施政方針(平成27年豊山町議会第1回定例会) はじめに 平成27年豊山町議会第1回定例会の開会にあたり、関係諸議案の審 議に先立ちまして、新年度、町政に臨む私の所信と主要な施策の方針に つきまして申し述べ、議員各位並びに町民の皆様のご理解とご協力を賜 りたいと思います。 我が国の経済は、一部回復の兆しが見られるものの、経済政策の効果 は、まだ日本の隅々にまで行きわたっているとは言えず、依然、国民全 体に景気の回復を実感できる状況には至っておりません。 こうした中、本町では、未来につながる、新たな希望が現実のものと なりつつあります。 ナショナルプロジェクト、MRJ生産計画の本格化です。 旧空港跡地では、MRJの最終組み立て工場建設のための整地が進め られ、 今年1月には、 MRJの設計と販売を担う三菱航空機株式会社が、 1,500人の従業員とともに、県営名古屋空港ターミナルビルに本社 の全機能を移転しました。そして、国産初のジェット旅客機MRJが、 ここ豊山町から飛び立とうとしています。 MRJ生産計画の本格化とともに、個人・法人町民税や固定資産税に ついても好転の兆しが見え始め、本町の財政の回復のすそ野は、ゆるや かに、そして着実に広がり始めています。 空港機能の変更後、当初予算ベースで49億5,000万円まで減少 した一般会計予算額は、平成27年度において56億円を超す予算規模 となっており、空港機能変更前の平成16年度の96%まで回復してい ます。 期せずして、平成27年度は、第4次総合計画の後期基本計画がスタ ートする年です。人口増加、防災対策の必要性の高まり、MRJの生産・ 整備拠点事業の進展などの環境変化に伴う新たな行政ニーズも生じてい ます。 「空港があるまち」から「空港を活用するまち」へ、転換元年となる べく、 3部11課21係を組織の基軸とする新たな行政組織機構により、 第4次総合計画の基本理念である「小さくてキラリと輝くまちづくり」 の実現に向け、着実、かつ、アグレッシブに施策の実現に取り組んでま いります。 1 平成27年度当初予算の概要と施策の特徴について それでは、平成27年度当初予算の概要と施策の特徴について、申し 上げます。 本町では、これまで、景気変動に伴う税収減や公債費による将来負担 の増大という財政運営上の2つのリスクと空港機能変更後における財政 基盤強化に備えるため、収納率の向上や公共用施設を活用した行政財産 の貸付などの新たな財源確保と、全庁一丸となって支出の最適化に向け た取組を推進してまいりました。 平成27年度においては、これらの取組に加え、町民の皆様へ質の高 いサービスの提供を維持しつつ、公共施設の老朽化に伴う、将来の更新 を見据えた予算編成としています。 その結果、編成しました一般会計の総額は、56億3,700万円で、 対前年度比3億2,600万円、6.1%の増、国民健康保険をはじめ とした特別会計の総額は、34億862万7千円で、対前年度比3億5 12万2千円、9.8%の増となっています。 一般会計の歳入は、前年度予算より、町税が2億5,700万円超、 地方消費税交付金が1億1,500万円、国庫支出金が1億3,500 万円超、それぞれ増加しています。 町税については、航空機関連事業による法人町民税や固定資産税、ま た人口の増加などによる個人町民税の増などにより、 町税全体として7. 4%の増となったものです。また、地方消費税交付金については、消費 税増税収入の平準化、国庫支出金については、道路整備や小学校の施設 整備等に伴う増加となっています。 一方、繰入金は2億4,400万円超、減少しています。当初予算時 に、財政調整基金からの繰り入れを行わないのは、平成13年度以来、 14年ぶりのこととなります。今後は、将来の公共施設の更新も見据え た基金活用・運用を行ってまいります。 特別会計につきましては、平成26年度同様5つの特別会計を設置し ています。 