可 能 なので
である。中 山 間 地でも 宅 配 便は来
6 0 0 坪 、9 0 0 坪でも十 分なの
大 面 積でなくてもいい。3 0 0 坪 、
産品が成立する時代になった。何も
特 産 品だけではなく 、個 人 限 定 特
ターネットの時代である。地域限定
が作 れるは ずである 。現 在 はイン
も与えられる。大 変においしい作 物
ネラル分の補 給 も 出 来る。肥 料 分
やれば、さらに効 果は倍 増する。ミ
酸菌もみがらぼかし﹂を投入して
ある。団 粒 構 造もある。そこに﹁ 乳
ある。褐色森林土は扱いやすい土で
葉 樹が茂るのは微 生 物の力なので
水 分で繁 殖 する。雨が多 くても 広
理 解していただけるように温 度 と
微生物はもみがらぼかしを作って
である。
は 土 壌 改 良 が し や すい土 地 なの
ということである。特に褐色森林土
え考えれば最 優 秀の農 地にできる
物があるということは、利用方法さ
ということもあるが⋮。大量に有機
て し まっている 。化 学 肥 料が全 盛
こ と で 利 用 価 値 が ないと 思 わ れ
いぐらいに大量にある。大量にある
が特徴である。
て鉄を溶かし、白っぽくなっているの
少ないが、有機分が有機酸に変化し
尚 、針 葉 樹の森 林 土は日 本には
り立ちを調べるとすぐに分かる。
ぞれの岩が持っている成分や岩の成
て土になるからである。これはそれ
分が大きく違ってくる。岩が風化し
ベースになっている場合では、栄養成
ベースになっている 場 合 、蛇 紋 石が
ベースになっている 場 合 、玄 武 岩が
褐色森林土といっても、花崗石が
持っていると思う。
れば 中 山 間 地 は 重 要 な 役 割り を
異 常 気 象が激しくなることを考え
くい。自 然 災 害には強いのである。
大きく受けるが、中山間地は受けに
物 ﹂なのであ
るには﹁ 微 生
れを定着させ
江 戸 時 代に比べたら比 較にならな
抜けてしまうことである。有機物は
は、雨が多いために有機物の成分が
日 本の土 壌に共 通していること
している。平地は自然災害の影響を
褐 色 森 林 土があったからだと推 測
き 延 びてこられたのは中 山 間 地の
くらでもあった。その自然災害を生
過 去の日 本の歴 史で大 飢 饉はい
法である 。そ
る。
3
玄米アミノ酸活用法
玄米アミノ酸ぼかしに
① すべての基 本 は 玄 米アミノ酸
A 植穴の下に入れる
天然ミネラル鉱石は最強の組み合わせになる!
初期育成を良くしたい。根の張
ニームケイクをまぜる
これはいつもの通りに %まぜて
もらえばいいと思う。さらに天然ミ
ネ ラル鉱 石 を 加 え る と 、スーパー
元肥になる。根の張りから生育・病
ると思う。残念ながらこれを実現
思いは多くの生産者に共通してい
て 最 高の定 植 をしたい。こういう
まり使いたくない。
コストを安くし
にやりたい。高 価な有 機 肥 料もあ
強くなりたい。化 学 肥 料は使わず
い。できたら病 虫 害にも決 定 的に
やっていない人はすぐにチャレンジ
電 話かF A X をしてほしい。まだ
たけれどうまくできなかった人は
は至 急 資 料 請 求してほしい。作っ
る。まだ、
よく分からないという方
な る 。作り 方 は 何 度 も 伝 えて あ
何 も 始まらない。すべての基 本に
ぼかし作りができないことには
土にまぜる。
位 置はあらかじめ決める。そこの
かく砕くかすると思う。播種する
播種する畝は立てるか、土を細
B 播種する畝にすき込む
の張りがグンと良くなる。
しは単なるぼかしではない。いろい
ことができる。玄米アミノ酸のぼか
い、とにかくいろいろなものに使う
てもいい、堆肥を再醗酵させてもい
うこともできる。化 学 肥 料とまぜ
油カス・魚カスなどの再 醗 酵に使
このようにしてできたぼかしは
虫害対策まで含んだものになる。
した生産者はごくまれである。
をしてもらいたい。何 に で も 役 立
ろな応用ができる。応用すること
一握りずつ植穴に入れていく。根
そこで今回は夢みたいに都合の
て る こ と が で き る 。微 生 物 も 豊
で、土 壌の状 態にあわせて使うこ
のぼかし作り!
