広報さくらがわ-No.229【P4-P5 平成27 年度 施政方針】

り組むとともに、高齢者の生
きがいづくりを、シルバー人
材センターと連携し、就労機
会の確保と高齢者クラブなど
の活動の支援を行ってまいり
ます。
◆地域医療制度の充実
救急医療体制や医師不足と
いった、市民の皆様の不安に
応えるため、県西総合病院の
整備再建に取り組むととも
に、地域医療ネットワークづ
くりの構築を図り、地域医療
の充実を進めてまいります。
また、急速な高齢化や疾病
構造の変化などにより年々医
療費が増加し、国民健康保険
制度や高齢者医療保険制度は
厳しい財政運営を余儀なくさ
れております。
今後も、保健や福祉と連携
しながら健康増進・健康づく
りの保健事業を積極的に進
め、医療費の軽減に努めてま
いります。
豊かな心と生きがいを育
む教育・文化環境づくり
な心・健やかな体」の調和の
とれた子どもに成長するよう
地域の特色を活かした教育に
に、市民が主体となって行う
芸術文化活動の成果発表など
を支援してまいります。
講座・イベントを開催し、市
民の皆様の学習・文化活動に
対する意識啓発を図るととも
震災により被害を受けまし
た、真壁のまち並みの歴史的
スポーツを通じて健康で明
るい豊かな生活を送れる環境
づくりに努めてまいります。
◆文化財の保存・活用
◆スポーツ活動の振興
努めてまいります。
また、小中学校適正配置に
つきましては、具体的な統合
を目指すための策定委員会を
設置して、多方面からの意見
を聞きながら基本計画に基づ
き実施計画書の作成を進めて
まいります。
次に、教育内容の充実につ
きましては、国際化・情報化
時代に対応する力をつける英
語・情報教育の環境を整備す
るため、外国語指導助手・教
育補助員・コンピュータ教室
の充実を図ります。
さらに、児童・生徒の心の
悩みや不安を相談できる「教
育支援センター」の更なる充
実を図り、不登校・ひきこも
り児童の問題解消に努めてま
いります。
建造物に対し、引き続き国・
県からの支援を受け、復旧を
推進してまいります。
災害時における行動力の強化
に努めてまいります。
また、防災行政無線のデジ
タル化につきましては、岩瀬
地区を継続事業として行って
まいります。
次に、県内の防災関係機関
の連携協力体制の強化および
市民の皆様一人ひとりの防災
に関する理解と意識の高揚な
どを図るため、茨城県と桜川
市の共催による総合防災訓練
を実施いたします。
また、災害時相互応援協定
などを踏まえ、災害用備蓄品
を計画的に準備し、災害発生
時の初動体制の強化を図って
まいります。
さらに、消防防災体制の充
実を図るため、消防団・自主
防災組織の育成に努め、市民
の皆様と連携を図ってまいり
ます。
◆防犯および消費生活対策の
推進
自主的な防犯パトロール活
動や防犯灯のLED化を推進
するための機材の提供を行う
どと協力しながら相談体制の
一層の充実を図り、市民の皆
様の安心・安全な消費生活の
実現を図るため、今後も継続
的に取り組んでまいります。
◆交通安全対策の推進
交通安全施設の整備を図る
とともに、関係機関と連携・
協力し、市民の皆様の交通安
全意識と交通マナーの高揚に
努めてまいります。
さらに、通学路の安全対策
および高齢者の交通事故防止
啓発にも努めてまいります。
◆計画的な土地利用の推進
大和駅ならびに桜川筑西イ
ンターチェンジ付近に、民間
活力による開発を引続き促進
し、交通・流通・産業の拠点
となるような施策を展開して
まいります。
◆住環境の整備と景観の形成
民間活力による優良住宅の
整備推進を図るとともに、市
営住宅については、外壁改修
工事を年次計画に基づき実施
し、長寿命化を進めてまいり
ます。
とともに、防犯組織の結成を
促進し、安心・安全なまちづ
くりに努めてまいります。
次に、教育施設の整備につ
き ま し て は、
「大国小学校管
理 教 室 棟 耐 震 補 強 工 事 」 や、
施設の修繕工事を進めてまい
◆防災・消防対策の充実
快適で潤いのある生活
環境づくり
ります。
◆生涯学習・芸術文化活動の
推進
また、消費者行政につきま
しては、国・県・関係機関な
また、定住人口の増加を図
るために、市内に住宅を取得
し、一定要件を満たした市外
転入者に対し、一定の金額を
助成する制度を実施いたしま
災害に強いまちづくりを進
めるため、防災意識の高揚や
魅力と活力のある産業
社会づくり
◆農業の振興
大消費地に近接する立地条
件を活かし、安全・安心で良
質な農作物の安定供給を図っ
てまいります。
また、優良農地の確保、農
業生産基盤の整備、経営感覚
に優れた農業者の育成を推進
し、地産地消の拡大に努める