国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、介護サービス事業、各特 別会計においては、それぞれの給付、サービスに見合った所要の額を計 上しています。公共下水道事業特別会計については、公共下水道事業計 画に基づき、下水道の整備を推進してまいります。 なお、介護保険については、新たな介護保険計画、第6次介護保険事 業計画が平成27年度からスタートします。これに伴い、介護保険料の 2 改定を行います。また、国民健康保険事業の安定的運用を図るため、国 民健康保険税の税率改定についても合わせて行います。 いずれも継続的な制度運用のために必要です。皆様のご理解をお願い します。 続きまして、第4次総合計画の「施策の体系」に掲げる7つの「まち づくりの目標」に基づき、平成27年度予算の主要事業について説明い たします。 目標1 快適で活気あふれるコンパクトなまち はじめに、 「目標1 快適で活気あふれるコンパクトなまち」について 申し上げます。 安全で安心できるまちをつくるため、引き続き都市基盤整備を充実さ せてまいります。とくに道路整備につきましては、交通安全の見地から も、地域振興の見地からもまちづくりの骨格となる重要な施策です。 すべての世代で、町民の皆様が徒歩や自転車で町内を安全に移動する ことができるよう道路整備を進めてまいります。またMRJ生産整備拠 点周辺道路やエアポートウォーク周辺道路についても、生活地域との環 境調和や渋滞緩和に向けた取組を進めます。 大山川右岸の歩道整備に向け、引き続き用地取得を行います。 神明公園や航空館boon、JAXAの飛行研究施設を中心とした一 帯は、豊かな自然と最先端技術が調和する本町の将来像の象徴です。町 外から訪れる方も多く、このエリアの賑わいを一層増すと同時に、安全 な通行を確保するため神明公園へのアクセス道路の整備について、周辺 の関係者の皆様のご理解とご協力を得ながら、着実に用地取得に努めて まいります。 町道3号線については、隣接するMRJの最終組み立て工場と周辺の 生活環境との調和を図るための緑地整備と合わせ、歩道の整備を行いま す。また、大型商業施設が立地し、本町の賑わいの拠点である林先地区 については、渋滞緩和対策とアクセス機能の強化を図るため、中道地内 において県道春日井稲沢線への接続道路整備に必要な用地購入を行いま す。 下水道の整備につきましては、東栄、中之町と諏訪、神戸の3地区に おいて工事を行います。対象となる広さは9.6ヘクタールです。これ により、町全体の46%が供用開始可能の地域となります。 目標2 にぎわいを生み出す個性豊かなまち 3 次に「目標2 にぎわいを生み出す個性豊かなまち」です。 県営名古屋空港周辺は、国際戦略総合特別区域「アジアNO.1航空 宇宙産業クラスター形成特区」の核となる地域です。 この国家プロジェクトの進展に伴い、本町としても土地利用、交通、 観光など、まちづくりへの様々な影響を勘案しながら、国・県・事業者 と連携し、施策を展開していくことが重要です。これらの施策を推進す るために、新たに地域振興課を設置します。 今年1月、名古屋空港ターミナルビルは、リニューアルされました。 売店スペースは広げられ、新たにカフェを併設したコンビニエンススト アも開設され、ターミナルビルの利便性は一層高められました。 3月には、県営名古屋空港からの発着便として、新たに北九州便と出 雲便の就航が決定しています。これにより、県営名古屋空港からの発着 便は、9都市9路線となり、ジェイエア就航時と同様の路線数が運航さ れることになります。また、年間利用者は、平成26年度には65万人 を突破する見込みであり、ジェイエア就航時の43万人を大きく上回る 見込みです。引き続き、県営名古屋空港を利用された町民の方を対象と した、航空機の利用助成を行い、名古屋空港の利用促進に努めてまいり ます。 平成26年度、本町は、5回目の開催となる「ゆるキャラグランプリ 2014」に初参加しました。