よい方法が誰でも実現できる方法
かにして土づくりの原点になる。
かし﹂以外にはない。
コストも安 く
④できたぼかしをさらに活用
を教えよう。
C 畑全体にまぜる
とができる。これができるのは﹁ぼ
ネラル鉱石を5%まぜる
できる。自 分の作りたい堆 肥を自
分の手で自由に作り出すことがで
アールで 2 0 0
る。昨 年 、病 虫 害にやられたと 感
きるのである。これができて、初め
まぜてほしい。ぼかしの出来上が
じている方におすすめである。
ぼか し を 作 る 段 階 か ら5%を
りも 格 段に良 くなる。このぼかし
て良い作物ができるのである。
程 度であ
② 玄 米アミノ酸ぼか しに天 然 ミ
りをしっかり出して強い根にした
20
③ 玄 米 ア ミ ノ 酸 ぼ か し に 、醗 酵
kg
は三通りの使い方がある。
10
4
﹁先祖の土地を守る⋮﹂
利益が出ない一番大きな原因がここにある!
終 生 、農 業 とい う 仕 事 を し て 悔
やって楽しめたのだろうか。また、
万人の方を考えてみよう。農業を
ないこと。農 業を廃 業した2 4 0
つである。高齢化、
そして利益が出
2 3 0 万 人まで減った。原 因は二
2 0 0 万 人 以 上 も 減り 、現 在は
農 業 を や るべき な の で あ る 。利
た い と 思 う の な ら 、利 益 を 出 す
とがある。本当に先祖を大切にし
たのである。それよりも 大 切 なこ
は、
それほど重要なことではなかっ
方 も 多い。土 地 を 守るということ
けは農業をさせたくないと考える
身が苦 労しているから 、子 供にだ
の土 地 を 守ってくれるのか。親 自
この世にはいない。子 供もまた、そ
ある。収 入があればお返しもでき
たいと思うなら利益を出すことで
切にしなくてはいけない。恩を返し
﹁ 昔から世話になった﹂それは大
ルで考えなくてはいけない。農産物
益になるのである。それもトータ
下げられるのか。下げた分だけ利
方が多い。どうすれば生 産 原 価は
生 産 原 価についても関 心のない
なのである。
る。知らないのは農 業 生 産 者だけ
買える物、買えない物も決まってい
わるわけではないのである。高 く
は最初から決まっている。途中で変
あってやっている。欲しい物と品 質
果 物 で 商 売 している 方 は 目 的 が
年で
人間の社会というのは出発から
益が出てこそ、子 供にも継 承でき
る、
なければできない。
農 業 生 産 者 はここ
考えるのではなく 、結 果から見る
て、魅力ある仕事にもなる。
ある自覚を持つことである。
す る こ と を 学 習 し て 、事 業 主 で
である。栽 培 技 術 を 究 め る 、営 業
は何をすればいいのか。それは二つ
うか。残念なことにならないために
えられる人は多いのではないだろ
が、別の人 生 もあったのではと 考
いたわけではないから、多分になる
あるように思う。直接本人から聞
い。
た場合 、誰も穴埋めをしてくれな
い。事 業 主というのは赤 字 を 出し
く ない﹂、それでは事 業にならな
﹁ 義理がある﹂﹁ 仲間外れにされた
くる。
﹁ 昔からの付き合いがある﹂
だけで、
やることはまったく違って
の出ない農 業はやらないと決める
の、自 覚が大 切 なのである。利 益
利 益 を 出 すには事 業 主 として
こにいる⋮?﹂それがいるのだ。青
る前から買ってくれる人なんてど
﹁そんなことはできね∼べ∼。作
るのだ。
を計算する。その差額が利益にな
それから生 産にいくらかかるのか
くらで買ってくれるのかを決める。
人を探すことである。作る前にい
か。作付けする前に買ってくれる
農業はどうすれば事業になるの
のある仕事なのである。
ば、農業は実に楽しくて、働きがい
なのである。農 業を事 業にできれ
らない。事 業は何よりも結 果 重 視
いかけてしまう。それでは事業にな
ある。どうしても目 先のことを追
必 要 が あ る 。それができないので
ルコスト を 常 に 頭 に 入 れ て お く
三ヶ月はかかる。三ヶ月のト ー タ
は一日で 作 れるわけがない。最 低
いはなかったのだろうか。
と、
よく理 解できることが数 多く
農業講座
先 祖の土 地を守っても、先 祖は
5
25
楽して儲かる
温暖化して気温が上昇するほど
チッソは不要になる!その理由とは⋮?