とともに、農産物のブランド
化を進め、観光産業と連動し
た魅力ある農業のPR活動を
長方地区が用途変更された
◆ 企業誘致および新産業の育成
策を検討してまいります。
真壁伝承館・岩瀬・大和公
民館が生涯学習の拠点となる
「生きる力」を育むという
学習指導要領の理念を実現す
る た め、
「 確 か な 学 力・ 豊 か
区域を広げ、普及活動に努め
てまいります。
公共下水道の認可区域外と
農業集落排水事業の区域外に
おいては、市設置型合併浄化
槽の普及を図ってまいりま
す。
◆上水道の整備
安全で良質な水道水の安定
供給を図るため、老朽管・石
綿管などの更新を図りなが
ら、普及率の向上、さらに公
営企業としての経営の健全化
に努めてまいります。
◆自然環境の保全
農地・水・環境の良好な保
全と質的向上を図り、地域の
共同取組を支援する「多面的
機能支払交付金事業」を推進
してまいります。
また、不法投棄や水質・騒
音の監視強化に努めるととも
に、悪臭や野焼き、犬のフン
害などの公害苦情に対する指
導強化や、マナーアップの意
識啓発も図ってまいります。
す。
◆道路整備と公共交通の充実
1級市道の整備を、国・県
の補助などを活用し、年次計
画に沿って順次進めてまいり
ます。
また、市民の皆様からの要
望が多い集落道や排水整備に
ついても、緊急性・必要性を
精査し、優先順位をつけ計画
的に整備してまいります。
さらに、国道・県道などの
主要道路の整備促進につきま
しても、国や県に強く働きか
けてまいります。
続きまして、公共交通シス
テ ム に つ い て は、
「デマンド
タクシー」の、より一層の利
便性を図り、
利用促進に努め、
交通弱者の方々の足となるよ
ことにより、製造業のみなら
出・販路拡大を推進し、さら
ず商業施設の立地がしやすく
に伝統工芸品などのブランド
なったことから、桜川筑西イ
力を広め、協働して活性化に
ンターチェンジ周辺地区整備
努めてまいります。
計画に基づき、総合的な整備
◆観光の振興
を実施し、企業が進出しやす
「桜川のサクラ」「雨引観音」
い環境づくりを、引き続き進
や「真壁の町並み」など歴史・
めてまいります。
文化そして豊かな自然環境な
ど地域資源を活用し、観光の
まちさくらがわを創出してま
結びに
いります。
平 成 年 度 の 予 算 編 成 も、
ま た、「 真 壁 の 町 並 み 」 が
平成 年度に引き続き、大変
重要伝統的建造物群の地区指
厳しい状況での予算編成とな
定 の 選 定 を 受 け、 ひ な 祭 り
りました。
シーズンのみならず来訪者が
桜川市経営方針にあります
増加傾向にあります。
「 徹 底 し た 歳 出 削 減、 安 定 し
このような状況下、更なる
た財源の確保を図るため、抜
イベントや観光宣伝の強化を
本的な行財政改革に取り組
図り、各方面からの観光客が
む」のスローガンの下、地域
訪れやすい誘導策を講じる方
間 競 争 に 勝 ち 抜 く た め に も、
うに努めてまいります。
◆下水道の整備
推進してまいります。
◆商工業の振興
民間活力による商業機能の
活性化を図ってまいります。
また、地場産業である石材
業につきましては、市のシン
ボル的な産業として、トップ
セールスで、市内外のPRに
努めるとともに、本地域が長
◆生活環境の保全
学校や家庭での環境教育や
啓発活動により、環境意識の
年積み重ねた石材加工の技術
力 を 活 か し、 新 分 野 へ の 進
27
し上げます。
何卒、ご理解とご協力を賜り
ますよう、よろしくお願い申
頑張ってまいりますので、市
民 の 皆 様 に お か れ ま し て は、
今後も、引き続き、職員と
もども、桜川市発展のために
せん。
職員が一丸となって、徹底し
た無駄の削減、新な財源の確
保に取り組まなければなりま
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◆学校教育の充実
市民文化祭音楽祭を開催。日ごろの練習
の成果を発表しました。
向上を図り、環境の負荷軽減
の取り組みを促進いたしま
す。
理・資源ごみの再利用・リサ
イクルによる循環型社会の構
築を進めてまいります。
◆廃棄物の抑制と適切な処理
市民の皆様や事業所などの
環境保全に対するご理解とご
協力のもと、適正な廃棄物処
年次計画により、供用開始
下水道の普及のため、市内で下水道接続
促進キャンペーンを行いました。
4
さくらがわ 2015.4.1
さくらがわ 2015.4.1
5
名勝「桜川」の桜まつり。国の天然記念
物に指定されている桜もあります。
平成27年度 施 政 方 針
平成27年度 施 政 方 針