北洋新聞

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問題となっている箇所は、環状通のうち中央区を東西
に横切る南19条通区間(約1.1km)。27mに拡幅し6車線
とする計画に対し、市民団体「道路を考える会」が、右
折車線をとって5車線とするB案を作成した。従来の計
画より歩道幅が広く、自転車の通路を確保でき、冬は除
雪用スペースになるという。
計画区間のうち西13~14丁目部分にあたる山鼻第12町
平成28年1月27日(水)発行
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発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
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内会では、見直しを求める署名活動を行い、400名以上
が署名。昨年3月、他の町内会住民と合わせ3,015名ぶ
んの署名を札幌市に提出した。しかし、陳情は市議会で
審議されたものの、結論が出ず廃案。市議選後は目立っ
た動きがない。
一方、平成29年度までに終える予定の工事は、一部地
権者が用地買収に応じていない問題もあり、進んでいな
い。ただし、昨年12月、一部区間で街路灯新設工事を先
行。拡幅後に歩道端(車道側)となる部分に設置したこ
とから、現状では「歩道の中央」に設置したように見え、
歩行の妨げになる問題が浮上した。
これにメールで抗議したのが、小野征史12町内会会長。
「町内会へ事前の説明がなかった」として、市建設局の
進め方を疑問視している。小野会長へは、同局から満足
のできる回答はなく、さらに詳しい経緯を聞く予定とい
う。
同局によると、問題区間の街路灯については「市が電
気料金を負担するので問題がない」との見解。また、街
路灯工事を先行させるほうが低コストと主張した。
突然街路灯新設
環状通の沿線住民が拡幅計画の見直しを求めている問
題で、中立と見られていた町内会に異変が起きている。
第678号
|経済
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平成28年1月27日(水)
北洋新聞
新千歳空港から
ホテルへ荷物配達
JR北海道は、新千歳空港から札幌市内のホテルまで手荷物を
届けるサービスを始める。
行かずに直接観光地に行くことができることから、小樽や富良野
方面の観光地にメリットがありそうだ。また、JR車内へ荷物を
持ち込む乗客が減り、混雑解消にもつながると見られる。
サービスは、来日外国人観光客を対象とし、1月28日から2月
14日までの限定企画。空港内のJR駅に専用カウンターを設け、
ヤマト運輸が受け付ける。17時までに預けると当日中にっ札幌市
内の各ホテルに荷物が届く。カウンターは改札の外側にあるため、 一方、帰国便の乗客を対象に、航空会社のカウンターを駅など
JRに乗車しなくても利用できる。利用料金はヤマト運輸の規定 に設置する「インタウンチェックイン」については、JR北海道
となる。
では導入に消極的だ。同サービスが導入されている香港では、旅
行最終日に大きな手荷物がないことから、観光客の行動範囲が拡
このサービスを利用すると、空港に着いた観光客が、ホテルに 大している。
日銀の追加緩和
竹中氏は反対
28、29両日に開かれる日銀金融政策決定会合で検討される追加
緩和について、竹中平蔵慶応大学教授は「やる必要はない」と述
べ、参院選前に2016年度の補正予算とセットのタイミングで行う
のが理想的だとの考えを明らかにした。ブルームバーグのインタ
ビューで語った。
竹中氏は、追加緩和に反対する理由として、欧州中央銀行のド
ラギ総裁が追加緩和を示唆したことによりマーケットに落ち着き
が戻っていることを挙げた。
また、2017年4月に予定されている10%への消費増税を「延期
すべき」だと明言し、2段階で10%への増税を決めた民主党政権
について「政策そのものが間違っている」と批判。本来は、「当
面の目標を増税に置くのではなく、歳出の抑制などに置くべきだ」
と話した。竹中氏の発言は、安倍政権の政策決定に一定の影響を
与えているとの見方が有力だ。
|不動産
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平成28年1月27日(水)
北洋新聞
ニッセイ基礎研究所が不動産の実
務家を対象に行ったアンケート調査
によると、3割近くが「既に不動産
価格のピーク」と回答。今年は、不
動産価格が下落に転じる可能性が出
てきた。
調査は、1月7日から15日までメー
ルで実施。不動産仲介、不動産ファ
ンド運用などに携わる専門家111名
から回答を得た。
「東京の不動産価格のピークはい
つごろと考えるか」を聞いたところ、 消費税率の引き上げを視野に「2016 の回答も少なく、オリンピックを経
回答が分散。国内で高額の不動産取 年~2017年上期」を予想する回答と、 て東京の国際競争力が向上するとい
引が続いた一方、金融市場で世界的 国内の低金利は当面継続するとして う見方や、インフレ対応資産として
にリスク意識が高まるなか、既にピー 「2017年下期~2018年」を予想する回 長期的な不動産価格の上昇を期待す
クとする回答が3割近くに達した。
答の2つに分かれた。
る見方は限定的といえる。
一方、依然として買い手の取得意
欲は強いとして、2018年まで不動産
価格の上昇が続くとする回答が合わ
せて過半数を占めた。その中でも、
米国金利の引き上げの影響や来年の
他方、不動産価格にとってプラス
要因といえる東京オリンピックにつ
いて、実際の開催時期まで不動産価
格の上昇が続くとの見方は少なかっ
た。また、「2021年以降」(3.6%)と
不動産投資市場におけるリスクと
しては、「海外経済」が「国内景気」を
上回って最も多く、次いで、「金利」、
「地政学リスク」が続いた。テロの影
響も否定できなくなっている。
既にピークの声も
不動産価格のピーク
実務家の予想分れる
|娯楽
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平成28年1月27日(水)
北洋新聞
同シングルは、一連の騒動が明らかになった今月13
日直後の集計週にあたる先週付ではTOP200圏外から75
位に上昇。18日の出演番組における存続表明後も売上
を伸ばし、1月22日付のデイリーランキングでは1位
を獲得するなど、今週付の動向が注目を集めていた。
同シングルの週間TOP3入りは12年ぶりで、2003年の
「NHK 紅白歌合戦」で大トリの楽曲として歌われたこ
とをきっかけに、当時3週にわたって“返り咲き1位”
を記録するなど再浮上していた2004年1月26日付(2
位)以来。騒動表面化の直後からファンたちを中心に
広がりを⾒せた「購買運動」を通しての“SMAP存続への
思い”が顕著にうかがえる結果となった。
なお、SMAP関連作品のシングルTOP100入り作品数は、
先週付に引き続き全6作。アルバムランキングでも「Sm
ap Vest」が先週付の56位から上昇し17位にランクイン
している
解散回避に貢献
国民関心事にも発展した分裂・解散の危機を、メン
バー全員での存続表明により回避した人気グループ・S
MAPの「世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)」
が週間4.7万枚を売り上げ、今週発表の最新2月1日付
オリコン週間シングルランキングで3位にランクイン
した。
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