の収 量は多 く なると考 えている方
チッソは投入すればするほど作物
0㎝∼5㎝にあ る と 言って 良い。大
は大 打 撃 を 受 けることになる 。気
度である。
気 候の変 動は激しくなっている。乾
気 中には大 量のチッソ成 分がある。
温は上昇するほどにチッソは少な
%は
いている 所 はさらに乾 燥 が 強 く な
土の中にも ある。 %がチッソ成 分
正 確に言 えば、有 機 物の
り、
雨の多い所はさらに雨が多くな
くしなくてはいけないのである。
異 常 気 象 とは言 えないぐらいに
栽培の基本
である。 アールに換 算 すると ㎝
0.
3
場所は表層0㎝∼5
温の影 響 を 受 け る
れは重 要 なことである。土 壌 が 気
暖化がさらに進行するとしたら、
こ
んな影響が出てくるのだろうか。温
気 温が上 昇 すると畑の土にはど
く、
湿りやすいということである。
昇 している 。上 昇 気 流 が 出 来や す
るからである。深 層 海 水 温 まで上
されるだろう。海水温が上昇してい
㎏ を 投 入 すればチッソ成 分は十 分
いう こ と に な る 。理 論 上は残 り3
ら 、す でに2㎏ は土の中にあ る と
のに必要とするチッソは5㎏ だか
ということになる。植物が成長する
が使 えるチッソは1%である。2㎏
中で微 生 物により 分 解 され、植 物
ても全部使えるわけではない。土の
チッソがすでに土の中にある。といっ
の中の
の深さで約 100tの土がある。こ
量は予 想 以 上に増 加 する。気 温 上
が水に溶ける。水に含まれるチッソ
地 表 面 が ∼ ㎏ も 増 え る 。それ
も 野 原 も 耕 作 放 棄 地 も、すべての
が
こが勘違いの源である。自然界全部
常 が 出 て く る 。花 芽の異 常は決 定
が発 生 するのか。花 芽 に 大 き な 異
チッソ過 多になると、どんな問 題
した 有 機 物 も 、
この
同 時に人 間 が 投 入
でしか 効 果 がない。
とはあるが、現 在の気 温 上 昇 程 度
㎏ になる。何度上昇するかというこ
2㎏ が
0.
3
必要なんてなくなるかもしれない。
れているのである。チッソを投入する
花が咲かないなど、
いろいろな問 題
る、
ポロポロ落 下 する、数が少ない、
世 紀 末 、最 悪
0.2
0.
2
%という と200㎏ もの
㎝の間 で あ る 。土 壌
な量になるはずである。これは今ま
昇の平 均 が2 ℃にな り 、
3 ℃にな
0㎝∼5㎝の間に入っ
と考えてほしい。平均気温で1℃程
2.
2
0.3
4.
6
%前後増加す る。 ∼
ている。
3.
3
0.
2
10
∼ ㎏ も 増 える。山 も 雑 木 林
消 毒 も、
この深 さ ま
での話である。気 温 が 上 昇 す れ ば
的な打撃であることは誰でも知って
10
り、
4℃になったらさらに増える。今
0.
2
いる。花 芽が乱れる、奇 形が多 くな
10
℃の上 昇が見 込 ま
﹁なんだ ∼ ㎏ 程度か⋮?﹂そ
0.
