2 社会保険診療報酬支払基金定款の 一部改正について (理事長特任補佐の設置等について) 3 【設置理由】 支払基金改革を進めるにあたり、更なる「業務の見える化」・「エビ デンスベースでの議論」という手法を通じて、業務の見直しに着手す ることが必要である。具体的には、今後も、業務の取組み状況や成 果・目標などを可能な限り客観的な指標等で評価・設定した上で、 それに基づく根拠のある取組みを進めて行くことが必要。 また、実際に支払基金全般にわたる業務の効率化等を円滑に 進めていくためには、今般の支払基金改革の一連の取組み全般に 精通し、横断的な判断が可能な権限を持つ者が、組織を通覧した上 で、厚生労働省等との調整を担うことが必要。 次の要件を満たす者を理事長特任補佐として設置。 ① 定量分析の知見を有する者 ② 支払基金の組織全般の見直しに係る実務的な総括を担える者 4 【選定要件及び選定方法】 ① 定量分析の知見・実績を有する者 人材を幅広く確保する観点から、公募を行う。 ② 支払基金の組織全般の見直しに係る実務的な総括を担える者 支払基金の改革全般に精通し、組織横断的な判断・調整を行う には、内部からの登用が適当であることから、審議役のうちから理 事長が指名する。 【設置期間】 支払基金の改革に関連し、支払基金法の改正法案が平成30年の 通常国会へ提出予定であることを踏まえ、概ね2年間とする。 5 【定款の変更】 支払基金が当面する特に重要な課題について理事長を補佐させるた め、期間を限定して「理事長特任補佐」のポストを新設する旨追加する。 (参考)社会保険診療報酬支払基金定款 (定款の変更) 第42条 この定款を変更しようとするときは、厚生労働大臣の認可を受けなければなら ない。 【社会保険診療報酬支払基金定款の変更(案)】 定款に、次の規定を追加する。 附則 第8条 この基金に、平成30年度までの間、理事長特任補佐2人以内を置くことができる。 2 理事長特任補佐の選任及び解任は、理事会の議決を経て理事長がこれを行う。 3 理事長特任補佐は、この基金の特に重要な課題について、理事長の命を受け理事長を補佐する。 4 理事会は、理事長特任補佐に対し、理事会への出席を求め、意見を聴くことができる。 5 理事長特任補佐及びその職にあった者は、その職務に関して知り得た秘密を故なく漏らしては ならない。 6
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