江刺保育園定款について解説 第 1 章 総則 1条 (ハ) 病後児保育に関して定款に記載する必要が無いかもしれない。 2 条 名称に変化なし 3 条 2 項が追記 地域貢献事業の実施 「法人は、地域社会に貢献する取組として、 (地域の独居高齢者、子育て世帯、経済的に困窮する者等) を支援するため、無料又は低額な料金で福祉サービスを積極的に提供するものとする。 」という条項が 加えられ、具体的にどのような事業を行うのか考えなければならない。 4 条 所在地変更なし 第 2 章 評議員 5 条 評議員の数は平成 29 年から平成 31 年まで 4 名を置き、平成 32 年以降は 7 名としたのは、小規 模法人は、3 年間は評議員 4 名で良いということによる。3 年以降は 7 名としなければならない。 6 条 評議員の選任解任について 評議員選任・解任委員会を設置すること。 評議員選任・解任委員会は監事 2 名、事務局 1 名、外部委員 2 名で構成する。 細則は理事会に於いて定める。 理事はこの委員会に参加し、決議に影響を及ぼすことは出来ないが、評議員として理事会が推薦する者 について適格者であることを説明するために理事が出席することは出来る。 評議員の決定は過半数が必要。但し 2 名の外部委員の賛成が必要である。 7 条 評議員の任期は 4 年間の最終の定期評議員会までであり、再任できる。 何らかに理由により途中で評議員が退任する場合、新しい評議員が就任するまで、評議員としての権利 義務は継続する。 8 条 評議員の報酬 江刺保育園は原則無報酬とするが、報酬を出す場合は報酬規程に定められた額 を支給できる。江刺保育園は 50,000 円を上限とする。現状は財源が無いため無償として対応したい。具 体的な財源が確保できるなら 50,000 円を上限とした報酬にしたいと考えている。 第 3 章 評議員会 9 条 評議員会は全ての評議員によって構成される。 1 10 条 評議員の権限 理事、監事の選任解任の権限 理事監事の報酬額の決定の権限 理事、監事、評議員の報酬支給基準の決定(支給規定の承認と決定) 会計書類(収支計算書、貸借対照表)の承認 定款変更の承認 残余財産の処分 基本財産の処分 社会福祉充実計画の承認 その他 11 条 評議員会の開催 毎年度 4~6 月に定例評議員会を開催する。 その他必要がある場合に開催する。 江刺保育園の場合は 5 月に開催したいと考えている。 12 条 招集 評議員会は理事長が招集する。評議員自体が理事長に開催の理由目的を示し招集を請求 できる。 13 条 決議 評議員会の決議は過半数が出席し、出席議員の過半数をもって決議する。 監事の解任、定款の変更、その他法令で定められた事柄、に関する決議は評議員数の 2/3 以上の多数が必 要である。 理事、監事の選任は評議員の過半数の出席と賛成をもって決議される。役員定数以上の推薦者が有る場 合は、順次得票数の多い順に決定する。 14 条 議事録 評議員会議事録を作成する。 議事録の署名は議長及び 2 名の議事録署名人が記名押印する。評議員会の議長選出は評議員会での互選 としたいと思うが、その件は細則として定める。 第 4 章 役員及び職員 15 条 役員の定数 理事 6 名、監事 2 名 理事の内 1 名を理事長とする。理事長以外の 1 名を業務執行理事とする。業務執行理事は法人の任意に よる。江刺保育園は業務執行理事は置かない。 16 条 役員の選任 理事、監事は評議員会の決議によって選任する。理事長、業務執行理事は理事会 の決議による。 17 条 理事の職務及び権限 理事長、業務執行理事は 3 カ月に 1 回以上自己の職務の執行状況を理事 会に報告しなければならない。 2 18 条 監事の職務及び権限 監査報告書の作成、法人の業務及び財産状況の調査をすることができる。 19 条 役員(理事、監事)の任期 2 年以内に終了する会計年度の内最終の定時評議員会の終結時まで の任期であり、再任できる。 何らかに理由により途中で役員が退任する場合、新しい役員が就任するまで、評議員としての権利義務 は継続する。 20 条 役員の解任 評議員会の決議によって解任する。 職務の義務違反、職務怠慢、心身の故障、職務執行に支障がある場合 21 条 役員報酬 22 条 職員 評議員会において定める規程による。 職員とは施設長であり、理事会に於いて選任、解任する。その他の職員は理事長が任免 する。 第 5 章 理事会 23 条 構成 24 条 権限 法人の業務執行の決定、理事の職務の執行の監督、理事長及び業務執行理事の選定及び 解職 25 条 招集 理事長が招集、理事長が欠けた場合各理事が招集できる。 26 条 決議 過半数の出席があり、その出席理事の過半数で決議する。 あらかじめ理事全員が書面等により同意の意志表示をしたとき、理事会の決議があったものとみなすこ とができる。 27 条 議事録 議事録を作成する。議事録の署名は出席した理事、監事が記名押印する。又は出席し た理事長、監事 2 名が記名押印としても良い。となっているので江刺保育園は後者とする。 第 6 章 資産及び会計 28 条 資産の区分 運用財産をその他財産と読み替え 29 条 基本財産の処分 基本財産の処分、担保に供する場合理事会、評議員会の承認が必要。 30 条 資産の管理 31 条 事業計画及び収支予算 事業計画、収支予算書、資金調達及び設備投資飲み込みについて理事 3 会の決議を受けなければならない。変更も同様であり、一般の閲覧に供するものとする。 32 条 事業報告及び決算 事業報告及び決算は毎年の会計年度終了後、理事長が作成し監事の監査を 受け理事会の承認を受けなければならない。 (1) 事業報告書 (2) 事業報告の附属明細書 (3) 貸借対照表 (4) 収支計算書(資金収支、事業活動) (5) 貸借対照表及び収支計算書(資金収支、事業活動)の附属明細書 (6) 財産目録 1 号、3 号、4 号の書類については定時の評議員会に提示報告し承認を得なければならない。 以下の書類を 5 年間一般の閲覧に供しなければらなない。 (1) 事業報告書、(2) 事業報告の附属明細書、(3) 貸借対照表、(4) 収支計算書(資金収支、事業活 動) 、(5) 貸借対照表及び収支計算書(資金収支、事業活動)の附属明細書、(6) 財産目録 上記の書類の他に(1) 監査報告書、(2) 理事、監事、評議員の名簿、(3) 理事、監事、評議員の報酬 規程、(4) 事業の概要を記載した書類 33 条 会計年度、34 条 会計処理の基準、35 条 臨機の措置、 旧定款と同様 第 7 章 解散 36 条 解散 旧定款と同様 37 条 残余財産の帰属 評議員会の決議を得て、社会福祉法人、社会福祉事業を行う学校法人及び公 益財団法人のうちから選出されたものに帰属する。 第 8 章 定款の変更 38 条 定款の変更 評議員会の承認を得て奥州市の認可を受けなければならない。 第 9 章 広告の方向 39 条 広告の方法 40 条 施行細則 官報、新聞又は電子公告に掲載する。 細則は理事会に於いて定める。 4
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