2
電話放談会
レポート
る。最高気温は、毎年どこかで更新
80
玄米アミノ酸農法
6
ることが多いのであるが、病 気なの
が出てくる。これを病気と勘違いす
土 壌 診 断 をして、
チッソが多いとし
で未 分 解のチッソである。収 穫 後に
チッソは残留チッソである。ある意味
年に花芽への影響が %だったとす
の上 昇が加わったとしよう 。最 初の
を3年続けたとしよう。そこに気温
たらこれは大変なチッソ過多と考え
ではない。チッソ過多で生理が狂っ
て し まって い る 。それだ けではな
ると、
3年 後には %になるという
これは土壌の話である。大気に含
いのである。収量を上げるにはチッ
密接に関係しているかを知ってほし
ことである。これを2回繰り返すだ
所とはまったく違う重要なところで
まれるチッソというのも ある。投 入
ソだ という 考 え 方 を 根 本 か ら 見
ていい。気 温 が さ らに 上 昇 す れば
ある。ここの色が濃 くなる。チッソ
したチッソが気温の上昇で分解され
直 し て ほ しいので あ る 。玄 米アミ
い。成長点に異常が出てくる。成長
過多。濃くなるほど花芽にはなら
る 。それが 大 気に放 出 されると亜
ノ酸酵素液を上手に使えばチッソな
けで花芽はほぼ0になる計算だ。気
ない。葉になってしまう。葉になる
酸 化チッソになる。これは に含 ま
んて、
ほんの微 量でいいのである。そ
チッソ過 多のトラブルはさらに深 刻
ということは実にならないというこ
れる。現在の濃度は300PPMだ
の方が、
はるかにお金を使わなくて
点 とは新 芽が出てくるところであ
とである。
が、
500∼600P P Mになると
も 済む 。そして植 物の生 命 力 も 力
温の上昇とチッソ過多はどれくらい
特に注 意 が 必 要 なのは、大 規 模
言われている。亜酸化チッソはチッソ
強くなるのである。
になっていくと考えられる。
な生 産 団 地の地 下 水である。大 量
酸 化 物 だから老 廃 物である。これ
る。そこから葉や花になる。他の場
にチッソが投 入される。地 下 水に浸
成 長 点 に 大 き な ダメー ジ が 出
※支払方法は後払いになります。
◆1枚 1,080円
(税込) 送料込
30
を 葉の裏 に あ る 気 孔 か ら 取 り 込
る。すでにチッ
て く る 。さ らに強い紫 外線の影響
テーマ
「腐植の増やし方」
4月のCDセミナー
60
透していく。その地下水を汲み上げ
ソは 含 ま れて
を受けると焼ける。最悪、
まったく
む。
いる という の
収 穫 が 出 来 ないということにも な
電話セミナーは2015年3月で終了することにいたしました。
今までに数多くの方々にご利用をいただきまして深く感謝を申し上げます。
替わりましてCDセミナーを開催いたします。関祐二氏と静岡農業技術支援協同組合理事の
神保信一との対談セミナーです。ご希望の方はCDを購入して聞くことができます。
この方が、時間的に拘束されず自由に好きなときに学習できます。
お申込みは別紙になります。新企画も数多くの方にご利用いただければ幸いに存じます。
CD
セミナー
開催決定!
て灌水をす
に、
さらにチッ
りかねないのである。
温暖化が3年続くと現象は2倍
ソを 入 れてや
る 。ど う な る
に弱い。3年 気 温の上 昇が続 くと、
に な る 。植 物は人 間より もはるか
チッソ過多 。しかも土壌分析では
その影 響は2倍になる。チッソ過 多
と思うか。
出てこない。土 壌 分 析で 出て く る
7
関祐二氏 × 神保信一(静岡農業技術支援協同組合理事)の対談セミナー
CDセミナー
CO2
※発売開始は2015年5月になります。
仕事量を減らして収入を上げるには
実 は 作 付 け を す る 土 壌 が 0ス
いという方は多い。
が発生するのか。それが理解できな
く発生するのである。なぜトラブル
ども、
トラブルも実はこの時期に多
ある。すべてが順調にいけばいいけれ
れない。とにかく、
やることが山ほど
期である。
一年で一番忙しい時かもし
と、
いよいよ仕 事が本 格 的になる時
四月である 。栽 培の暦から 言 う