本町のマスコットキャラクター「地空人 くん」は、全国1,700体中561位と、まずまずの成績を収めるこ とができました。 平成27年度は、 「地空人くん」をより積極的に活用し、本町を内外の 多くの方々にPRしてまいります。 ピンバッジ、幟旗、シール、エコバッグといった啓発資材を作成し、 豊かな大地が芽吹く、やすらぎの「地」の遺伝子、羽ばたく翼を得て、 活力のある「空」の遺伝子、そして先人から脈々と伝わる伝統の「人」 の遺伝子とともに、本町の知名度をより一層高めるためタウンセールス を行ってまいります。 本町の歴史は、豊かな田園とともに刻まれてきました。名古屋市近郊 に残る豊かな田園風景は、豊山の宝であり、誇りです。 小牧基地内の豊山用排水路改修工事、神明ポンプ場の電気設備の更新 など、農業の振興にも努めてまいります。 また平成27年度には、全国都市緑化フェアあいちが開催されます。 本町の神明公園は、 このフェアのサテライト会場として選出されました。 大会を盛り上げるため、神明公園に新たにバラ園を設けます。 4 町外からも多くの方々に訪れていただくとともに、イベント終了後も 神明公園を彩る美しい空間となるよう整備を進めてまいります。 目標3 安全・安心で住みやすさを実感できるまち 「目標3 安全・安心で住みやすさを実感できるまち」です。 平成27年は、東日本大震災から4年、東海豪雨から15年、阪神・ 淡路大震災から20年にあたります。 4月からは、新組織の防災安全課が、本町の災害・安全対策の司令塔 となります。風水害をはじめとする、あらゆる災害から町民の生命や財 産を守るため、危機管理体制の強化を図るとともに、防災教育の充実な どにも努めてまいります。また、防犯や交通安全対策とも管理体制の一 元化を図り、安全・安心なまちづくりに努めます。 本地域において懸念されている、南海トラフ巨大地震の発生に備え、 平成25、26年度にかけてBCP業務継続計画を策定しました。大規 模災害が発生した場合でも適切な対応が可能となるよう職員に徹底して まいります。さらに、最新の地震ハザードマップを効果的に活用すると ともに、実践的な図上訓練の実施により、災害対応能力の向上を図って まいります。 併せて、町内のコンビニエンスストア7店舗にAED機器を設置して まいります。これにより、24時間、365日、AEDを使用すること が可能になり、救命率の向上はもちろんのこと、町民の皆様にとって大 きな安心を与えることができるものと考えています。なお、設置時期に ついては、5月を予定しています。 宮城県東松島市への職員派遣については、平成27年度におきまして も、引き続き1名の職員派遣を行ってまいります。 防犯対策として、総合福祉センターしいの木、南館ひまわり、北館さ ざんかの計3箇所に、6台の防犯カメラを新たに設置してまいります。 これにより、平成26年度の設置分と合わせて、町内7箇所の公共用施 設に14台の防犯カメラを設置することとなります。 防犯カメラは、犯罪の抑止を図り町民の皆様の安心感を高める上で、 非常に効果的である一方、映像の漏えい等の防止など個人のプライバシ ーの保護を確保するための十分な管理が必要です。管理運用基準に基づ き、個人のプライバシー保護に十分配慮しながら適切な運用を行ってま いります。 また、安心して暮らせるまちづくりに向け、引き続き、消費者対策に も尽力してまいります。 5 ハード面の整備として、新たな河川計画を策定するとともに、その流 水量に応じた久田良木川排水機場の能力調査を実施してまいります。併 せて、町営住宅については、町営住宅長寿命化計画に基づき、屋上防水 工事を実施します。 目標4 地球にも人にも優しい持続可能なまち 「目標4 地球にも人にも優しい持続可能なまち」です。 東日本大震災以降、再生可能エネルギーの普及は、国の中・長期的な 課題となっています。また、地球温暖化抑制のための取組は、国際的な 要請でもあります。 