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ヤブカンゾウ
NPO 法人カンゾウを育てる会会報誌
第 6 号(2013 年 3 月発行)
広報・編集 大神國裕 和田穂積
《第 8 期(平成 24 年度)通常総会が開催されました》
2 月 24 日午後、総会はさいたまコープ上木崎店で開催され、会員 30 名(うち委任状提出 6 名)が出席しまし
た。議案(1.第 8 期事業報告 2.第 8 期会計報告および監査報告 3.定款の変更 4.第 9 期事業計画
5.第 9 期活
動予算書 6.平成 25 年度会費 7.役員の選出)は、原案通り承認されました。なお議案(3.定款の変更)におい
て
書面とともに電子メールでの表決も出来るよう定款が変更されました。
役員 10 名は任期満了となり、理事 9 名監事 2 名計 11 名が選任されました。その直後に開催された理事会で、
業務分担は次のとおり決まりました。
《新任役員職務分担》
総会後の理事会で、代表・副代表を互選し役員の担当業務を以下の通り決めました。
代表理事
業務統括・小河原茂夫、副代表理事
事業企画・小野勲、理事
行事計画・中村克己、法人運営・宗方
滋、渉外および駐車場運営・室和成、広報・大神國裕 和田穂積(新任)
、会計・宮澤雅次 仲田昭夫(新任)、 監
事
栗原忠次 齋藤和夫
《小河原茂夫代表理事就任挨拶》
平成 24 年度の活動において、会員の皆様と地域自治会の皆様には大変ご協力とご支援を
いただき厚くお礼申し上げます。おかげ様で見沼田んぼに対する関心が深まるにつれて、当
会の活動も高く評価されるようになってきました。
昨年は天候の異常もありカンゾウの開花が多少遅れましたが、確認された植物はヤブカン
ゾウ、ヒガンバナをはじめ 60 種類、なかには県指定の絶滅危惧種が 12 種類も含まれてい
ました。
特にホタルについては、3 月に大原 1 丁目子供会の手で幼虫を 100 匹放流し、5 月末には第 1 号のホタルを確
認。その後次々にホタルの舞が見られ、周辺の大人や子供たちが集まりホタルの舞を観賞しました。埼玉新聞にも
写真に入りで「浦和区内では40年ぶりのホタルの再生」と紹介されました。今年度は木崎自治協力会と協働して、
幼虫の再放流、ホタルの生育に適した外灯、観賞のための交通安全などを推進してまいります。
一昨年から管理地域の拡大により作業量がかなり多くなってきましたので、年2回の草刈を3回に増やしたいと
思っています。その節には、是非ご協力ご支援をよろしくお願い申し上げます。
《今年(平成 25 年度)の事業計画》
① カンゾウ自生地の保全と再生植物の保護
② 地域の美化・清掃と環境づくり
③ ホタル池プロジェクトの推進
④ 地域の友好団体との連携・協働体制作り
⑤ 広報活動
⑥ 駐車場事業の推進
ホタル再生
草刈イベント
ロードサポート
芝川清掃
駐車場事業
《島崎市太郎理事退任》
設立者で初代代表理事の島﨑市太郎さんは、相談役として今後も会の発展に助言をいただくことになります。
【写真上】昨年のさくら祭りで。清水さいたま市長と島崎市太郎さん
《ホタル池プロジェクト》
私たちはホタル池の環境整備や餌となるカワニナを育成、準備してきました。昨年3月、大原1丁目子供会が放
流したホタルの幼虫は、大宮台地(木崎斜面林)からの良質の湧水に恵まれたこともあり、5 月末には発光しなが
ら見沼代用水下の土手を飛び交いました。今年は木崎自治協力会の会員家族のみなさんが幼虫を放流します。
昨年は、幼虫を放流し羽化・発光までを成功させただけですが、やがて交尾・産卵・孵化・幼虫・羽化・発光・
交尾のサイクルを確立するのが本来の目的です。
(上図は北九州市建設局ホームページから拝借しました)
《3、4、5月の主な活動予定》
● 春の草刈イベント(日程が確定次第お知らせします)
● 清掃活動3月9日(土) 集合:三崎公園で 9:00 受付開始 作業時間:9:30~11:30 雨天決行
● さくら祭り(4月7日(日))