も ち ろん過 剰 害 だから 、アブラム
ともはっきりと出てくるのである。
出が悪い。過 剰 害はこの時 期にもっ
腐る、徒 長 、成 長 点が変だ、新 芽の
が作付けする時に出てくる。花芽が
く多いということになる。その結 果
ここで過剰だとすると、
とんでもな
切だ﹂と喜んではいけないのである。
時に﹁ うちの土 壌はどの成 分 も 適
にはやらない。暇 な 時にやる。その
土壌の分析というのは、忙しい時
は驚くほど少なくなる。
が 可 能 に な る の で あ る 。トラブル
肥 料 だ か ら 、いつで も0スタ ー ト
し﹂をすすめるのである。完全醗酵
る 。だから﹁ 乳 酸 菌 も み が ら ぼ か
な 問 題 は まった く 出 て こ な く な
をすればど うなるのか。このよ う
う な ものなのである 。0ス タ ー ト
ない厄 介なトラブルを作っているよ
に なって し ま うので あ る 。必 要も
る。常 に 思っている 以 上の肥 料 分
たとする。そこへ、
切という範囲だっ
解しやすい。ところが有機肥料は状
ら何 をどれくらい投 入したかは理
は要 注 意 なのである。化 学 肥 料 な
特に有 機 肥 料を投 入している方
れだけやったのだから肥料分は十分
うなっているのか。投 入する方はこ
もっと分からない。投 入した物がど
う 。残 留 量 も 違って く る 。堆 肥 は
い。土 の 状 態 によって 分 解 度 が違
当 然チッソもリン
肥の状 態でまったく違ってくる。配
れくらいかなんて考えもしない。堆
い。春になれば気 温は上 昇する。気
う なるか、なんて 頭の 片 隅にも な
る 。残 留 肥 料 も一緒に分 解 が始 ま
タートになっているかという問題
シ、
ダニ、
コナジラミなどの害虫も付
さ らに 肥 料 を ド
態によってまったく 異なる。堆 肥を
だと考えてしまう。入れ過ぎたらど
しかし分解されているわけではな
サッと入れたらど
アールに6 0 0㎏ 、チッソ分がど
も カリ も 過 剰 に
温 が上 昇 す れば 有 機 物 は 分 解 す
なる。
合の有 機 肥 料は肥 料 認 定されてい
10
E.C
るから成分の表示はある。
が あ る 。多 くは 残 留 物 が残ってい
きやすい状態にある。
うなるだろうか。
壌の分 析 をしたとしよう 。 が適
る。それも少しではない。例えば土
0スタートが一番である!0スタートって何⋮?
特集
8
長点の発育不良、
すべてが極端に少
花芽の腐れや徒長、生理障害、成
れも過剰害になることはまったくな
の葉面散布と灌水で追いかける。こ
作 障 害もなくなる。出 て く る 原 因
害はもちろんのこと、生理障害や連
もしれないが、それでもトラブルの
農業の七不思議と言ってもいいか
でお金がいらないのだと思う。好き
多いやり方にこだわる生 産 者は圧
引き起こす問題だからである。
で 収 入 を 減らしているとしか思 え
がないのである 。連作 障 害という
ラブルを起こしてしまうと、その年
裏年・表年もなくなる。これも土
い。水に溶けやすく 、遊 離した質の
はもう すでに期 待でき な く なる 。
壌の残留物が大きく影響している。
0スタートにして畑に残留物がな
なくなる。これがどれだけ重要なの
ずっと一年は引き ずることになる。
今 年はこれぐらいの収 量と品 質と
ければ、何をやっても効果は出てく
倒的なのである。よほど苦労が好き
病 虫 害も多 発する。農 業の恐さな
収入を予定しているとしたら、
ほぼ
る。耕 作 放 棄 地 も5年 ぐらい放 置
のは、典型的に残留肥料や農薬が
のである。0スタートにすればトラ
計 画 通りにいくようになるのであ
された土 地 を 耕 すと 、もの凄 く 作
いいアミノ酸だからである。
ブルが極 少になるだけではない。病
る。土壌も病まない。
いいことだけに
りやすく、
いいものができる。自然の
かということである。この四月にト
虫害まで極少になる。しかも途中で
なるのである。
う なると思 う か。すべてに不足が
収穫後に土壌分析をしたら、ど
うかは定 植・花 芽・新 芽の出 来 方で