温室効果ガスの発生を抑制するため、防犯灯のLED化を引き続き進 めてまいります。 平成27年度は、新たに100基のナトリウム灯をLED灯に切り替 えます。平成24年度以降進めてまいりました切替えにより、来年度に は町全体の約9割の防犯灯がLED化されることになります。 また、商工会が管理する街路灯についても、新たなLED化への補助 制度を設け、取り組んでまいります。町内のおよそ100基の街路灯の 水銀灯及び看板部のLED化とともに、カバー交換、灯柱の再塗装を実 施します。 住宅用太陽光発電システム設置費用の補助についても継続して行い、 町民の地球温暖化に対する意識の向上も図ります。また、公用車の低燃 費車への切替計画に基づき、2台の公用車をより燃費の優れた車に更新 します。町業務に伴う環境への負荷を減らすとともに、日常的経費の節 減にも努めてまいります。 目標5 助け合い、支え合う健康であたたかなまち 「目標5 助け合い、支え合う健康であたたかなまち」です。 新組織として、保険課を設置します。国民健康保険、後期高齢者医療、 そして介護保険を一つの窓口に統合するとともに、保健センター、地域 包括支援センターとの連携を一層密とし、地域医療、介護予防に一体と なって取り組んでまいります。 また、これまでの福祉課福祉・少子係を福祉係と子育て支援係の2つ の係に分け、よりきめ細やかなサービスの提供に努め、本町の強みであ る、住民と行政の距離が近く、住民の顔が見えるコンパクトな行政規模 を生かしたぬくもりのあるまちづくりを進めてまいります。 保育園においては、保育室の有効活用と柔軟な保育士の配置により、 6 人口の増加傾向が続く中でも、待機児童ゼロを堅持してまいります。 また、平成27年4月から、社会福祉法人檸檬会による、総合福祉セ ンター北館さざんかの運営を開始します。民間の持つノウハウやアイデ ィアを活用し、質の高いサービスを利用者の皆様に提供するとともに、 青山保育園での土曜保育を新たに実施します。併せて、さざんか福祉コ ミュニティセンター、さざんか児童館、新栄なかよし会においても、指 定管理者による管理運営を行ってまいります。 また、臨時福祉給付金、子育て世帯臨時特例給付金については、支給 額を対象者1人、6,000円と3,000円にそれぞれ引き下げた上 で、引き続き実施してまいります。 ハード面の整備として、総合福祉センターしいの木の浴室の給湯設備 の改修工事を実施してまいります。 障がい者福祉に関しては、第4次障害者計画と第4期障害福祉計画を 策定しました。 本計画に基づき、 障がい者福祉サービスを適切に提供し、 社会的弱者の方が安心して暮らせるまちづくりを推進します。 また、寄せられた寄付金を財源として、遺児に対して高校入学祝金を 支給する制度を創設します。親と死別されたお子さんを対象に、高校入 学時の祝い金として、1人2万円を支給してまいります。 目標6 いきいきとした豊かな心を持った人を育むまち 「目標6 いきいきとした豊かな心を持った人を育むまち」です。 お子さんを取り巻く問題として、いじめや不登校があげられ、これら の対応は全国的な課題となっています。私と教育委員会との協議・調整 の場である総合教育会議の設置をはじめ、新教育制度の取組を進めてま いります。 また、施設整備の充実にも努めてまいります。 新栄小学校については、校舎西側に木造平屋造りの多目的室棟を新た に増築いたします。また、豊山中学校体育館の非構造部材耐震化工事の ための実施設計や、豊山小学校体育館の天井や照明器具、ガラス窓等非 構造部材の改修工事の耐震対策を進めてまいります。さらに、全小学校 において、トイレの改修、洋式化を進めてまいります。 学校給食については、引き続き、安全・安心な給食の提供に努め、ス テンレス釜や給食用食器等の更新を行います。また、給食センター建て 替え計画策定のための設計コンペを行います。