この春 、
0スタートになっているかど
力で0スタートになったからである。
ないのである。
修正も効く。どれだけの違いが出て
昨 年 、問い合せがあった中で残 念
出 て く る 。当 然 で あ る 。作 物が必
くると思うか。
に思われることがあった。せっか く
る。微 生 物が必 要な栄 養 分を作り
全てが分かるのである。
成長が少し遅いと感じたら、玄米
出してくれる。これを0スタートと
要 な 栄 養 分 を 使い切ったわけだか
乳 酸 菌 もみがらぼかしが信 用でき
アミノ酸酵素液で回数を多く葉面
いうのである。仕事量も極端に楽に
乳酸菌もみがらぼかしを投入し
なくて、不十分と考えているのだろ
散 布してやれば、成 長は促 進 され
なる。どれだけ楽になることだろう
ら、なくなって当たり前である。そ
うと思う。
る。しかも残 留 物は0である。やり
か。トラブルが極 少になるだけでな
たのに、さらに有機肥料や配合肥
これは逆なのである。例えば肥料
すぎの心 配はまったくない。このよ
く、収 入は増えるのである。手 間が
のままでは作 付けしない。また﹁ 乳
が少 ないと 感 じたら 、追 肥 を10
うにして毎 年 、反 復 をした農 業 生
かからなくなる。お客様には喜ばれ
料を投入した方がいる。もちろん
アールに100㎏ のぼかしを補えば
産 をやったら、どうなると思 うか。
る。
酸 菌 も み が ら ぼ か し ﹂を 投 入 す
済むことである。さらに樹勢を強く
ほとんどトラブルはなくなる。病虫
過 剰 害 に なって し ま うので あ る 。
したければ﹁玄米アミノ酸酵素液﹂
9
目からウロコ情報
時というのがある。それが、
この四
﹁ 玄 米アミノ酸 酵 素 液 ﹂の使い
に使う 資 材はほとんどない。成 長
切なのに育 苗 期 、定 植 期 、花 芽 期
ても 過 言ではない。それぐらい大
にしても開くか開かないかである。
ほしい。葉も茎もまだ小さい。花芽
けだけれども 、
ここもよく 考えて
もちろん水に溶かして与えるわ
﹁育苗﹂
﹁定植﹂
﹁花芽﹂の幼芽期こそ
﹁玄米アミノ酸酵素液﹂の使い時!
月∼五月なのである。育 苗 期から
した時と同じ資材を使いやり方も
きるようにして与える。
あまりにも当たり前のことを言っ
定 植 期 、南 では 花 芽 の 時 期 で あ
ているようだけれども、苗 半 作とい
この状態では大粒の水では吸収
あ る 。幼いわけだから 量はいらな
う具体的な意味を多くの方は理解
同じである。これは幼い植物にとっ
刺激が強すぎない。幼くても吸
い。人 間の赤ちゃんの食 事 量 を 考
できていないのである。なぜ育苗土
る。栽培のスタート地点にいるわけ
収することができる。
ストレスがな
えてほしい。
一般の大人に比較した
が必要なのか。できるだけ不純物
できない。できるだけ細霧でない
いということが重要なのである。玄
ら、
どれくらい食べるだろうか。体
を含まない土という意味なのであ
ては大きな負担であり、
ストレスな
育苗、定植、花芽、共通している
米アミノ酸 酵 素 液 は 食 品 で あ
も小さいわけだから量も少なくて
る。幼い植物は不純物にすこぶる弱
である。この時期こそ、玄米アミノ
ことは幼いということである。幼
る。アミノ酸も遊離していて、すぐ
いい。植物の場合も同じである。成
いからである。
と 受 け 取 ること が で き ないので
いとい う のは 何 に 対 し て も 弱い
に吸収できる状態になっている。幼
長した植物と同じように考えては
のである。
ということである。体も出来てい
い状 態の植 物にとっては最 高の栄
いけない。質のいいものを 少 量 だ
酸酵素液をしっかり使ってほしいの
ない、抵抗力もない、人間で言えば
養物になるのである。
植 物も 、
この時 期にする管 理の
人間になれると言われている。
働きを活発にすれば誰でも優秀な
る。人間で言えば、
三歳までに脳の
時 間で 激し く 変 化できるのであ
吸 収 力も、
この時 期が一番 強い。短
して、幼 くても 受け取ることがで
育 苗 土にしても 微 生 物 性 を 良 く
か、
ここが大きなポイントになる。
幼い植物が吸収できるのかどう
い程度であれば十分なのである。
細 霧の状 態にして与える。乾かな
け与えればいいのである。それも
のである。
る。豊作を約束されたと同じになる
ば 苗 半 作 は 難 し く な く 実 現 でき
最適なのである。これを上手に使え
それには﹁玄米アミノ酸酵素液﹂が
配 慮しなくてはいけないのである。
らスクスク成長できるのかを十分に
この時期は幼い植物がどうやった
の効果が期待できる。
である。他の時期に比較して格段
赤ちゃんである。同 時に成 長 力 も
仕 方でほぼ大 半は決 定するといっ
10
メロンの下葉が黄色に黄変⋮
さて、
私はメロン︵アールスナイト︶を栽培して
年になります。6
今年も例年通りの栽培ですが、
試験的に 株ぐらいにぼかしを2倍
来、
品質・収量も高く、
安定した経営を行っております。
年 前より貴 社の玄 米アミノ酸ぼかしによる栽 培を行っております 。以
20
貴社様にはいつもお世話になりありがたく感謝申し上げます。
にして栽培したところ、
メロンの着果した下葉が黄変して枯れてしま
いました。その他には異常は見られず品質・収量には変化はありませ
んでした。
しっか
り
お答え
します
やり過ぎではなく 、少ないのです。初
ざいます。結論から言いますと
お問い合わせありがとう ご
げます。玄米アミノ酸酵素液の葉面
ンはウリ科ですから、葉 を 大きく 広
す。他の肥料は必要ありません。メロ
に200㎏ は 投 入 し て ほ しいの で
影響が出なかったということですね。
す。その結果、収量・品質にはまったく
います 。大 変に良好な状 態と言えま
残 留 分 も すべて 、0ベースに なって
わけですよね。畑の土に残っている
ら100㎏ 、そ れを6年続けている
0スタートを常に心掛けてください。
す。
ニュースレターにも書きましたが、
るからです。害になることはないので
量ですし、微 生 物という 形で畑に残
ことはありません。投 入 する量 も 少
基 本 的にぼかしのやりすぎという
散布で補ってあげればいいだけです。
年度
アールに200㎏ 、次 年 度 か
もみがらぼかしは0スタートが出来る最適の肥料です
多いのではなく逆に少ないのです
もみがらぼかしのやりすぎでしょうか?
QA
&
原因として、
ぼかしのやり過ぎと判断して良いものでしょうか。
も み が ら ぼ か しの量 が 少 し 少 な
それが一番楽にできる生産方法です。
質
玄米アミノ酸
御指導をお願いいたします。
山形県
T様
アール
に思ったこと、これは困ったなど、どんどん質問送っ
あなたの
︻楽して儲かる農業︼
の実現のために、疑問
どんどん質問してくださいね∼!
いので す 。例 年 、最 低 で も
!
10
てください。待ってま∼す。
11
10
20
A
待ってます
問
Q
美しくておいしい
富有柿を
ありがとうございます。
高 崎 農 園 さんの富 有 柿は特 別です
ね。果肉のしまりがとてもいいです。甘
味も十分にあり、
ジューシーですね。
毎年、送ってくださるので、実は楽し
〒422-8034 静岡県静岡市駿河区高松2-15-26
TEL.054-237-3333 FAX.054-237-4021
24時間
FAX受付中
静岡農業技術支援協同組合
みにしています 。おいしいものは待 ち
遠しいですよね。
一年かけて、収 穫まで
たどり着くわけですから、途 中はいろ
いろな大変なことがあることと思いま
す。
(受付時間 平日9:00∼17:00)
体も元気でなくてはこのような柿は
作れません。秋になると、何となく 柿
が出て来て当たり前のように思ってし
まうのですが、
この美しい柿 が実るま
でには大変な苦労だと思います。でも
おいしい実になった時のうれしさは格
別のものがありますよね。
高崎さん本当にごちそう様でした。
御陰様でおいしい柿をいただくことが
0120-870-442
FAX
0120-870-441
TEL
出 来 まし た 。深 く 感 謝 を 申 し 上 げ ま
す。
お体を大 切にして、
これからもおい
しい柿を作り続けてください。
結果がイマイチという方。
迷わず電話かFAX下さい。