当該コンペ案をもとに、 今後の基本設計等につなげてまいります。 社会教育センターについては、図書室のカーペットの張替えを行うほ 7 か、ホールのモニター設備の更新を行います。また、豊山スカイプール については、ロックスライダー滑走面の塗替え、プールサイドのグレー チングの交換を実施してまいります。 目標7 住民と行政がともに考え、ともにつくる信頼のまち 「目標7 住民と行政がともに考え、ともにつくる信頼のまち」です。 平成27年度は町政運営の最上位計画である第4次総合計画の後期基 本計画開始年度です。重点戦略を含め各施策に精力的に取り組むととも に、 PDCAサイクルによる適切な管理を継続して実施してまいります。 町民討議会議を引き続き開催し、町民の皆さんの幅広いご意見を伺い ます。また、町民討議会議にこれまで参加頂いた方々には、専門知識を お持ちの方や、まちづくりへの参画意欲が高い方もおみえになります。 こうした方々と公募者による、まちづくり研究会、まちづくりサポー ター制度を始めます。サポーターの方とともに、まちづくりについて討 議し、いただいた意見を実際の施策に活かしてまいります。 平成27年度に開始される社会保障・税番号制度、いわゆるマイナン バー制度についても関係するシステムの改修等、適切に対応してまいり ます。10月に個人番号の通知カード、平成28年1月に個人番号カー ドの交付を予定しております。 また、 平成27年度は、 5年に1度の国勢調査の実施年度となります。 国勢調査は、 調査員がそれぞれの世帯を訪問する方法によって行います。 調査を進める上での最大のポイントは、すべての人と世帯をもれなく、 重複なく調査することです。皆様の調査へのご協力とご理解をお願いし ます。 結びに 和太鼓の音が鳴り響く中、格納庫の扉が開くと、赤、黒、金の3色の ラインに彩られた、流線型の白い胴体が、威風堂々とその姿を現しまし た。去る10月18日のMRJロールアウト式典のことです。 思い起こせば、昭和37年8月、わが国初の国産旅客機YS-11が ここ豊山から飛び立ちました。 当時の豊山の人口は、5,000人弱。その後、本町は、豊山保育園 の新築、学校給食センターの完成、町制施行、そして新庁舎の完成と、 日本の高度経済成長期と相まって、 臨空文化都市へと発展を遂げました。 そして、半世紀後の今、MRJがまさに、ここ豊山町を飛び立とうと しています。 8 未来を見据えながら、この平成27年度を豊山町が再び大きく飛躍す る、次世代に語り継がれる歴史的転換点にしなくてはなりません。 本町は、MRJの最終組立工場が立地し、完成した民間航空機が最初 に大空を舞う、他にない大きな特徴があります。この最大の強みを活か し、機構改革や自主財源の確保、歳出の徹底的な見直しにより、あらゆ る風を大きく飛躍するための推進力に変え、第4次総合計画に掲げる町 の将来像、都市的な要素と、穏やかに暮らせる環境を併せ持った「にぎ わいとやすらぎのアーバンビレッジ」の実現を目指してまいります。 「国産旅客機の復活は私の長年の夢、三菱重工業の夢でもあり、まさ に日本の夢」三菱重工業の大宮会長は、MRJロールアウト式典で、こ う述べられました。それと同時に、 「夢だけでは事業はできない。国産旅 客機を開発、製造、販売しなければならない膨大な障壁がある」と続け られました。 少子高齢化の進行、情報化の急速な進展、防災に対する意識の高まり など、町に求められるニーズは、ますます高度化・多様化しています。 それらの課題にも歩みを止めることなく、本町の夢である「にぎわいと やすらぎのアーバンビレッジ」の実現に向けて、着実に歩みを進めてま いる所存です。 皆様のご協力とご理解をあらためてお願い申し上げ、私の平成27年 度予算についての所信の表明を、閉じさせていただきます。 ご静聴、誠にありがとうございました。 9
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